介護離職からのおひとり様快適生活

定年まで数年を残して介護離職したのち、父を自宅で看取り、その二年後に母も天国へ。風の時代の上昇気流に乗りながら、日々の暮らしでの気づきと心象風景を綴っています。

2022年07月

あるいは隠者となり、あるいは狂者となり



僕自身も、

自分の中に凶暴な部分があることは、

自覚しています。


それが暴発しないのは、

今は、

静かに生きているから。


因縁果という言葉があります。

因があって、縁があって、果がある、と。


山上容疑者に同情する気持ちは皆無ですが、

誰であったとしても、

あのようになり得るよすがはある、と。


それを、自覚することの大切さ。


彼には、世を達観し、隠者となる道も、

あるいはあったのかもしれませんが、

彼は狂者となり、

銃を持つことで、強者となりました。

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むろん、瞬間的な強者ではありますが。


ただ、彼の行動が、

政治の流れを変えました。


影響力、という点では、

無名の人から、歴史に残る人と、

なったのです。


模倣犯が出ないことを、

祈るばかりです。 


統一教会について、

ざっくりと概略を理解する、

短い動画を貼り付けておきます。


タコのような顔をしているのは、宗教学者の島田氏。



カルト界隈では、それなりに有名人です。





統一教会での体験から安倍さんの事件を考える③



安倍さんを襲った男が単独犯なのか、

背後に何者かがいるのかは、

今後の捜査に任せるとして、

男の狙った相手がよりによって、

安倍元総理であっただけに、

カルト問題の根の深さが、

いやがうえにも世間に晒されることとなりました。


世界救世教、統一教会、幸福の科学、と、

僕個人だけでも、それだけの団体を経験し、

今はまったくどこの組織にも帰依しておらず、

それでいて、神への信仰心は、

今のほうがあるという事実。


生き神様や組織、への帰依ではなく、

宇宙法則としての神への帰依、が、僕の信仰です。


さて、僕自身も、統一教会の教会長から、

実家の売却を打診されたことがあります。


当時の僕は、原理に心酔し、

文鮮明を再臨主として疑うことのない立場でしたから、

先祖がどうのこうのと脅されるようなことはなく、

み旨成就のために必要だからとの強い説得をされたのです。


しかし、父母の住む家を売るということは、

その後、親はどこに住んだらいいのですか、と訊くと、

坂田ホームチャーチに居候すればよい、と言われました。


坂田ホームチャーチとは、

祝福家庭が自宅を開放している家の教会で、

板橋区の大山にありました。


教会長は僕の熱心な信仰心にかけて、

無理なお願いをしてきたのです。


僕は、苦しみました。

確かに、お父様の気持ちにはこたえたいが、

しかし、実の親の家を売るということは、

親を説得する必要があります。


僕の親は、びっくりするほど、僕に寛容であり、

僕の言うことは大半は受け入れてくれました。

しかしさすがに、家を売るということは、

これまでの要求とはレベルが一段も二段も上です。


結果から言うと、実家の売却の話は消えました。

僕自身が、それだけはできない、と思ったのです。

教会長も、それ以上の説得はありませんでした。


すでに僕は、父を説得して、

父の退職金のほぼすべて、

1000万円近い金額を献金させていたのです。


もうそれ以上のことを、

親にさせるわけには行かない、

との思いが勝りました。


そのときの僕の苦しみ、

自分は、天情よりも人情を取ってしまったとの思いは、

しばらくは消えませんでした。


天情とは、統一教会の造語で、

天の情に立つということ。

これは、人情よりも、上位概念です。


親孝行は人情、

神のため、

まことのお父様のために尽くすのが天情、です。


統一教会時代は、

そのような葛藤の連続。

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そして肉体は、

慢性的な睡眠不足から、

いつも疲れていて、

まともな判断力が低下していました。


山上容疑者が安倍さんを狙うに至ったのには、

違和感がありすぎますが、

彼の感情を類推すると、

すべての不幸の原点に統一教会があり、

そこに大きく関わっていたと思い込んだ安倍さんを憎むことでしか、

彼は生きてこれなかったのかもしれません。


最初は、教団の人間、そして、安倍さんへと、

憎む対象に飛躍があるものの、

彼を活かし続けていたのは、他者への憎しみ。


憎しみからは何も生まれないどころか、

新たな悲劇を誘発します。


しかし、世の中には、

憎み続けることで、

かろうじて命をつないでいる人たちが、

一定数いるような気がしてなりません。



 

