介護離職からのおひとり様快適生活

定年まで数年を残して介護離職したのち、父を自宅で看取り、その二年後に母も天国へ。風の時代の上昇気流に乗りながら、日々の暮らしでの気づきと心象風景を綴っています。

2019年09月

フルタイムで働く非正規社員はワーキングプアの人が多い

今回はすでに言い尽くされている感のある文言を、あえてタイトルにしてみました。

それと言うのも、久しぶりに以下の本を再読したからでもあります。


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この本、断捨離時に、ブックオフに売ろうと思ったのですが、やっぱり、持っておこうと考え直し、今はだいぶ少なくなった所蔵図書の一つに。

で、僕が働く、工場でも、非正規で働きながら、妻子を養っている人もいるようです。

正社員でも、結婚して子供を育てるのは大変な時代です。昔と違って、年功序列賃金は崩れつつあり、先が読めない時代ですからね。

ただ、本来の賃金とは、成果で計られるべきであり、年功序列賃金のほうが、おかしかったのかもしれません。まるで、社会主義的ユートピアに近い感じです。

弱肉強食の資本主義でもなく、横並びの社会主義でもなく、これからは、どういう時代になってくるのか、先は読めません。

ただ、一旦は、グローバル化の波を受け、国同士の格差は縮小し、個人の格差は広がるでしょうね。

一時的には、かなりの混乱が予想されます。

で、日本はと言うと、ゆるやかに貧困のほうへ向かう可能性もあります。

貧困での生殺しはごめん被りたいところですが、どうせ殺すなら、優しく殺してよ、というところでしょうか。




うーん、この懐かしい曲を聴くと、珈琲を飲みたくなるのは僕だけではないでしょう。

非日常空間での出費はエンタメということで

9月に入り、今日から午前勤務。

6時過ぎに家を出て帰ってくるのは13時前後。

それから晩い昼食を摂り、少し昼寝するというパターン。

さて、前回の続きの話ですが、飯能にある友人の飲み屋で、調布から出向いてきてくれた友人Kと語り合い、別れたあと、東飯能で、川越行の電車に乗ったのが22時過ぎ。


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4両編成の電車ですが、かつては、八王子と高崎を結んでいたのですよ。

それが今は、八王子と川越間の往復。

勿論、川越まで行って、東武鉄道に乗り換えるということもできますが、わざわざ遠回りをして帰る感じになります。

で、足を投げ出して、思案したのですよ。


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ここは、飲んでいることでもあるし、昼間かなり歩いたし、タクシーで帰るのもありかな、と。

で、高麗川駅に着いたら、運良くというか、そこに、小川町行きの最終電車が止まっていたのですよ。

22時台で最終ですからねえ、僕の聞き間違えでなければ、かなり早い終電です。

で、これなら、タクシーを使わずに済みそうだと思い、小川町行に乗り換えました。


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こんな田舎でも、外人さんはけっこう見かけますねえ、しかもこんな遅い時間に。

で、まあ、一つ先の毛呂駅で降りて、そこから歩いて帰ることにしたのですよ。

高麗川駅から歩くよりも、距離は3分の1で済みますが、まあ、30分くらいは歩きます。

で、歩きながら時計を見ると、22時40分。

この7月に行われた水泳世界選手権の、200と400の個人メドレーの金メダリスト、瀬戸大也が子供の頃に泳いでいたスイミングスクールの前を通り、営業時間の過ぎているライフの前を通り、町役場の前を通り、しているうちに、何だかもう少し、飲みたくなったのですよ。

まあ、そんなにお酒は強いほうではないのですが、町の規模の割には、飲み屋とかスナックなんかは結構あるのですよ。

で、とあるスナックの灯りに、吸い寄せられるように扉を押したことが、散財への入り口。

まあ、新宿のぼったくりバーではありませんから、たかが知れているのですが、そのとき、僕の財布にあったのは、1万2000円ほどだったと思います。

まあ、田舎のスナックでは、クレジットカード払いなどはないと思うので、現金がものをいうわけですが、万札一枚あれば余裕で飲めるのが田舎というモノ。

中に入ると、カウンターに、男性が一人、ボックス席に男性グループが3人、計4人のお客。

時計は見ませんでしたが、23時より少し前に入店したように思います。

で、まずは、いきなりですが、ボトルを入れました。カウンターの向こうで、50前後くらいに見えるママが、3つくらい銘柄を言いましたが、麦焼酎にして、ロックで飲みました。

ボックス席は3人で、仲間同士で話しているので、自然と、僕は隣に座る、隣と言っても、間には空席が一つありましたが、男性、60代くらい、と、少し話を。

そのへんは、ママも商売上手で、上手く話を振ったりしますからねえ、僕もほどよく酔っているので、すぐに饒舌になります。

そのうちに、ボックス席の3人組が、40代くらいに見えましたが、歌いだしました。

まあ、こういうときのエチケットとしては、盛り上げて、手拍子くらいはしますね。

誰の歌? とママに訊くと、バックナンバーという答えが。

恥ずかしながら、そのバックナンバーというのが、何なのかわからず、まあ、ノリの良い曲だったので、いいのですが。

そしたら、僕も歌いたくなってきたのですよ。

で、ママに頼んで、サザンの、涙のキッスを入れてもらいました。

まあ、最初に歌う歌としては、サザンが食いつきがいいのですよ。歌いやすいしね。

軽いジャブのつもりで歌ったら、受けが良く、どんどん歌ってください、などと乗せられて、調子に乗り、けっこう歌ったのですが、カウンターにいた男性や、そのあとに入ってきた男女二人も交じって、それなりの盛り上がりに。

