介護離職からのおひとり様ローコスト生活

定年まで数年を残して、介護離職したのち、父を自宅で看取り、その後、母も末期がんで亡くしました。両親の介護のために建て替えた家の住宅ローンを払いながら、ローコスト生活で生き抜く日々の暮らしと心象風景を綴っています。

柳瀬川

35歳まで、まったく先が見えなかった


埼玉県民の日に、東武鉄道一日券を使い、沿線をぶらぶらした僕ですが、やはり一番時間を過ごしたのは、朝霞台駅から南に坂を下りて行った黒目川沿い。
 
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川沿いのベンチで内省していると、その静かな時間に、自分を見つめることができます。

浜松町に通っていた時も、新宿に通っていた時も、朝霞台は通過駅だったので、ときどき途中下車しては歩いた街です。

これは、柳瀬川駅についても言えるのですが、柳瀬川沿いも、よく歩いた道。

黒目川と柳瀬川。

その川沿いの道は、僕にとっては、思索の道でした。

で、そうした道を歩きながら思索していた時というのは、僕にとっては、最大の暗闇からは脱していた時期でもあったのです。

最大の暗闇は、何と言っても、35歳までで、まったく先が見えない日々、でした。

今日はもう、これから出かけなければならないので、この続きは、明日書いてみます。


 

内面の対話のできる人は退屈とは無縁

先日の、県民の日の記事が途中までになってしまいましたが、朝霞で、サラリーマンの通勤風景を見たあと、朝霞市内を散策し、そののち、お隣の朝霞台へ。

朝霞台にある教会に、たまたま24時間勤務の明けの日が日曜日にぶつかった日に限り、途中下車して通っていました。

当時、僕は、幸福の科学の会員で、本気で、キリスト教徒にこそ、主の降臨を伝えねば、と、思っていましたからね。

その教会では、主日礼拝の前に、英語で聖書を学ぶ時間があり、アメリカ人の協力牧師が、英語教室を開催していました。まあ、簡単に言うと、聖書を英語で学んでいたわけです。

で、そのあとの礼拝にも出たことはありますが、退屈極まりなく、たいがいは、退散して、近くの黒目川沿いを散歩していました。


で、先日の県民の日も、その道を歩いたわけです。


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県民の日であるその日も、このベンチに座り、いろいろなことを想いだしていました。

この黒目川沿いの道は、サラリーマン時代に、途中下車して何度も歩いた道。

24時間勤務で、仕事が朝終わるので、そんなことができたのですね。

僕にとって、この道は、思索の道であり、ここのベンチは、物思いにふけったベンチ。

幸福の科学を退会するときも、このベンチに座って、考え抜きました。

きっとこれからも、機会があれば、この道を訪れ、考え事をすると思います。

残念ながら、今は、新宿に通勤していないので、朝霞市は、僕の家からはちと遠い。

でも、老後生活に入ったら、月に一度は訪れたい場所。

まあ、今も老後生活のようなものですが、まだアルバイトをしているので、完全リタイアしたら、ということね。

その後、また電車に乗り、柳瀬川へ。

柳瀬川沿いもまた、思索した場所でもあります。

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柳瀬川沿いには、なかなか適当なベンチがなく、この、石階段に座って思索しましたね。

黒目川沿いも柳瀬川沿いも、春になると、桜が綺麗な場所です。それと、菜の花も。

海なし県には川が重要なファクター。

まあ、都内に通勤していなければ、黒目川沿いも、柳瀬川沿いも、そうそう歩くことは、なかったかもしれません。

でも、途中下車して歩いたおかげで、今の僕が、過去の思索の歴史を手繰り寄せる縁にも、なっています。

僕は、こうした川沿いを歩いたり、座り込んだりして、内面の対話を、していたのだと、思います。

そして、そうした内面の対話は、これからも、続けていきます。

なぜなら、それこそが、僕にとっては、生きるということだから。

だから僕には、退屈は、ありません。

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