豪雨と川の増水とアルバイト



月の半ば前半の数日は、請負アルバイトがあるのですが、

請負業務は、すべてが自己責任。

自分の軽自動車を持ち出しで、使っています。


先月は、検針中に犬に飛び掛かられ、

噛まれはしませんでしたが、よけた時に擁壁に激突。

検針用の機械、ハンディーを落とすわけには行かず、

無理な態勢で倒れ込んだ次第。


内出血と外傷を負いましたが、

医者には行きませんでした。


労災保険があるわけではなく、それも自己責任。

その程度の傷で医者に行っていたのでは、

ローコスト生活は、維持できません。


で、一昨日の集中豪雨の影響で、

一日経った昨日も、

川は増水していました。

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激しい雨に打たれると、

検針票も濡れて破れて無駄になるし、

思うに任せないことも、しばしば。

 
質素な生活の中に、

根を張って、

生きています。




統一教会での体験から安倍さんの事件を考えるの続き



昨日は、請負アルバイトの現場が鳩山町。

夕方、おそろしいほどの豪雨の中で立ち止まる。

また、自治会の活動もあり、なかなかに大変な日でした。


夜には、僕の住む町でも、一時間に120ミリの猛烈な雨が。

警戒レベル4以上に相当する状況で、

スマホの警戒アラームが断続的に何度もなる、と。


まあ、昨日の僕のことは、そのくらいにしておいて、

安倍さんの葬儀の様子を夜、テレビで見て、

徳の高い政治家であったと、改めて思いました。

本当に日本が大好きで、

日本を思う気持ちが強かった、と。


さて、今日は、前回の記事からの続きです。


自民党というのは、右寄りから左寄りまで、

実に多様な議員の巣窟。

素晴らしい議員もいる一方、

クソのような議員がいるのも事実。


記憶に新しいところでは、18歳の女子大生に酒を飲ませ、

ホテルに連れ込んで淫行に耽った吉川議員などがいます。


そんなスケベ議員のところに、

美形の若い女性信者が、

ボランティアとして教団から送り込まれたら、

だいたいどうなるかは想像に難くないでしょう。


スケベなうえに頭も悪い、人間性もひどい議員であれば、

その女性信者の献身的な働きを見て、

とんでもない勘違いをすることもあり得ます。


これを、送り込まれた信者の立場から見ると、

どんなダメ議員であっても、

彼女はそこに、まことのお父様、を見ているのです。


つまり、幻を見ているということ。


そのように洗脳されていますからね。

これを、教団では、ハベル、と言います。

侍るという字ですね。


お父様だと思って尽くしてきなさい。

そうアベルから言われ、

送り込まれた女性信者の献身的仕事に、

感動する政治家は多かったようです。


大半の政治家は、感謝こそすれ、

そうした女性に手を出そうとは思わないものです。

お宅の教団には、本当に素晴らしい若者が多い、

とのお褒めの言葉を僕も何度も聴かされました。


念のため、誤解なきように付け加えておきますが、

政治家のところにボランティアに行くのは、

女性信者だけではありません。

数としては、男性信者のほうが多かったと記憶しています。


政治家からすれば、一円のお金も使わずに、

手弁当で駆けつけて応援してくれる若者が、

いずれも礼儀正しく、

徹底的に尽くしてくれるわけですから、

喜ぶのは当たり前です。


その必然として、

こんなに素晴らしい若者が学んでいる組織であれば、

悪い団体ではない、どころか、素晴らしい教えである、

と思うようになります。


つまり、教団も政治家も、winwinの関係にあるわけで、

それをつないでいるのが、

洗脳された純粋な若者たち、なわけです。

特に僕が当時所属していた第9地区は、北区赤羽にあり、

東北出身の若者が多く、素朴な人が多かったです。


岸田総理の側近に、木原議員というのがいますが、

たとえば、あんなワルのところに、

そうした純粋な女性信者が、

ボランティアに行ったらどうなるか、

想像しただけで、吐き気がしてきます。


岸田さん自身は真面目な人だと思いますが、

得てして真面目で権力のある人の近くには、

悪党議員が近づく傾向がありますね。


まあ、こんなことを話していると先に進まないので、

視点を変えて、

統一教会の若者たちの気持ちを代弁すると、

自分が捨て石になってでもみ旨を成就したい、です。

み旨とは、再臨主である文鮮明、

まことのお父様の目指す理想世界実現、です。

信者の若者が、

共通して目指しているのは、そこ、なのです。


だから、どんなに理不尽なことを言われ、

されても、耐え忍びます。


女性は結婚するまでは純潔を守り、

お父様が決めた相手と結婚する、

合同結婚式に出るのが、まずは最初の目標。


その過程でセクハラを受ける、

女性の気持ちを考えると、

いたたまれなくなります。

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自分はお父様のみ旨実現のための手足となって、今ここにいる、

