介護離職からのおひとり様快適生活

定年まで数年を残して介護離職したのち、父を自宅で看取り、その二年後に母も天国へ。風の時代の上昇気流に乗りながら、日々の暮らしでの気づきと心象風景を綴っています。

2022年07月

赤木さんの時も今回も黒塗りで闇に葬られるのか



以前にも取り上げたことのある、赤木さんの死。

赤木さんの奥さんは、ただ、真実が知りたいだけ。

それでも、強引に幕引きをしようとする権力側。


統一教会の名称変更に関して開示された決裁文書は、黒塗り。 

あれ、黒塗りって、前にもあったよなあ、と。

とにかく、都合の悪いことは黒く塗りつぶして、見せない、と。


以下は、岸信夫防衛相の発言。


岸防衛相は26日の記者会見で、過去の選挙の際に旧統一教会に所属する人物から支援を受けたことを明らかにしていたが、さらに29日の記者会見では、教団がかつて霊感商法や献金強要などで社会問題化したことを認識していたと明らかにした。

ひろゆき氏は「統一教会が、霊感商法や献金強要被害などの問題が指摘された団体だということは認識したまま、選挙の手伝いをさせていた岸信夫防衛相」と言及。「『反社とわかっていたけど付き合いをしていました。』ってのは実社会だとアウトなんですが」と、反社会的勢力との交際にたとえ、「上級国民だと許されるんですか?」と皮肉を込めた。

岸防衛相の発言には、ほかにも各方面から批判の声が噴出。ジャーナリストの江川紹子氏は「被害者がいるのを知りつつ支援を受けた、と。正直なのか、開き直りか…。どちらにしても、こういう方が大臣とか国会議員とかって、ダメでしょ」と批判した。


おいおい、何言ってんだ、って話。

多くの国民を苦しめた統一教会の悪事を知っていて支援を受けたと、

本人が言っているので、もはや何の言い逃れもできません



まあ、この岸さんなどは人が良いほうで、

正直で人柄は悪くないですが、

ボンボンの所為か、脇が甘いです。


ワルの議員は他にいて、

もっと気の利いた弁明をするでしょうが、

いずれにせよ、アウトはアウト


名称変更に関しては、下村が暗躍していて、

こいつはタヌキオヤジで、とぼけ倒す役者タイプ。

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もう、膿は、出し切って欲しいです。


ほんと、矢沢でも聴かなきゃ、

やってられませんよ。


黒く塗りつぶした決裁文書を、



開示せよ。




カルトとブラック企業は人生の時間を喰い尽くす



僕自身は安倍総理を高く評価していて、

過去記事でも安倍政権を採点するとすると何点になるか、

みたいな記事を書いていましたが、

おじいさんの岸総理の代から関係のある統一教会のことだけは、

残念に思っていました。


ここで、因果の理法を持ち出すのはつらいのですが、

安倍さんの不幸な死は、ある種の必然性を感じます。


僕は、自分の二十代の頃の体験をもとに、

これまでいくつかの統一教会関連の記事を書いてきましたが、

二世の問題についてはほとんど知りませんでした。


二世たちは、

生まれながらに原罪がないとされていますが、

その実情はかなり悲惨なようです。


以下は、ポストセブンの記事からの抜粋。

 両親が現在も旧統一教会信者だという“宗教2世”で、自身は教会と18歳のときに関係を絶ったという20代後半の女性は、取材に対し「事件を起こした山上容疑者は到底擁護できませんが、自分の中にも『統一教会が不幸の元凶だ』と考えてしまうところはある」と明かす。彼女によれば、「家庭は生まれたときから貧乏で、お小遣いは1円もなかった」という。

「うちは両親が合同結婚式で結婚し、私を含め5人の兄弟がいました。毎朝教祖様の写真に『よろしくお願いします』とお祈りし、毎週日曜日には家族揃って教会に行く典型的な信者の家庭で、『おまえたちは祝福された神の子だ』といつも言われていた。幼稚園のころから『ウチは他の家とは違うんだ』という感覚を漠然と持っていましたが、両親ともに優しくて、無意識のうちに自分を押し殺して『お母さんの期待に応えたい』と思っていました。

 辛かったのは、ただただお金がなかったこと。両親にはお小遣いをもらったことが一切なく、親戚からもらったお年玉まで『メシア様に返すんだよ』と没収されました。服や下着も、兄弟や他の信者のボロボロのおさがりを着させられて、それが原因で学校では兄弟もろともいじめられた。集団登校には『くさいから来るな』と言われて参加できず、お金がないから遊びにも行けません。両親は学校の校長先生に『お金がないからなんとか制服をもらえないか』と何度も交渉していました」

