昨日は、金曜日なので、通常であれば、アルバイトがある日なのですが、有休を申請していたのですね。
まあ、ぼんやりと何をするかぐらいの計画は立てていたのですが、昨日の朝起きてみると、めまいが。
天井が回っていて、これはなんだかおかしいぞ、と。
まあ、起き上がって、階下へと降りていったのですが、視点も定まらず、気分も良くない、と。
まず思ったのは、今日が有休でよかった、ということ。
とてもではないが、この目の回る状態で、車の運転などしたら、危ない、と。
で、ざっくりとした計画をしていた貴重な有給ではありますが、即座に、外出はしないことに決め、様子を見ることに。
起きているのがつらいので、横になったのですが、たっぷりと寝た後なので、さして眠くもなく、それならばと本を読もうとしたのですが、長くは読めず、寝たようなのですよ。
一時間ほど寝て、少しは良くなったかなと思い、また階下に降りたのですが、まだ、少しめまいを感じていて、食欲もなく、と、まあ昨日は、そういった一日でした。
遅い昼食を食べたのが、14時ごろ。
朝食は、普段から、食べませんからね。
で、昨日は、食事は、その昼食一回だけ。

まあ、有休をとったタイミングが良く、体調不良でも、会社に連絡する必要もなく、それはラッキーだったのですが、前回の足首の痛み、あるいは今年になって経験した生れてはじめての猛烈な便秘、さらにさかのぼれば、一昨年味わった、これまた生まれて初めての歩行も困難になるほどの激しい腰痛、などなど、体調不良や病気、あるいは、災害、というものは、こちらの事情とは関係なく、ふいに襲うものだと実感した次第。
こういう時は、自然と心が内向きになり、内省に入るのですが、ベッドに横たわっていても、内省していると退屈とは無縁。
と言うよりも、この内省している自分こそが自分であるとの実感。
つまり、体調不良も、悪いことばかりではないと。
外向きの心を、内に向ける機会でもある、と。
苦楽は表裏一体、というのは、仏教の基本的な考えですが、昨日感じためまいや食欲不振などは、それだけを取れば、苦、なのですが、そのおかげで、昨日は、だいぶ内省が進みました。
内省が進むと、自分がより鮮明に見えてきて、自分が進むべき本来の方角が見えてきます。これは、恵み、つまり、苦楽は表裏一体の楽、ですね。
なので、昨日は、めまいから始まった一日だったのですが、内的には充実した一日でした。