しかし、その相手から、いやらしいことをされている、

この矛盾に晒されます。


それに耐えきれずに精神を病んだ姉妹もいるし、

アベルに泣きついて、

もう行きたくないと叫んだ姉妹もいました。

あまりにひどい場合は、配置換えもありました。


アベルにはその上のアベルがおり、

ホウレンソウが徹底されていましたから、

ああ、ホウレンソウというのは、報告連絡相談の略で、

すべてアベルの言いなり、です。


端的に言うと、政治家から見ても、教団から見ても、

信者は使い勝手の良いコマにすぎません。

洗脳された人間は、操り人形です。

権力者の思うままに操られるだけ。


今回も長くなってしまいましたので、この続きは次回とします。

人間は、痛みには慣れることもできますが、



悲しみは、止まりません。 



統一教会での体験から安倍さんの事件を考える



二つ前の記事で、僕は、

安倍さんを襲った男が恨みを持っていた団体は統一教会ではないか、

と書いたのですが、どうやら、そのようです。 


今日は、

僕が統一教会に洗脳されていた時の体験を思い出しながら、

推察してみます。


もう、40年近く前のこと、

二十代で統一教会に洗脳された僕は、

責任分担としては、伝道部門が主でした。

伝道機動隊、ビデオセンターのトーカーが、主な仕事。


統一教会を大雑把に説明すると、

伝道、店舗、勝共、に分かれます。

店舗は、主に、霊感商法をする責任分担。

洗脳が狡猾なのは、どの分野の兄弟姉妹も、

自分たちは、神の代身だと信じ切って、

み旨を遂行しているところ。


なので、たとえば、店舗の姉妹も、

霊感商法などとは思っておらず、

万物復帰という摂理を遂行しているつもりなのです。

だから、純粋に、

結果的には人を騙す行為も、できてしまうのですね。


さて、この調子で説明していると長くなので、本題に入ります。


政治家とかかわりがあるのは、勝共の、兄弟姉妹。

勝共とは、共産主義に勝つ、という意味。

で、自民党を応援していて、手弁当で、

代議士の秘書やボランティアを無料奉仕でやります。


その際には、アベル(上司)から、

どんなボンクラ議員でも、

その人をお父様だと思って仕えなさい、と指導されます。

お父様、とは、文鮮明のこと。

文鮮明夫婦を、信者は、

まことの御父母様、と慕っていました。


勝共に配属された兄弟姉妹は、

大半は二十代の純粋な若者たち。

また、女性信者であれば、

意図的に容姿の綺麗な姉妹が配属されます。

そのほうが、

自民党の議員が喜ぶのを、

上は知っているからでしょう。


一方、自民党の議員の側からすれば、

統一教会と仲良くなっていれば、

若いボランティアの若者が、

無償で献身的に手伝ってくれるわけ、です。


若者たちは、お父様(文鮮明)に奉仕する気持ちで、

手を抜きませんから、自民党の議員は大喜び。


さらに言えば、

どんなことがあっても我慢しなさいと刷り込まれていますから、

美人系のボランティアスタッフは、

セクハラもされていたと聞きます。

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勿論、信者にとって、セックスはタブーですから、

一線を超えることは、なかったと思いますが、

お尻を触られるくらいは日常的に行わていたようです。


僕が在籍していた1980年代は、

ニカラグアに武器供与までしていた団体ですからね。

スティンガーという武器の話を、

教会長が得意になって話していたのを覚えています。


日本の兄弟姉妹が寝る間も惜しんで活動してねん出したお金は、

すべて、アメリカに住む文鮮明に送られていました。

毎月、100億の金を集めろ、が、至上命令。

当時二十代だった僕の睡眠時間は、4時間未満。


話が横にそれました。

本題に、戻ります。


安倍さんは、あまりエッチな感じはしませんが、

政治家の中には女好きも多く、

統一教会から派遣される美人スタッフを、

楽しみにしている議員もいると聞いたことがあります。

