今日、ジャパネットたかたで買い替えた冷蔵庫が来たのですが、その設置のためのスペースを昨日から作り、通路も確保していました。

庫内のものを入れ替え、少したってから、昨日買った食パンがないことに気づきました。どこを探しても見当たりません。

食パン一斤といえば、かなりの大きさですから、すぐに見つかると高をくくっていました。しかし、見つからないのです。

冷蔵庫の買い換えを機に、キッチンのレイアウトを少し変え、ついでに床を蒸気洗浄しました。そして片付けなどをしていたら、あっという間に、昼を過ぎてしまい、母が、腹が減ったと文句を言い始めました。

今日は母のデイケアはお盆休みでなしのため、家にいたのですが、食欲はあるほうなので、食材を買い込みすぎてしまうきらいがあります。

これは、僕が諫めてもなおらないので、半ばあきらめてはいるのですが、食品を新しい冷蔵庫に入れ替えたときに、賞味期限切れの食材が結構見つかりました。

母は、身長は140センチ台で、体重は70キロ台と、かなり太めです。食欲があるのは元気な証拠と、良いほうに考えていますが、体脂肪率はかなり高めです。

救いなのは、頭がしっかりしていることです。ボケられたら、大変です。

むしろ、ボケを心配しているのは、僕自身です。その一例が消えた食パンです。

不安になって、昨日買ったライフのレシートを見ても、確かに食パンを買っていることがわかりました。

食パン以外の食材はあるのに、食パンだけがないのです。

よく、痴ほう症の初期に、食品を変なところにしまうことがあると聞いたことがあり、いろいろな場所を探しましたが、見つかりませんでした。

今考えている可能性としては、食パンだけを買い物袋に入れ忘れたということです。しかしこれも、考えにくいのです。

昨日は、買い物袋は4つになりましたが、食パン以外の食材はすべてそろっているので、食パンという、比較的嵩の張るものだけを入れ忘れるというのもあまりないはずなのです。

実は僕が、早期リタイアをしてほっとした理由の一つが、職場での火器や危険物の扱いからの解放です。一度ですが、危うくボイラーの爆発事故を起こしそうになったことがあります。

あと1秒遅かったら大惨事になっていたという危ない場面がありました。

それ以来、慎重の上にも慎重にボイラー操作をするようになりましたが、かなりのトラウマになってしまったようでした。

そうした、自身の衰えと、ときどきボケをかます、危うさが、自分にあることを自覚はしているのですが、今日のように食パンが消えてなくなるなどということがあったりすると、またぞろ、不安にもなるのですね。

まさか自分がボケてしまって、高齢の母が僕の介護をするなどということのないようにしなければと自分に言い聞かせています。