介護離職からのおひとり様快適生活

定年まで数年を残して介護離職したのち、父を自宅で看取り、その二年後に母も天国へ。風の時代の上昇気流に乗りながら、日々の暮らしでの気づきと心象風景を綴っています。

過労

過労死するほど働いても稼げない理由



日本の教育を、疑うことなく生きていると、

隷属的人生が、待っています。


それは長らく、

日本の教育が、

平均的な労働者を大量生産するために、

プログラミングされたものだから。


一方、そうした頸木から自由に生きてきた人たち、

たとえば、斎藤一人さんとか、ひろゆきなどは、

ストレスなく自由に生きて、

大金持ちで自由を謳歌。


一人さんなどは、中卒を売りにしていますが、

実は、その中学校もろくに行っていません。

でも、卒業後、自分で商売をはじめ、

あっという間に大金持ち。


ひろゆきも、自由に生きた結果が大金持ち、と。


割に合わないのは、平均的な人たち。

まじめに先生の言うことを聴き、

まじめに受験戦争を勝ち抜き、

地合いが悪ければ、就職難。


運よく新卒で大企業には入れても、

過労死で死んだり、とか。


以下は、集英社オンラインからの抜粋。

さまざまな国際調査で、日本のサラリーマンは世界でいちばん会社が嫌いで、仕事を憎んでいることがわかったこと。それも小泉政権の「ネオリベ」改革以降の話ではなく、日本企業が世界を席巻していたバブル全盛期の1980年代ですら、日本のサラリーマンよりアメリカの労働者の方が自分の仕事に誇りをもち、友人にいまの会社を勧めたいと思い、「もういちど生まれ変わっても同じ仕事をしたい」と答えていた。日本のサラリーマンが仕事を憎むのは、新卒でたまたま入った会社に40年も「監禁」されるからだろう。

それに追い打ちをかけたのが、一人当たりの労働者がどれくらい利益をあげたかを示す労働生産性の国際比較だ。日本のサラリーマンは長時間労働とサービス残業で過労死するほど働いているにもかかわらず、アメリカの労働者の6割程度しか稼いでおらず、主要先進7カ国(G7)の中では1970年以降、約50年間にわたって最下位の状況が続いている。


うーん、いやいや働いても続かないし、

続いたとしても精神を病むのが落ち。


勿論、一定数の平凡な人たちの中には、

サラリーマンが向いている人もいて、

十把一絡げには、できないのですが、

僕などは、

サラリーマンがつらくて辛くて、

安定したのは35歳。


逃げ回っていた人生ですからね。

でも、逃げ回ったおかげで、

過労死をしなくて済んだし、

人生何とかなるという楽観も、手に入れました。 

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で、何が言いたいのかというと、

仕事がつらいのならば、

電車に飛び込む前に、

転職したほうがいいし、

もっと自由になりたいのならば、

お金を貯めてFIREしたほうがいい。


何にしろ、自分が主役の人生を生きないと、

人生はもったいなさ過ぎ。


僕は、適度に横歩きをしながら、

転職するたびに、

居心地の良い職場を見つけてきました。


そもそも当時は、

FIREという概念もなく、

貯金体質でもなかったので、

サラリーマンを続けるしかなかったのです。


僕のようなタイプは、

老後に暇を持て余すことはなく、

むしろ今こそが、

人生ど真ん中、

なのです。




社畜生活は「仕事が中心」だから過労死することもあり得る



ゆるーく働く予定がいきなりの連勤で、

これはオーバーワークだと認識した僕は、

すぐに軌道修正。


一応仕事も覚えたし、

もう、会社の要請で連勤することはありません。

週1日勤務も可、と言うから、応募したのですからね。


さて、ゼンショーホールディングスが、

また、やらかしました。

そうです、あのすき家のワンオペ。

以下は、その記事。


 牛丼チェーン最大手の「すき家」で1月、女性従業員が「ワンオペ」と呼ばれる1人勤務中に倒れ、その後に死亡していたことが2日、分かった。すき家は再発防止のため、月内に午前5時から午前9時までの早朝時間帯に行っている1人勤務を複数体制に変更する方針。

 すき家は2014年に深夜のワンオペによる過重労働が問題視され、午前0時から午前5時までの時間帯は複数体制にするなど労働環境の改善を進めていたが、早朝時間帯は一部店舗で1人勤務が残っていた。