中には、議員に犯されそうになった姉妹もおり、

それでも、アベルに説得されて、耐えていました。


まだまだ言いたいことはたくさんありますが、

長くなったので、

この続きは次回とします。



今月も無事に住宅ローンを払うことができました



毎月、月末が、住宅ローンの支払い日。

忘れることのないように、

遅くも月の半ばまでには、

入金するようにしています。


先日も、無事、武蔵野銀行の口座に、

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7万円を入金することができました。


実際の支払額は6万円台後半。

なので、毎月、4000円ほどが余る計算。

その余った4000円が、一年半後には、

支払い一回分となり、その月は、入金をせずに済みます。


アルバイトと、株の売却などで、細々と返済してきましたが、

6月からは、特別支給分の年金が月5万円ほど入るようになり、

生活は楽になりました。


楽になったと言っても、

同世代の人から見たら、

どこが楽なんだ、と言われそうですが、

月の生活費は6万円ほど、

そして住宅ローンが6万円台ということで、

13万円ほどで、やりくりしています。


アルバイトは今、二つ掛け持ちしていますが、

近々、3つ目の勤務が始まる予定。


これが日常生活に組み込まれれば、

トリプルワークとなり、

年金と合わせれば、12万円ほどになり、

取り崩し分は1万円で済みます。


このような綱渡りの生活が69歳まで続きますが、

その理由は、65歳での年金を、

半分だけ繰り下げしようと思っているから。


なので、今貰っている特別支給の、

厚生年金部分のみを、貰い続ける予定。

そして、基礎年金部分は我慢してもらわずに、

繰り下げることで、

長生きリスクに対応しようと、

思っています。


年金については、

また、今度、改めて、

詳しく、書くことにします。


 

漠とした不安の時代の生き方



安倍元総理が射殺されました。

ちょうど昨日はいくつかの用事を済ませ午後3時ごろに帰宅。

エアコンをつけると同時にテレビをオンにすると、

安倍元総理に関する報道が。


犯行を犯した男が、

ある団体についてうらみがあるとかで、

真っ先に頭に浮かんだのが統一教会。

まだ、事の真偽ははっきりしませんが、

統一教会内に勝共連合という組織があり、

僕が洗脳されていた20代の頃は、

自民党との太いパイプを自慢していました。


安倍元総理の冥福を祈ると思に、

この時代の生きづらさについて少しだけ。


この数年を見ても、

期待していた東京オリンピックは盛り上がりに欠け、

コロナの終息はまだ見通せず、

30年も横ばい、もしくは下がり気味の年収、

人口減少、社会保障費の際限のない増大、

世間に恨みを晴らそうとする無敵の人の増加、などなど、

不安材料は枚挙にいとまがない状況。


この調子で話すと長くなりそうなので、

結論から行きましょう。


達観、しかないと思います。


安倍元総理の悲劇を他人事とはせず、

誰にでも起こり得ることと思うこと。

現に宮城県でしたか、女子中学生が通り魔に襲われ、

襲った犯人は誰でも良かったと言っているとか。

つまり、自分だけは例外、と思うこと自体が危険。

別に有名人だけが襲われるわけでもありません。


あるいはまた、京都アニメの例を持ち出すまでもなく、

根拠のない思い込みによる逆恨みもあります。

事程左様に理不尽があふれているのが、この世、というもの。

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だからこそ、

そうした理不尽な世界に生きる不自由さを自覚して、

いつ死ぬかなどわからない覚悟で、今日に向かうこと。


そうすれば、今日が、貴重に思えてきませんか。

そして、やりたいことは、先延ばしにしないこと。


人生は、

やりたいことを先延ばしにするほど、

長くはありません。



 

