介護離職からのおひとり様快適生活

定年まで数年を残して介護離職したのち、父を自宅で看取り、その二年後に母も天国へ。風の時代の上昇気流に乗りながら、日々の暮らしでの気づきと心象風景を綴っています。

2022年02月

会社に飼われる為の能力を伸ばすだけ伸ばして疲弊して



通信簿で言えば、オール4の生徒のほうが、

何かに突出した生徒よりも、使いやすい、ということ。

でも、これは、昭和の論理で、 

今は、オール1に近いが、音楽だけは5とか、

数学だけは5とか、体育は5とか、

なんか、そうしたでこぼこのある生徒のほうが、

将来性はあるかもね、ということ。


会社に飼われるための能力を伸ばしに伸ばして、就職。

その後の長い、砂漠を歩くような会社員生活。

まあそれが、僕が生きてきた時代の風景でした。


だから、ついていけずに、

ドロップアウトしたのですよ。

当時はネットもなかったから、

社会になじめない自分がおかしいんだ、

欠陥人間なんだ、と、

自己評価を低くして、

自己憐憫。


でも、だんだん時代が変わってきて、

僕は、今のほうが生きやすいですね。

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逆に言うと、

昭和の価値観が染みついた人には、

今後はますます、

生きづらくなるのかも、



しれません。



社会人になってから一度も報われることなく60歳に



生まれた時代、あるいは卒業時の社会情勢によって、

不公平が生じることは、多々あります。


戦前に生まれ、軍国主義の思想を叩きこまれれば、

僕などは単純な人間ですから、

特攻隊に志願したかもしれません。

事程左様に、人は環境の影響から自由ではありません。 


以下は、厚生労働省『令和2年賃金構造基本統計調査』からの抜粋。


就職難で正社員を諦めて社会に出た人も多かった「就職氷河期(1993年から2005年卒業で就職活動に差し掛かった年代)」

50代を迎えようとしている時点の男性大卒非正社員の平均年収は30万円、手取りで23万円ほど。その後もほとんど増えることなく、60代を迎えることになります。 【男性大卒非正社員「平均月収」の年代別推移】 20~24歳:213,700円 25~29歳:278,300円 30~34歳:277,700円 35~39歳:284,300円 40~44歳:307,100円 45~49歳:304,300円 50~54歳:317,500円 55~59歳:325,800円 60~64歳:321,600円 65~69歳:281,300円

社会人になってから一度も報われることなく、2033年に60歳を迎える団塊ジュニア。そのころには、定年は70歳が当たり前の社会になっているでしょうか。それから10年後の2043年、70歳を迎えたころには、定年は75歳、80歳と引き上げられているかもしれません。


うーん、人は、どうしても比較してしまうもの。

割に合わない世代ではありますが、

中には、そうした逆境から学んで、

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投資で成功したり、

起業家になったり、

節約魂で財を成したりする人も、います。


だからこの世代であってこその強みも、



あるのだとおもいます。



人生逆転アイテムが「宝くじ」は末期症状



ロシアによるウクライナ侵攻は、

他人事ではありません。

わが日本の周辺を見れば、

オホーツク海には、

核ミサイルを搭載したロシアの潜水艦がおり、

尖閣諸島には、

連日のように中国がジャブをかましています。


日本は平和だなどと言いながら、

鼻くそをほじくっている場合ではない、と。


先日、コモディイイダ前の宝くじ売り場で、

聞こえてきた声。

もう、希望は、宝くじしかない❣


宝くじの当選確率を、

知ってか知らずか、

闇雲に買いあさるむなしさを、

教えてあげたかったのですが、

その人たちにとっては、

見果てぬ夢。

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まあ、敢えて夢を壊すこともなかろうと、

おせっかいなことは言わずに立ち去った、

のですが、

末期症状と言えば、日本の防衛もそう。


明確な領土拡張の意図とビジョンを持ち、

着々とそれを進めている隣国と、

事なかれ主義で自国の軍隊さえ持てない国。

憲法すらも、自分たちで変えることができない、

福井晴敏が自作の中で12歳と呼んだこの国の在り様。


最悪のシナリオについては、過去記事で書いていますが、

アメリカの国力が衰退し、中国がさらに軍事的増強を強め、

日本が今のようなふらふらした状態を続けていると、

アメリカが手を引いた後の日本は、

国土の大半を中国に、一部をロシアに、

分割所有されます。


勿論、これは、僕が考え得る最悪のシナリオで、

そうはならないほうに希望を持っていますが、

背骨のない国に生きる悲しみを、

国民の一人として、

痛感している、

僕、なのでした。


 

老後の貯蓄は1000万円で足りるのか



老後2000万円問題から、

いろいろと議論されていることですが、

そんな中、

以下のような記事を見つけました。

以下は、オールアバウトの記事からの抜粋。


老後の貯蓄が1000万円で足りる人ってどんな人?