高校入学後に始めたコンビニのアルバイトで稼いだお金も、全額両親に渡していたという。

「そもそも社会勉強のためにと始めたアルバイトで、自分のお金が得られるとも思わず全て母親に渡していましたが、ある給料日の夕方、『今大変な時期だから、すぐにお金が欲しい』と母親が直接店に取りに来たことがありました。『必ず返すから』と言われましたが、給料日を知っていたこと自体恐ろしかったし、周りの人も驚いていて本当に恥ずかしかった。その後、隠れて口座に貯めていたお金も知らぬ間に引き落とされていて、母親を信頼できなくなってしまった」

 高校を卒業した18歳のタイミングで教会に行かなくなり、家族にも脱会の旨を伝えたというが、その後も苦しみは続いている。

「私の他の兄弟はまだ全員入信している状態で、家族の誰ともわかりあえないというのは本当に不幸だと感じます。母親も年をとり、『なぜお金を渡さないといけなかったのか』と問うても『あの時は本当に申し訳なかった』と繰り返すのですが、脱会の気配はありません。私も対人恐怖症を患い、“親ガチャ”という言葉がつらく胸に突き刺さったままです」



オウムや法の華もひどかったですが、

ここまで人権を蹂躙する宗教団体を、

僕は他に知りません。


太字の部分、

『今大変な時期だから、すぐにお金が欲しい』は、

カルトの常とう手段。

今がいかに大変な時期かを強調し、

時の重要性を訴えて、

活動を煽ります。


僕が在籍していたわずか2年の間でさえ、

何度、今勝利しなければ日本が滅びると、

脅かされたことでしょう。


擂れた人間であれば、ああ、また言ってるな、

で済む話ですが、

まじめな信者こそ、煽りに乗って突っ走ります。


泣き喚く赤ん坊を柱に縛り付けてみ旨に邁進した話が、

美談として語られるのを、何度も聴きました。

自己犠牲をして活動することが美談であり、

お父様は自分たちとは比べ物にならないほどの苦労をされていると、

思い込んで涙するという日常。


つまり、情を、掴み取られていて、

僕が、いくつか前の記事で、

泣きながら生きていたあの頃、という、

いささか大袈裟にも見えるタイトルの記事を書いたときも、

本当に、泣かない日はないくらい、連日、

情を、揺さぶられていたのです。


まあ、それゆえ、僕の場合は、

早々に燃え尽きてしまったのですが。

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僕は、ここで問いたいのです。

あなたの人生において最も大切なものは何ですか?と。

それは、あなたの時間、です。


人生は、死に向かって砂時計が落ちていくようなもの。

その、落ちていく砂の一粒一粒が大事。


その大事な時間という宝ものを、

カルトやブラック企業に奪われては、

いけないのです。 




統一教会と比べて幸福の科学には洗脳はなかった



僕は、統一教会と幸福の科学の両方の信者だった経験から、

少し、述べさせていただきます。


カルト研究の先進国フランスでは、

カルトのことを、セクト、と呼んでいます。


フランスの、セクトに関する議会委員会が指定した、

日本に関係するカルト宗教は以下の通り。


世界基督教統一神霊協会 (Association pour l'unification du christianisme mondial)

霊友会

神慈秀明会フランス (Shinji Shumeikai France)

創価学会インタナショナル・フランス (Soka Gakkai internationale France)

崇教真光 (Sukyo Mahikari - Lumière de vérité)

幸福の科学 (Kofuku no kagaku (institut pour la recherche du bonheur de l'homme))

イエス之御霊教会 (Iesu no mitama kyokai (Eglise du Saint Esprit de Jésus))