老後に始めた趣味は長続きせず投資は失敗する



所謂付け焼刃という奴で、

老後になってから暇だからと言って始めた趣味は、

大概長続きしません。

また、お金が不安だからと、投資を始めても、

大概は失敗します。


それは、いずれも、借り物、だから。

つまり、自分のものになっていないのですよ。

メッキが、ポロっと、剝がれるようなもの。


なので、趣味のない人は、無趣味のまま過ごせばいいし、

投資を勧められても預貯金一択で堅実に生きたほうがいい、と。


下手に色気を出すと、ろくなことにはなりません。


その点、節約ならば、誰にでもできます。


まあ、これも例外はあり、

浪費家には、できませんけどね。


ただ、人生の晩年で大事を成し遂げた、

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伊能忠敬のような人もいるので、

例外は、あります。

 
ただ彼は、長年志を持ち続けての開花なので、

付け焼刃ではありませんが。


晩年はなるべく欲を減らしながら、

静かにしているのが、



安全な道です。



「夫の定年退職」を待って離婚する妻に座布団一枚



妻の気持ちに鈍感な夫が辿る老後は、みじめなもの。

俺が食わせているんだなどの昭和的思考で、

妻を虐げていると、定年後にえらい目に合うよ、という話。


以下は、年金分割の記事からの一部抜粋。

合意分割では、平成19年4月1日以降に離婚した場合に、婚姻期間中の厚生年金記録を双方合意の上で上限の50%まで按分(あんぶん)できます。例えば、分割前は80%対20%だった按分割合を、50%対50%へ変更することも可能です。

3号分割では、平成20年5月1日以降に離婚した場合に、第3号被保険者の請求によって配偶者の厚生年金記録を2分の1に分割して按分できます。ただし、請求できるのは、平成20年4月1日以降の婚姻期間中における第3号被保険者期間の厚生年金記録だけです。合意分割と違って、双方の合意は必要ありません。


うーん、 合意分割がダメでも、3号分割があるので、

しっかりと計画してきた妻であれば、大丈夫。

大変なのは、夫のほう。


会社人間だった夫は、家事もダメでしょうし、

地域に繋がりもなく、

友人関係も、

会社勤めを辞めると同時に希薄になるもの。


妻に愛想をつかされ、子供からも疎まれ、

会社人間だったので、会社を離れての友人もなく、

友人だと思っていた同僚は単に利害から付き合っていただけで、

老後のお金も年金分割で少なくなる、と。


老後のお金も削られたこの種の男は、実に惨めなもの。

妻を大事にしなかった報いは、大きいのですよ。


そう言えば、吉田修一のデビュー作、

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最後の息子に出てきた父親も、そんなタイプでした。


威張ってばかりいて、家事もできない男は、

速攻、ゴミ箱行きですよ。





老人ホーム入居中に貯金が底をついた90歳女性



僕は、自宅で死ぬと決めています。

まあ、決めるのは自由なんですが、

その通りになるかどうかは運次第。


でも、まずは、自分で決めないとね。


女性は、男よりも長生きリスクがあり、

それがネックになることも、

今日は、そんな話を紹介します。

以下は、プレジデントオンラインからの一部抜粋。


武藤喜久子さん(仮名/78歳)が私のもとに相談に来たのも、まさに「寿命」が原因でした。

彼女には老人ホームに暮らす姉の畠中富さん(仮名/95歳)がいるのですが、そのお姉さんの寿命を読み違えてしまったことで、老人ホームの資金がショートしてしまったのです。

富さんが老人ホームに入ったのは80歳の時のこと。施設の一時金は400万円で、月額料金は30万円。一時金が抑えられているかわりに月額料金が高めに設定されている、高級な部類の老人ホームでした。

富さんのお金は、毎月の年金7万円と2500万円の貯金。当然、年金だけでは老人ホームの月額料金をまかなえないので、残りの23万円を貯金から切り崩して支払っていくことを決め、施設側の審査も無事に通って入居となりました。

しかしその10年後、富さんが90歳の段階で貯金が底をついてしまったのです。

なぜこんなことが起きたのか? そう、答えは「寿命」です。

妹の喜久子さんも富さん自身も、「人生は85歳くらいまでだろう」と予想していました。そして最期くらいはゆったりと気に入った空間で過ごしたい、過ごさせてあげたいという気持ちから、姉妹で話し合い、少し値の張るこの老人ホームへの入居を決めたのです。

この問題、結論から先にお話しすると、富さんは生活保護を申請し、前よりもだいぶグレードの落ちる、月10万円(居住費のほか、食費、日常生活費など込み)の老人ホームへ移ることになりました。

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うーん、 2500万円の貯金も、

長生きリスクには足りなかったわけで。

でも、日本国には、生活保護という最後の砦がある、と。


考えようによっては、95歳まで優雅に暮らせたのですから、

あとはおまけと思って、

心穏やかに生きれば良いのではないでしょうか。


さて、僕が自宅で死ねるかどうかも、健康次第。

無理をしない日常を、心がけています。




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