20代の頃の漠とした不安、
30代の頃の定職のない焦燥感、と絶望感、
40代の頃の高揚感、
そして、50代の頃の諦観、
が、僕のざっくりとした精神史。
で、60代の今が、一番幸せなのかもしれない、と。
以下は、PGF生命が今年還暦を迎える1962年生まれの男女2000名に行った「2022年の還暦人(かんれきびと)に関する調査」からの抜粋。
「60歳以降の人生で不安なこと」トップ5とは
同調査より、60歳以降の人生で不安なことは以下の通りでした。 ・1位「収入の減少(60歳以降の雇用形態の変更など)」(52.2%) ・2位「身体能力の低下(体の病気や寝たきりなど)」(49.4%) ・3位「判断能力の低下(脳の病気や車の運転など)」(40.0%) ・4位「年金制度の崩壊」(39.9%) ・5位「自分の介護」(37.4%) 最も多いのは「収入の減少」です。雇用形態が変わったり、仕事を辞めたりして、これまで入っていた給料が毎月入らなくなると心配ですよね。 とはいえ「長く働くから大丈夫」という方もいると思いますが、2位と3位に身体能力と判断能力の低下がランクインしています。いつか働けなくなる日がくることを想定して準備はおこないたいものです。 4位には年金制度の崩壊が約4割を占めました。
うーん、 人生に、大きな盛り上がりがあった人は、
減少感に苛まれるのかもしれませんが、
僕のように、どちらかというと、
この世的には低値安定型の人は、
減少感そのものがあまりない、と。
年金が少ないのは最初から分かっていたし、
気力体力の衰えも、想定済み。
50肩、腰痛、ばね指、を経て、
今は、小康状態ですが、
少しずつ、
いろんなところが不具合になっていくのでしょう。

そしてやがては、
この世から、
去っていく、と。
まさに人生は旅、そのもの。
良い旅になるか否かは、自分次第です。