以上が、カルト宗教だとして注意を促している団体になります。

僕が違和感を覚えるのは、

上記よりもカルト性の強い親鸞会や顕正会の記載がないこと。


考えられるのは、それらは、団体が小さすぎて、

視野に入っていないからだと思われます。 


以前は、オウム真理教の名もありましたが、

現在は解散しているので、削除されています。

オウムの後継団体アレフなども、親鸞会などと同様に、

組織規模が小さすぎて問題外とされているのでしょう。


また、日本でも活発に活動しているエホバの証人や、

宇宙人が人類を作ったと主張するラエリアンムーブメントなどは、

日本との関連性は少ないため、割愛しました。


さて、これは僕の体験を通しての感想ですが、

幸福の科学には、洗脳はなかったように思います。

教祖の大川隆法氏自身が、

「当団体の本以外にも良いものがあれば読むように」

と言っていましたし、

むしろ、当教団より優れた教えがあるならば、

そちらに行ってくださいみたいな発言をしています。


また、献金を強要されたことも、一度もありません。

幸福の科学においては、献金、ではなく、お布施、ですが、

お布施の強要などは皆無でした。


会費に代わるものとして植福の会というのがあり、

一口1000円から、何口でも、

自分で決めてお布施するというスタイル。

僕も、一口1000円のときもあったし、

10口で1万円のときもあったし、

それは自分で決めていました。


さらに言えば、ゼロ口、と言うか、

お布施そのものをしない月もありましたからね。


研修や講演会も、洗脳的なものはありません。

あえて言えば、研修の最後に伝道を頑張りましょうと、促される程度。

統一教会に比べれば、きわめて天国的で、自由でした。


ただ、会員の中には、過剰なまでに熱心な人たちがおり、

そうした人たちの一部が同じ会員を裁く、と言うか、

活動やお布施を強く勧める、みたいなことはありました。


それは会の方針というより、熱烈会員の暴走というレベル。

また、支部長も、目標達成のために、

そうした会員の行き過ぎた言動を、

黙認していた部分もあったように思います。


政権に深く入り込んだ狡猾な統一教会とは違い、

不器用なまでに持論を展開した幸福実現党も、

狡さは、まったくありません。


僕などは、

もっとうまくやればいいのに、と、

歯がゆく思ったほどです。

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カルト宗教という分類で、

比較されがちな幸福の科学ですが、

僕が知る限り、

洗脳はなかったと思っています。





その孤独と絶望を思うと、悲しみは止まらない



運命というものは、不思議でもあり、

時に、過酷でもあります。

僕自身、60歳を過ぎ、

残された人生の時間を思うとき、

ここで一度、

これまでの人生の総括をせねばならぬと、

感じています。 


山上容疑者の孤独、そして絶望、

唯一人、残されているであろう妹さんのこと。


このような事件が起きなければ、

政権与党に深く入り込んでいる統一教会の悪事が、

明るみに出ることもなかったでしょう。

水面下で、

どれほどの悲劇が繰り返されてきたことか。


デイリー新潮で、的確な記事を見つけたので、一部抜粋します。


「連絡会」代表世話人の山口広弁護士が言う。 「連絡会が結成された87年から昨年までに寄せられた統一教会に関する相談件数は約3万4500件、被害総額は約1237億円にのぼります。私はオウムや法の華、幸福の科学などさまざまな宗教案件に携わってきましたが、なかでも統一教会は最も狡猾。人とカネを集めるノウハウが極めて巧妙かつ組織的で、一番深刻な被害をもたらすのです」  統一教会に入信すると、 「まず『目覚めのとき』というビデオを見せられます。神様がいるのになぜ人々の間には不和があり、次々と問題が生じるのかを問う内容で、それによれば人間の始祖であるアダムとエヴァが幸せに暮らしていたが、ある日ルーシェル(堕天使)の誘いに乗ってエヴァが道ならぬ恋に落ち、それにつられてアダムも堕落してしまう。そうして、人間は堕落の本性があり、それを避けるには血と汗の結晶であるカネを提供しなければならないと説くのです」  さらに続けて、 「こうした教えに引かれやすい人の類型は俗に“ギンカンポ”“アパキンジョ”と呼ばれます。それぞれ銀行員、看護師、保育士。そしてアパートに住む勤労女性を指します。真面目で向上心や思いやりのある人ほど引っかかりやすく、彼らは本気で熱心な勧誘活動をするため、統一教会には強い布教力があるのです」

家庭に甚大なダメージを被ったケースも無論ある。北陸地方に住む60代の男性が明かす。 「妹が入信したのは40年前、当時21歳でした。繁華街でアンケートの勧誘を受け、そのままビデオセンターに連れて行かれたのです。それから家を空けることが増え、3カ月後には家出してしまった。私は信者らが集う施設を突き止め、出入りする若者をつけてみました。すると妹は近くのマンションに女性4人で暮らしていることがわかったのです」  家出の際は手提げ袋などで荷物を小分けにし、数回にわたって運び出したため発覚が遅れたという。 「妹は、高卒後3年間働いて貯めた100万円を献金し、7万円の高麗人参や、大理石の壺を60万円で買っていました。預金通帳の残高は0になっていて、お金が尽きたら今度は肉体労働。珍味や印鑑、多宝塔を売り、駅前で募金活動もさせられていました。が、教団は信者に“脱会させようとする親族がいたら、拉致監禁される”と教え込んでいたので、簡単に取り返せる状況ではありませんでした」

音信不通が10年続き、 「92年には事前に知らせもなく突然、実家に帰ってきた。やつれ果てていて、聞けば韓国の農村出身の男性と入籍し、桜田淳子さんらと同じくソウルでの合同結婚式に参加したという。これが最後のチャンスだと思い、教団に見つからないよう自宅でない場所に妹をかくまいました。脱会経験者や牧師さんの話を聞かせたり聖書を検証させたりし、3カ月後、ようやく洗脳を解くことができ、韓国人男性とも離婚が成立しました」  というのだが、 「この40年間、同じように兄弟や子を連れ戻したいと願う500組ほどの家族と知り合いましたが、救出に成功したのは全体の1割足らず。自殺を遂げた家族も数十人いました。霊感商法にだまされて大金を失った人は、被害届を出そうにも、罪に問われて逮捕されるのが自分の子や親だったりするかもしれず、それを恐れて声を上げられません。教団側も、そうした心理を熟知しているのです」