うーん、詳細は不明ですが、女性です。 

もう、本当に、過労ほど、割の合わないものはありません。

過労は、生活を棄損し、人生を棄損します。

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会社員生活から解放された後のリタイア生活は、

生活の質が上がりますが、

社畜生活に染まりすぎた人は、

管理されていないことの不安から鬱になる人もいます。


社畜やめますか、人間やめますか、ではないですが、

習慣ほど人を染め上げていくものはありません。


どうせなら、人間として、

良い習慣の人生を送りたいものです。




挫折に強いこともスキルの一つ

電通の新入社員の過労自殺の記事を読んで、胸が痛みました。

以下は、ヤフーニュースからの引用です。

「仕事も人生も、とてもつらい。今までありがとう」--。昨年のクリスマスの早朝、東京で1人暮らしの高橋まつりさんから静岡県に住む母幸美さん(53)にメールが届いた。あわてて電話し「死んではだめよ」と話しかけると、「うん、うん」と力ない返事があった。数時間後、高橋さんは自ら命を絶った。

 高橋さんが中学生の時に両親が離婚。「お母さんを楽にしてあげたい」と猛勉強して東京大に入り、電通に入社した。だが高橋さんのSNSの書き込みは昨年10月以降、「体も心もズタズタ」「眠りたい以外の感情を失った」などと深刻になった。「君の残業時間の20時間は会社にとって無駄」などと上司からパワハラ発言を繰り返されていた様子も書かれていたという。

過労から鬱になり、自殺したのでしょう。過労が鬱を引き起こすことは、想像できます。僕も、疲労が蓄積していくると、精神的にも落ち込みます。そうしたことを周期的に繰り返してきました。

僕の場合、どうにもならなくなったら、最後は逃げました。それが、転職の数の多さとして履歴には残っています。

世の中には本当に理不尽なことが多いし、死ぬほど働かされることもあります。個人差はありますが、本人が死ぬほど苦しいのであれば、その人にとっては明らかに過労であり重圧なのです。

この彼女の場合は、「お母さんを楽にしてあげたい」と猛勉強して東京大に入り、電通に入社した、のですから、そうとうの努力家です。怠け者のはずがありません。

それまで順調に努力が報われてきた人生だったことが、逆に弱さになってしまったように、僕には思えます。会社を辞めるという選択肢を、彼女は最初から排除していたのかもしれません。そのような狭さを感じます。

人生のどこかの段階で、挫折というものに慣れるというか、耐性を持っておかないと、やばい局面というのがあります。できれば10代のうちに一度くらいは挫折をし、乗り越えた経験があるといいのです。

すでに自殺してしまっているので、残された母親の気持ちを考えると、やり切れません。

もし彼女がもう少し柔軟に考えることができ、会社を辞めて別の人生を歩み、「電通なんかクソだぜ」と言って、見返すようなこともできたらよかったのに、と思わずにはいられません。

しかし、過労の状態で、やめる選択も考えられず、過労と精神的苦痛が重なって鬱となった後では、柔軟な発想は無理というべきでしょうか。難しいです。

何日か前の記事でも書きましたが、本当に過労死ほど馬鹿らしいことはないので、死ぬくらいなら逃げましょうと、若い人たちには言いたいです。人生いたるところセイザンあり、ですよ、まじで。

過労が原因だったら、悲しすぎます

 山陽道での多重事故が報じられた時、真っ先に頭に浮かんだのが、過労、の二文字でした。

 運転していたのが、50代の女性とのことでした。
 この容疑者は逮捕前、警察に「ぼーっとして運転していた」と話していたようですが、このぼーっとしてしまうということは、僕も、仕事中、ときどき経験しています。
  
 僕の仕事は、ビジネスホテルの営繕及び設備管理でしたから、すぐに大きな事故につながるということではありませんでしたが、ボイラーを扱ったり、高いところに上ったり、また、地下ピットで作業したり、天井裏を這い回ったりするので、それなりに危険は伴いました。通常は、緊張が眠気を遠ざけますが、それでも、疲れがたまってきたり、寝不足であったりすると、集中力は途切れがちとなります。

 トラックドライバーの方は、疲労が蓄積しすぎると、運転中に、意識が飛ぶ、といったこともあるようです。

 まだ、この50代の女性ドライバーが、過労運転であったかどうかはわかりませんが、その可能性は高いように思います。トラック業界は、休みも少なく、長時間勤務が常態化していると聞きます。

 過労で働いている人は、もちろんトラック業界以外にも、大勢いるとは思いますが、過労が事故につながり、本人だけでなく、他者も巻き添えにしてしまうところに、ほかの業種以上に、悲劇性を感じてしまいます。

 この50代女性は、気丈な頑張り屋さんだったのかもしれません。生活を背負い、ストレスを背負って、頑張っていたのかもしれません。もしかしたら、借金も背負っていたかもしれません。過労でも、ハンドルを握らなければならない事情があったのかもしれません。

 すいません。少し、感情移入しすぎました。だけど、きっとまじめな人だったような気がしてなりません。

 トラックドライバーに限らず、過労から事故や病気を引き起こしてしまう人たちというのは、総じて、まじめです。

 僕は、もうこれ以上仕事を頑張れないという時は、可能な範囲で、手を抜いていました。それを、身を守るすべであると、自分を納得させてもいました。

 その考えは、今でも間違っていなかったと思っています。
 
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