老後の貯蓄が1000万円で足りる人ってどんな人なのか考えてみました。

まず、公的年金以外に不動産賃貸収入や株式の配当金などの不労収入があって、それで老後にかかるお金のすべてを賄える人です。もっとも、こういう人は、そもそも貯蓄は必要ないですが。

次に、年金以外に就労収入があって、老後の生活費の収支はトントンの人も該当します。この状態が亡くなるまで続けば、1000万円の貯蓄はそっくり残ります。その中から、お葬式代とお墓代を出してもらっても、残りは遺族が遺産として受け取れます。


うーん、 記事はまだまだ続くのですが、

僕に言わせれば、

月6万円で暮らせれば、

年金が少なくても大丈夫じゃね、ということ。


1000万円もの貯金なんて要りませんよ。

まあ、あるに越したことはありませんが、

こうした議論にかけているのが、

ローコスト生活を送るという視点。

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昨日は、入間市に行ったのですが、

心が自由だと、

街を歩くだけでも、楽しいですからね。

幸せは、お金のあるなしだけでは、

測れやしません。




人生で大切なたった一つのこと



人生において大切なことは、たくさんあります。

そしてその大切なことは、人それぞれ。


だから、人生で大切なたった一つのことも、

実は、人それそれ、だったりします。


さらに言うと、

その人生で大切なたった一つのことは、

同じ人間であっても、

たとえば、

僕という個人であっても、

ときの移ろいとともに、

変化したりもします。 

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で、今、僕が大切に思っていることは、

遊び心。

遊び心は、

今の僕の、

生きるテーマ。


日々の生活の中においてこそ、

この遊び心は、生きてきます。


死ぬまで遊んでいたい、



僕、なのです。




女一人も幸せにできなかった男よりも



僕の場合は、妻もおらず、

女一人も幸せにできなかった男。


ところが世の中には、

妻の他に妾まで持つ、

豪快な男がいます。


まあ、今の時代には、少ないですが、

僕の尊敬する渋沢栄一も、

実に婦人好き、でした。


以下は、プレジデントオンラインの記事より。

大河ドラマで唯一、栄一の女癖がハッキリと描かれていたのは、「大内くに」についてだ。ドラマでは、栄一は宮中女官の女中だったというこの女性と、大阪に出張した際に出会っていたが、出会いについてたしかなことはわかっていない。

ともかく、次女の琴子が生まれた明治3(1870)年ごろ栄一と関係をもった「くに」は、明治4年に「ふみ」、6年には「てる」と、2人の娘を産んでいる。しかも妻の千代の許しを得て、神田北神保町の屋敷で、妻妾同居の生活を始めてしまったのである。

明治2(1869)年に大蔵省に出仕した栄一は、翌年に大蔵少丞、翌々年には大蔵大丞、その翌年の明治5年には、現在の事務次官に当たる少輔事務取扱にまで驚異の出世を遂げているが、そのエネルギッシュな猛進を支えていた裏には妻妾同居があった。

ちなみに、くにが産んだ娘は、「ふみ」は、妻の千代の実兄でもあった尾高惇忠あつただの次男、尾高次郎に。「てる」は千代の姉の息子で、のちに日本の製紙王と呼ばれる大川平三郎に嫁がせている。