読んでいるだけで、苦しくなります。

山口弁護士が言っているように、狡猾さという点では、

他のカルト教団に比べて、統一教会は群を抜いています。


北朝鮮の工作員が日本人を拉致して連れて行ったように、

韓国出自の統一教会は、洗脳によって心を拉致し、

日本人を牛馬のようにこき使い、

財産と心を奪いつくしていきます。


僕はどうしても、弱者の立場に立ってしまうので、

韓国の貧しい農村に嫁いでいった姉妹のことを想い、

自分も苦しくなって、いくつか前の記事で、彼女のことを書きました。

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なぜ、教団はこんなに酷いことができるのか。

それは一つには、

植民地支配されたことへの恨みが、

その根底にあるからかもしれません。


反共という、同じ価値観で政権に食い込み、

資金と人材を提供し、

そこで、カルトと政権の利害は一致しますが、

その資金を搾り取るために、

数多くの日本人の家庭が破壊されるという矛盾。


僕も教会員時代、

被害者団体の弁護士は左翼だから気をつけろ、

と言われ続けてきました。

左、というレッテルを貼り、

左はサタン、と決めつけ、

徹底的に、共産主義をサタンとののしります。


僕は、右だとか左だとかいう前に、

人として、

していいことと悪いことがあるように思います。


統一教会は狡猾にも名前を改めて、

家庭連合何チャラを名乗っていますが、

こんなものは即刻、

宗教法人格を剥奪すべきです。


カルト教団に懐深く入り込まれた政権与党に、

それができるかどうか、

注視していきます。



自分で自分の人生を決めることが幸せにつながる



カルト関連の記事が連続しているので、

今日は少し違うものを。


今日のタイトルは、エドワード・デシの言葉。

僕の言葉で言い直すと、

主体的に生きる、ということ。


少しだけカルトに寄り道しますが、統一教会においては、

主体的に生きることはサタン的生き方とされます。

なぜなら、すべての人類は、堕落しているから。

だから、自己否定をし、何かをするときは、アベルに相談する、と。

端的に言えば、アベルへの絶対服従生活、です。


ああ、やばい、このまま話していると、

また統一教会の話になりますからこの辺にしておいて、

皆さんは、コロナワクチン、打ちましたか?

僕は、打ちませんでした。

その選択も、自分が主体的に選んだこと。


それでコロナにかかって重症化しても、自業自得。

つまり、結果に対しても責任を持てる覚悟があって初めて、

人生の選択に対しても、主体的になれる、と。


ある程度お金を持っている人にとって、自由はお金よりも大切です。ここでの「ある程度」とは、「お金よりも自由を優先しても食べていけるだけの経済的余裕」です。

心理学者のエドワード・デシは、「自分で自分の人生を決めることが幸せにつながる」ことを指摘しました。また、経済産業研究所の調査結果によれば、「所得や学歴よりも、自己決定が幸せにつながる」ことが分かりました。

つまり、「幸せになりたいのであれば、お金よりも自由を優先した方が良い!」ということです。

それこそ、「お金を稼ぐために、他人に振り回される」と、不幸になります。多少の収入を犠牲にしてでも、「他人に振り回される仕事」よりも「自己裁量でできる仕事」を選ぶ方が幸せになれるのです。


うーん、 上記は、Allabout記事からの抜粋。

太字にした部分は、まさに今の僕が、それ。


今現在、二つのアルバイトをしていますが、

どちらも、自分主体でやっています。

会社の言いなりには、なりません。


むしろ、言葉は選ばなければなりませんが、

会社を手玉に取っています。

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それができるのは、自分、が、あるから。


カルト宗教を経験したおかげで、

自由のありがたさ、

自主独立のありがたさ、

依存しない精神の貴重さを、

頭ではなく、

実感として、理解できるのも、

カルトのおかげかもしれません。


カルト宗教での経験も、

しっかりと、

肥やしにしています。


自由に、

この世界を、

歩いて、



行きましょう。




カルト信者の認知の歪み(ゆがみ)についての考察



安倍さんロスの痛手は、未だ多くの人の心に、

多大なる苦しみと悲しみを与えたままです。

僕も、その一人です。

悲しんでばかりもいられず、

また、食べていかねばならないため、

先週の21日に、3つ目になるアルバイトをスタート。


しかし、その初日に熱中症になり、

3日間も寝込むことに。

ブログを書くどころでは、ありませんでした。


そして、日曜日頃には回復してきたので、

アルバイト先に電話し、一日でやめることを告げました。


なので、3つ目のアルバイトの話は、消えました。


本当はそうしたことを綴るのが、

このブログの趣旨なのですが、

今は、このカルトの問題を放置しておけず、

統一教会をはじめとしたカルトの話題が続きますが、

ご理解ください。


僕自身が、統一教会の食口(シック)として、

専従生活を送ったのはわずか2年間ですが、

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その2年間の息苦しさ、閉塞感、兄弟姉妹たちとの心情的高まり、使命感に生きる生活、自己矛盾、自家撞着、などなど、その凝縮があって、その後の廃人生活、塗炭の苦しみ、闇の中の呻吟、そして、そこからの解放、へとつながっています。