カウンター席にいた男性は常連のようで、ママはその人の持ち歌を知っているようで、勝手にカラオケに入れたりしていましたね。

あとから入ってきた男女二人は、うーん、50代のカップルかなあ、昼間、浅草のサンバカーニバルに、行ってきたとかで、その話をしていました。

で、ボックス席の3人は、バックナンバーばかりを、何曲か歌って帰っていきました。

その後、残るは、カウンター席にいた常連らしい男性と、男女二人と、僕。

ただ、どうも店の運転手兼盛り上げ役なのか、おそらく、ママといい仲なのだろうと思われる男性、50代くらい、が、店を出入りしては時折カウンターに座り、歌い、また出ていく、みたいな動きをしていました。

で、この人が、ボックス席にいた3人をどうも、車で送りに行ったようで、また戻ってきてから歌い、そしてまた、常連客を送っては戻りして、最後は、その店側の男性と、男女二人と、僕だけになり、そこからまた、いろいろ歌って盛り上がったのですが、僕以外は、沢田研二の歌が多かったように記憶しています。

僕は、C超言葉にご用心、などの乗る曲と、悲しい色やね、などのバラードっぽいのを、巧みに按配したつもりなのですが、シャ乱Q、宇多田ヒカル、忌野清志郎、長渕剛、松田聖子、などをうたった記憶はあります。

まあ、10曲は歌ったように思いますが、一度、警備服を着た二人連れが店にきて、ママが外に出ていくという一幕もありました。

なんか、夜遅い時間で、うるさいとかの苦情のようなものかもしれません。

で、店が閉まるまでいたのですが、そのときは、深夜2時過ぎでした。

まあ、3時間以上はいたのかなあ、と、思います。

で、お会計となったのですが、7800円でした。

まあ、ボトルも入れているし、カラオケも歌ったし、妥当な金額ではあるのですが、僕としては、一回のレジャーで支払う金額としては、大きなお金でした。

サラリーマン時代は、マンション購入前は、月に10万円が小遣いでしたから、その当時であれば、日常の出来事ですが、今の僕には、スナックでのひと時は、非日常そのもの。

でも、社会の断片や、ママの気遣いや客あしらい、などを見るのは、人間観察としては、かなりのエンターテインメントで、今回の出費の細目は、エンタメ費、ということにしておきましょう。

ボトルを入れてしまったので、あと一回くらいは行くかもしれませんが、癖にならないようにしないと、ローコスト生活に支障が出ますからね。


過去へと続く道

昨日は、高校時代の友人Kと久しぶりに飯能で会いました。

飯能で、もう40年近く居酒屋をしている友人の店があり、そこで飲もうよという話になったのですが、Kは、もともと入間市に家があったのですが、今は東京の調布に、一戸建てを構えています。

まあ、わざわざ調布から電車を乗り継いできてくれたのは、やっぱせっかくなら同級生がやっている居酒屋で飲もうよということになったからです。

クラスメイトでもあったその友人の居酒屋に行くのは、僕としても去年の12月以来。

残念ならが、僕の家の最寄り駅から飯能に行くには、電車だとかなり遠回りをして、川越経由になります。

なので、高麗川駅までの、約6キロほどの道のりを歩くことにしました。

これはこれで、歩くのは好きなので、よろしいかと。


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歩いていればこそ、ポッポ道などという、車で走っていたら、通れない遊歩道にも遭遇します。

今は廃線になっていて、この道を通れば駅への道も近いようでした。

まあ、このポッポ道に行くまでがかなりの距離があり、たとえば、こんな道をてくてくと歩きます。


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まあ、ほどよい田舎なので、歩くのはすいていて楽なのですが。

ああ、そうそう、ポッポ道の遊歩道とは、こんな感じ。


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かつて線路が通っていただけあって、歩きやすいです。

とまあ、そんな感じで、休みながら90分ほどかけて高麗川駅まで行き、そこから、一駅先の東飯能駅へ。

日曜の午後の電車内は空いていて、楽チン。

で、早目に飯能に着き、少しぶらぶらし、16時半に、西武線のほうの飯能駅の改札で、友人Kに会い、その後、友人の経営する居酒屋へ。

17時に入り、そこを出たのは22時近く。

5時間近くも、飲みながら話し込みました。

友人Kとは、高校時代、夏休みに二人で大島に行き、一週間かけて、歩いて一周し、野宿をした思い出があります。

それ以外にも、チャリンコで、伊豆に行ったことも。

まあ、昔の思い出がよみがえり、気がつくと、あっという間に5時間が過ぎ、調布に帰らねばならない友人Kは、そろそろ時間かな、ということで、お開きに。

まあ、僕は、Kと別れたあと、のんびり東飯能駅まで歩き、電車に乗ったのですが、そのあと、ローコスト生活者にはあるまじき、ある思いが芽生え、ちょっとお金を散財することになりましたが、この続きは、明日、また書いてみます。

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