さらには、明治15(1882)年に千代を亡くした栄一が伊藤兼子と結婚すると、「くに」を官僚の織田完之かんしに嫁がせている。

栄一は広範な人脈を生かして、女遊びの「後始末」にも、常に抜かりがなかったのだ。



うーん、 ますます、渋沢栄一はすげえ、と思いました。

ケツの穴の小さい人間は、

女好きだとだめだとか言いだしそうですが、

渋沢栄一が成し遂げた善行を思えば、

10人くらい妾がいてもいいんじゃね、と、

思います。

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まあ、それだけ、エネルギーがあったということ。

政治家などでも、すぐにスキャンダルで叩かれたりしますが、

僕は、天下国家のために良い仕事をしてくれれば、

女性関係などは、どうこう言うべきではないと、思っています。


まあ、こうした考え方が、

今の時代にはそぐわないことぐらいはわかりますが、

女性もいろいろで、

愛人でもいいからこの人を支えたい、という、

殊勝な人もいるので、

大きな目で人間を見る必要があると、

思っている、

僕なのでした。




男女別の年金受給額と僕の受給見込み額



厚生労働省年金局が公表しているデータがあり、

それは、誰でも、見ることができます。

それを見れば、

自分の年金受給額が、

どのあたりに位置するのかを、

知ることができます。


以下は、その一部抜粋。


厚生労働年金局「令和元年度厚生年金国民年金事業の概況」

男子

  • ~5万円未満:15万977人
  • 5~10万円未満:97万6724人
  • 10~15万円未満:261万3866人
  • 15~20万円未満:436万9884人
  • 20~25万円未満:224万9128人
  • 25~30万円未満:28万8776人
  • 30万円~:1万7626人

女子

  • ~5万円未満:31万5100人
  • 5~10万円未満:234万1321人
  • 10~15万円未満:218万2510人
  • 15~20万円未満:41万2963人
  • 20~25万円未満:6万3539人
  • 25~30万円未満:4166人
  • 30万円~:379人

平均年金月額

  • 男子16万4770円
  • 女子10万3159円

男女平均額:14万4268円



うーん、 これを見ると、

僕の受け取る年金見込み額は、

満額でも9万円ほどなので、

男子グループの下から2番目。


男子の平均には遠く及ばず、

女子の平均にすら、届きません。


まあ、これは、納得済み。

それゆえの、

ローコスト生活、

なのですよ。

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図書館で借りる本はただだし、

散歩も、タダでできること。

そうした、タダ案件にタダ乗りして、

ローコストでも楽しく生きる、ってね。




仕事をのぞくと喜びが少ない人生だった、と彼は言った



傍から見て成功者であったとしても、

幸福かどうかは、わかったものではありません。

幸せは、明日なるものではなく、今、感じるもの。

幸せを、明日に先延ばしする人は、

永遠に幸せにはなれません。


なぜなら、人生には、

常に、今、しか、ないから。 

古今の覚者は、

皆、この事実に、気づいています。


だから、

ユートピアを目指すとか、

そのような、

未来に幻想を持つことを、

しません。

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以下は、スティーブ・ジョブズの言葉。

私はビジネスの世界で、成功の頂点に君臨した。他の人の目には、私の人生は成功の典型的な縮図に見えるだろう。
しかし、いま思えば仕事をのぞくと、喜びが少ない人生だった。人生の終わりにはお金と富など、私が積み上げてきた人生の単なる事実でしかない。
病気でベッドに寝ていると人生が走馬灯のように思い出される。
私がずっとプライドを持っていたこと、認証(認められること)や富は迫る死を目の前にして色あせていき、何も意味をなさなくなっている。
この暗闇の中で生命維持装置のグリーンのライトが点滅するのを見つめ、機械的な音が耳に聞こえてくる。神の息を感じる。死がだんだんと近づいている……
今やっと理解したことがある。
人生において十分にやっていけるだけの富を積み上げた後は、富とは関係のない他のことを追い求めた方が良い。
もっと大切な何か他のこと。それは人間関係や芸術や、または若い頃からの夢かもしれない。終わりを知らない富の追求は人を歪ませてしまう。私のようにね。

うーん、考えさせられます。

そして今も、



考えて



います。



ストレスのはけ口をより弱いものにぶつける人がいる



会社員時代、勤め先のある新宿を歩いていた時のこと、

あきらからにわざと、肩をぶつけてきた男がいました。

僕よりも体格が良くて、その後ろ姿は怒りそのもの。


ストレスのはけ口にされたな、と思いましたが、

僕ももう若くはなかったので、

呼び留めて喧嘩をすることもありませんでした。


こういう人は、自分よりも強そうな人、には、

ぶつかっていきません。


なんでこんなことを書いたかというと、

スーパーマーケットなどでも、

わざとカートをぶつけてくる人がいるから。

そこどけよ、みたいな感じで。


なんかみんな、

ストレスたまってんじゃね、

みたいな。


そういう人に言いたいのです。

もっと大らかに生きたほうが、体にも優しいし、

結局はそのほうが病気にもならなくて得だよ、と。


今は勤め先が都内にあるわけでもなく、

トカイナカ暮らしなので、

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自分がストレスを感じることも、

また、ストレスをぶつけられることもほとんどありません。


心にも、体にも、優しい生活、

と、なっております。




 