カルト信者の思考を理解する手助けとして、

バーンズが取り上げている、10のパターンは参考になるかと思います。


もし、不幸にして、家族の誰かがカルト教団に絡め取られた場合、

その洗脳を解く手助けになると思います。 

以下が、その10のパターン。


1. 全か無か思考 all-or-nothing thinking

物事を極端に白黒つけたがり、オール・オア・ナッシング、○×思考で考えることです。

たとえば、就職試験に落ちたときに「社会人としての価値がない」と考えたり、何かの失敗をしたときに「次に失敗したら、もう終わりだ」と考えたりするような、完璧主義的な発想です

2. 一般化のしすぎ overgeneralization

何か悪いことが起こったときに、それがまた起こるに違いない、それが起こる運命なのだ、というように一般化して捉えてしまうことです。

3. 心のフィルター mental filter

考えることがネガティブなことばかりで、「マイナス」のフィルターを通して物事を見ていることです。

たとえば、ニュースの事件を見るたびに「世の中、どんどん悪い方向に向かっている。もうこんな世の中、誰も信じられない」「もう日本の経済はダメだ」というように、悪い方向にばかり受け取ってしまう状態です。


4. マイナス化思考 disqualifying the positive

良いことや何でもないことを、悪いことにすり替えてしまうことです。


5. 結論の飛躍 jumping to conclusions

事実とは違うのに、悲観的な結論に飛躍してしまうことです。これには、次の2種類があるとバーンズは述べています。

A 心の読みすぎ mind reading

人の態度や言葉を、悪い方に深読みしてしまうことです。

たとえば「今日のファッション似合ってるわね」と褒められているのに、「口では褒めてるけど、内心馬鹿にしてるんだろう」「お世辞を言ってるな。何かの魂胆があるに違いない」と悪い風に捉えてしまうことです。

B 先読みの誤り the fortune teller error

これから起こることが不幸なことばかりだと信じ込んでしまうことです。



6.拡大解釈と過小評価 magnification and minimization

悪い面ばかり大きく捉え、良い面をあまり評価しないことです。



7.感情的決めつけ emotional reasoning

感じていることが、真実であるように考えてしまうことです。

たとえば、「みんなに無視されているように感じる。やっぱり私は嫌われているんだ」「いつも悪い風にばかり考えてしまうのは、性格が悪いからだ」というように、感じたことがそのまま真実とイコールであるように考える場合がそうです。


8.すべき思考 should statements

「~しなければならない」「~べきである」と考えて、追い込んでしまうことです



9.レッテル貼り labeling and mislabeling

根拠もないのに、ネガティブなレッテルを貼ってしまうこと

たとえば、1つの失敗をしただけなのに「あいつは無能人間だ」と決め付けたり、なかなか結婚相手が見つからない自分に対し、「私は『負け犬』だ」と悪いレッテルを貼ってしまうようなこと



10.個人化 personalization

良くない出来事が起こったときに、何でも自分のせいにしてしまうことです


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バーンズは、認知の歪みについて述べているだけで、

とりわけカルト宗教をターゲットにしているわけではありません。

それでも何故か、見事に、この認知の歪みが、

カルト宗教の信者に当てはまってしまうのです。


やたらと自分の教団の正しさを主張するところは、特に危険です。

自分たちの正しさを強化するには、強烈な敵が、必要だからです。

敵が強力であればあるほど、信者は危機感を持つし、真剣にもなりますからね。


敵役として多用されているのが、サタン。

サタンは、キリスト教的概念ですが、

単に、魔、という言葉を使う教団もあります。

あるいは、敵も宇宙的広がりを見せ、悪質宇宙人、などの異星人や、

宇宙的悪魔が登場する場合もあります。


いずれにせよ、敵が強大であればあるほど、緊張感が増すし、

無意識のうちに自分たちの偉大さも感じられますからね。


これは、無自覚であるほど、顕著です。

そもそも、カルト教団に嵌まっている時点で、

自覚的ではないわけですからね。


上記10のパターンすべてを解説していくと膨大な量になるので、

顕著な例として、一つだけ、取り上げます。

これは、僕自身もそうだったので。


7.感情的決めつけ emotional reasoning

感じていることが、真実であるように考えてしまうこと


僕は、かなり霊的に感じるタイプだったので、

まさに、感性で信じ、実感して確信を持つパターンが多かったのです。

事実、多くの信者に、この傾向がみられました。

自分の感覚を信じて疑わないタイプで、

女性信者に多いのですが、男性信者にも散見できます。

このタイプが厄介なのは、

本人が実感を伴って確信しているので、

どれほど、事実を突きつけても、

まともに見ようとはしません。


自分の見たいものしか見ない、典型例。


センサーが、自分に心地良い、

自分の信仰生活に都合の良い情報だけを、

自動的に選び取っているので、

何を言っても無駄、です。


この、感性タイプの信者は、

自分に都合の良い信仰生活を生きているので、

小さなお花畑の中で、自己充足していると言えます。


で、教団の目指す理想世界、ユートピアが、実現することはありません。

つまり、信者は、実現することのない幻を目指して、

自分の時間とお金を捧げる、と。


そして、年だけは、確実に取っていきます。


今、多くのカルト教団で、信者の高齢化が問題になっていますが、

二世信者というのは、親の信仰を引き継ぐ割合が少ないのです。


やがて、カリスマ性のあった初代教祖がなくなると、

大半の教団は、分裂します。


それは、誰が後を継ぐにせよ、

初代ほどのカリスマ性はなく、

一方で、宗教法人は無税なので、

その集めた巨額の金をめぐって争いも起こるからです。

権力欲、金銭欲、支配欲は、教祖とその家族だけでなく、幹部連中にも浸透していますから、中心的カリスマ亡き後の分裂は、自然の流れ。


シルバーバーチが、すべての宗教組織は清らかさがない、と断罪している所以です。


組織が、人を救うのでは、ありません。

あなたの心が、

あなたを救うのです。



カルト信者の認知の歪み(ゆがみ)について



正しくない、つまり、正しいの否定(~にあらず)が、歪み、という字なのですね。

普段意識せずに使っていますが、漢字に気づかされることは多いです。


統一教会なども、漢字を悪用しています。

たとえば、歴史、という字。


普段意識せずに使っていますが、

二つの木の下に止まるがありますよね。



歴史の、のこと、です。 


これをどう悪用するかというと、

教義を固めるために、以下のようなこじつけをします。


二つの木とは、アダムとエバのこと。

そのアダムとエバが、罪を犯し、堕落したので、

その二つの木から始まるべき神の歴史が、止まっている、と。


さんざん原理を頭に詰め込まれた後に、

こんな説明をされると、なるほど、となってしまうのです。



どうですか、皆さん、神は、子供たちに気づいてほしいと、こうして漢字の中にも、目覚めの機会を与えているのですよ、講師にそんなふうに説明されると、そうだったのか、と、なる人もいます。


そして、一度、深く、カルトに洗脳された脳は、

カルト脳と化して、滅多なことでは変わりません。


山上容疑者の母親の言葉からも、それはわかりますよね。


以下は、ネット記事からの引用。


各メディアによると聴取の中で母親が「今回の事件で統一教会を批判にさらして迷惑をかけてしまい申し訳ない」と統一教会へ謝罪をしていることが報じられたのだ。

「現在の山上容疑者の母親は、仕事をしていないため、多額の献金はできない状態だといいます。しかし、伯父は『スポニチ』の取材に対して、山上容疑者の母親が今も統一教会への献金を続けていることを明かしています。その元手として『年金から献金しているニュアンスだった』と語っていました。

山上容疑者の母親は息子が事件を起こしたことで、昭恵さんをはじめ安倍元首相の家族には非常に申し訳なく思っているそうです。しかし、山上容疑者が凶行を起こした一因にもなっている統一教会への思いはあまり変わっていないようです」

献金の末に破産し、そのことに起因して息子が銃撃事件を起こした今も統一教会への変わらぬ愛を抱いている山上容疑者の母親。インターネット上には、驚きと戦慄の声が広がっている。

《山上容疑者の母親の「統一教会に申し訳ない」という言動には非常に心をえぐられる。どこにも救いがない。悲惨というほかない。》

こんな事を起こすほど息子を自分が追い詰めていたのか…という後悔や反省に何故ならないのか、全く理解ができません。普通だったら自分の信じたもの、生き様を後悔して息子に申し訳ないと思うと思うのですが》

《母親に目を覚まして欲しかったのに、届かなかった。山上容疑者は母親の言葉を聞いてどう思うんだろうか、母親に容疑者と向き合ってほしかったけど、そんなとき来るのかな》