シングル女性の約半数が生活保護レベル以下に



70歳定年へと世の中が動きつつある中で、

男も女もともに生きづらい世の中。

未だに年収においても男女差がある会社も多く、

シングル女性の生きる道は節約と貯金はマスト。


まあ、これは、男も同じで、

今は、やりくり上手な男も増えています。

そうした中見つけたのがプレジデントオンラインの以下の記事。

その一部を抜粋して、紹介します。 

昨年10月、「ロスジェネのシングル女性の貧困問題」が朝日新聞に掲載されていました。40年後には、なんとロスジェネのシングル女性の約半数が、生活保護レベルの収入になってしまうという内容です。

なぜそのような収入の水準になるのかというと、ロスジェネ世代の人は、非正規雇用が多く、収入も安定しないから。ですから、“なんとなく”働いていると、この予測の通りになってしまうことも十分あり得ます。

ロスジェネ世代とは、1990年代後半から2000年代前半の「就職氷河期」に社会に出た世代のことを指します。ちょうどバブル崩壊後の景気が低迷していた時期に新卒として社会に出た人たちです。

そのため希望通りの職業に就くことができないばかりか、非正規社員、あるいは無職になった若者もいました。「就職氷河期」「不遇の時代」とも呼ばれています。バブル崩壊によって訪れた「失われた10年」です。ロストジェネレーション、略してロスジェネです。

この世代の人は約2000万人いると言われ、現在は40代ぐらいの人が該当します。いまだに不安定な雇用にとどまっていて、低賃金にあえいでいます。それゆえに結婚も難しく、親と同居している人も多いのです。最近では、「子ども部屋おじさん(おばさん)」と揶揄(やゆ)されることもあります。

大学を卒業して、社会に出る時期によって「アタリ」「ハズレ」があり、「ハズレ」だとその後も不安定な雇用が続く傾向があります。これは日本型の雇用システムである新卒一括採用、終身雇用、年功序列というのが、根強く影響しているせいだと言えるでしょう。

40〜44歳の非正規雇用の平均月収は約21万円で、男性が約24万円、女性が約20万円です。ちなみに正社員の平均月収は約34万円ですから、10万円以上の差があります。これでは男性も女性もなかなか結婚をして、子どもを育てられる状況ではありません。

それどころか一人暮らしをすると家賃を支払うのもままならないため、実家暮らしの人が多いと想像します。

親と同居をする「パラサイト・シングル」と呼ばれる中年期の人たちです。しかしいずれ両親も高齢化してきています。そこで問題になるのが70代の親に40代の子どもという「7040問題」です。なかには、家事手伝いということで、国民年金を支払っていないケースもあります。

では、非正規雇用の40歳シングル女性の将来、どんな老後生活になるのかをシミュレーションしてみましょう。

たとえば、65歳までの43年間の平均月給が20万円としたら、厚生年金が約56万円、基礎年金が約78万円で合計約134万円ぐらいになるでしょう。65歳からは月額約11万2000円の年金になってしまいます。たとえ、70歳まで働いたとしても、年金の月額は約11万7000円です。

これでは生活を維持することはできません。生活保護以下の生活になります。非正規社員のままでは、70歳まで働いても生活保護という道へ進まざるを得ないという悲しい結果になると思います。70歳で仕事を辞めたとしても、女性の場合は平均90歳ぐらいまでは生きています。20年以上の生活が残っているのです。

生活保護になれば、生活自体は安定するかもしれません。しかし簡単に生活保護を受けられるか、というとそうではありません。働くことができれば、生活保護は難しいですし、車や自宅を所有していると当然売却が前提です。何よりも親・兄弟に連絡され、生活を支えることができるかどうかの確認をされることになります。

さまざま理由で生活保護レベルであっても、生活保護を受けられないとか、受けたくないということになるのです。

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うーん、切ない。

こんなときは、

歌を聴くに、



限ります。



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