うう、と、ため息が漏れてしまいます。

統一教会に対して申し訳ないと思っているのです。

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しかし、これこそが、カルト脳と化した信者の頭の中


母親に容疑者と向き合ってほしかったという、

一般の人のコメントがありましたが、

この母親は、目の前に息子がいても、

今のままでは、向き合うことすらできないでしょう。


山上容疑者の絶望が、痛いほど、わかります。


次回は、認知の歪みについて、

掘り下げて考察していきます。



人はどこまで苦しみに耐えられるのか



愛のない家庭に育ち、

統一教会の教義にからめとられ、

祝福を受けたのち韓国へ行き、

その後も苦労が絶えなかった女性の話を、

昨日少ししましたが、

人は、

どこまで苦しみに耐えることができるのだろう、と。


彼女は小柄で体も細く、

でも、心の強さを感じさせる人でした。

弱音や泣き言を、

一度も聞いたことがありませんでした。


マイナスの言葉を発することを、

教団内ではカイン的になる、と言いますが、

彼女がカイン的になったのを、

見たことがありません。


60人ほどが、

一つ屋根の下で暮らしていたわけで、

いろいろな兄弟姉妹がいましたが、

彼女は派手さはなく、

目立たないものの、

芯の強さは感じられました。


貧しい家庭で育ったらしく、

家に居場所もなく、

いつも街をさまよっていた、というのは、

聞いたことがあります。


何しろ、自由時間がなく、

そんなにじっくり話したわけではなかったのですが、

霊の血統圏が近かったので、

他の姉妹よりも話す機会はありました。


霊の血統圏とは、

僕を伝道した人が、

僕の霊の親となります。

そうした霊の血統の、

近いところに位置していた、という意味。


少女時代に不幸だった分、

教会内では、

安住の場所を得ていたのかもしれません。

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それと、苦労というか、

苦しみの耐性が、

他の兄弟姉妹たちよりも、

あったのかもしれません。


彼女から、

お金もなく街をさまよっていた頃の話を聞いたとき、

僕は、尾崎豊の歌を思い出しました。


そんな彼女が韓国に嫁いでいったと聞き、

その後も苦しい露呈を歩んでいるとの、

うわさを聞いたとき、

僕はすでにその頃脱会していましたが、

彼女の幸福を願わずにはいられませんでした。


貧乏な家庭に育ち、

愛にも飢えていて、

その後統一教会に入り、

祝福後は韓国の悲惨な家庭での苦労、と、

苦労続きの人生。


祝福前、

相対者(結婚相手のこと)に躓かないようにと、

強く釘を刺されます。


つまり、どんなに性格が屑で、

顔もブオトコで、ハゲで臭くても、

お父様に侍るつもりで仕えなさい、と。


日本の信者は、珍味売り、マイクロ部隊、21修等で、

自己否定に次ぐ自己否定で、

精神的にも肉体的にも鍛え上げられていますから、

よほどのことでなければ音を上げない人が多いのです。


そんな中でも、

彼女はとりわけ芯の強さを感じさせましたから、

相手が屑のような韓国人男性でも、

尽くしたに違いありません。


韓国で苦労しているとのうわさは聞きましたが、

詳細までは、わかりません。

水原(スウォン)あたりに住んでいるとは、

聞いています。


何しろ、恋愛をして、

好き同士で一緒になるのではなく、

文鮮明が決めた相手と一緒になるのです。


奇跡的に相性の良いカップルも生まれますが、

大半は悲惨な過程をたどります。


で、教会は、

うまくいった例しか公表しませんが、

その背後には、

多くの悲惨な結婚生活が横たわっています。


苦労には強い彼女のことですから、

耐え忍びながら、

今頃は良い家庭を築いているかもしれません。


そうであれば、良いのですが。


彼女のことを想うとき、

どうしてもこの曲が、



浮かんできます。




泣きながら生きていたあの頃



統一教会関連の記事が多くなって、スイマセンです。

泣きながら生きていた僕の二十代。


そして、僕の周りにも、

泣きながら生きていた兄弟姉妹が、

数多くいました。


彼ら彼女は、皆真面目で、

一人ひとりは、純朴な人が多かったです。


今回の安倍元総理銃撃事件を契機として、

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当時の記憶が、いやがうえにもよみがえる、僕なのです。


切な過ぎた二十代を思うとき、

僕自身も、忘れかけていた記憶がよみがえってきます。 


そんなことを考えながらネット検索をしていたら、

以下のような写真を見つけました。

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中央にいるのが文鮮明。

その一つ置いて右側にいる恰幅のいい男が久保木会長。

僕が二十代で、信者だった時の会長です。

毎日が苦しく、

しかし使命感に満ちていて、

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上は、ネットで拾った写真ですが、

僕の場合は、60人ほどで一つのビルに住んで、

共同生活をしていました。


粗末な食事、4時間以下の睡眠時間、

それでも、気が触れたように、

摂理に邁進していた日々。


僕は、やがて、心と肉体が限界に達し、

逃げ出すのですが、

洗脳は、容易には解けませんでした。


僕は、やがて、時とともに回復し、

この世界に戻ることができましたが、

教団に残り、

悲惨な露呈を歩んだ姉妹のことを、

聞いたことがあります。


彼女は家庭環境に恵まれず、

そのため愛のある家庭に飢えていました。

その彼女の心の隙に、

統一原理の教えが食い込みます。


彼女は祝福という名の合同結婚式ののち、

韓国へ渡ります。

しかし嫁いだ先の韓国人男性は、

信仰心もなく、ひどい人格でした。


統一教会のダブルスタンダードの典型です。


韓国人信者にはノルマもなく、

そもそも信仰心すらない人間が多い。


では、なぜ、会員になるのか。


会員になれば、

日本から若い女性がお金をもって嫁いでくると言って、

欲で釣り上げているのです。

今もそうかもしれませんが、

当時、韓国の農村青年の嫁不足は深刻な問題でした。


そこに持参金付きの日本人妻という餌

をぶら下げて会員を募っていたのです。

そして、韓国の農村男性が、統一教会に殺到。

ろくに教義も理解しない、

性欲ばかりをつのらせた農村青年の元に、

嫁いだ日本人女性信者の苦労は、計り知れません。


彼女の場合、

日本でも不幸、

韓国に行ってからも不幸でした。


ただ、文鮮明のみをお父様と慕い、

それだけが、彼女を活かしていました。

彼女は、ヒリヒリとする孤独を生き、

偽りの神に身を捧げ、

今は、どうしているのか。


長くなったので、今日は、



ここまでとします。


次の記事でその彼女のことを、

もう少し詳しく、

書いてみます。




韓国人が人間ならば日本人は犬以下だと言われ



昨日は早朝に起き出して、八王子へ。

オクトーレへ行ったり、

少し街をぶらぶらしたりして、

京王八王子駅の2階のマックへ。

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やっぱ、八王子と言うと、このバスです。


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京王線は運賃が安く、

八王子は住むには便利でしょうが、

僕には都会過ぎます。



さて、今回の安倍元総理が銃撃された事件があり、

僕自身の統一教会時代の記憶も、

少しずつよみがえってきました。


何しろもう40年近く前のこと。

しかしその体験は鮮明で、

長らく忘れていたことなどもよみがえってきます。


当時、事あるごとに、

韓国人が人間ならば日本人は犬以下だ

と言われたことを思い出し、

それを言うのが韓国人ではなく、

自分のアベルの日本人。


教会長とか、

自分の所属する部署のアベルだったり、

あるいは、巡回師だったり、が、

私たち日本人はとりわけ罪深いのだから、

せめて万物復帰して、

お父様のところに届けなければならない、と。


そして、父母が韓国語を話すのだから、

子女も話すのは当たり前だと言われ、

韓国語の勉強も始めました。


ただ、日々のノルマに追われ、

自分の時間などはほとんどなく、

韓国語を勉強できるのは便所の中か、

睡眠時間を削ってとか。


ただでさえ、睡眠時間は4時間以下。

それを削っての勉強は、

韓国語を唱えながら、

気を失って眠るということも。 


当時、文鮮明は、

ダンベリーというアメリカの刑務所に収監されており、

それを教会はイエスの十字架にたとえ、

イエスはたった一度の十字架で使命を果たせずに死んだが、

お父様は、七たびの十字架にかけられ、

今も牢獄で私たち堕落人間のため、

祈りをささげていると言われ、

それを聞かされた僕たちは涙ながらに、

自分を責め、

お父様は3時間しか寝ていないのだから、

堕落人間の自分が4時間も寝ているのは申し訳ないと。


当時、日航機の墜落事故があり、

坂本九さんが死んだときも、

お前たちが責任を果たさないからだと、

責められました。


何か、事故や災害があるたびに、

お前たちが使命を果たさないから、

サタンが讒訴しているのだ、


と言われました。


その責任とは何か。

毎月100億の献金です。

当時は、TV100とか、HG100とか言われ、

とにかく、動員動員の日々。


動員とは、

店舗(霊感商法をしている店や絵画や宝石を売る店など)に、

知り合いや街頭で出会った人を連れていくこと、です。


僕は、伝道部門にいたので、

街頭アンケートで知り合った人を、

店舗に連れて行きました。


その前に、ビデオセンターに連れて行くのですが、

素質の良い人は、そのまま泊まり込みのセミナーへと誘導し、

脈のない人は店舗へ、という流れ。


この調子で話していると長くなるので、

結論に行きましょう。


カルトは、脅して人を動かします。


本来、日航機の事故は、

僕たちとは何の関係もないことです。

しかしそうした事故も、

僕たちが使命を果たさないからだと責められる。


これは、統一教会だけに限った話ではなく、

ほとんどすべてのカルト教団が、

信者を動かすときに使う手口。


このままだと大変なことが起こる。

富士山が噴火する、

天変地異が起こる、

日本が沈む、などなど。

そうした脅し文句に踊らされて、

信者は、伝道を急がねば、

もっと献金せねば、となる。


富士山も、活火山である以上、

いつかは噴火するでしょうし、

このところの異常気象を見ても、

地球規模で災害が発生するのは自然なこと。


でも、信者は、

自分たちのせいで、と、思いがち。


どこまで自意識過剰なんだよ

という話ですが、

当の本人は大まじめ。


統一教会の問題を他山の石とすることなく、

自分が入っている宗教団体にも、

似たようなところがないかと考えるだけでも、

一歩、賢くなれるのではないでしょうか。




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