今の僕は半日労働のアルバイトで、ゆるく働いています。

これは、僕のペースに合っていて、疲労もさほどたまりません。勿論、仕事である以上、それなりには疲れるのですが、仕事に行くのが嫌になるほどではありません。

募集要項に、50代60代が活躍中、とあったのに反応したのは正解でしたね。

で、今思いだしてもきつかったのは、倉庫での仕事でした。

僕は、その倉庫で直接雇用されたのですが、他に派遣労働者も何人もいました。

結果から言うと、僕は一日でギブアップでした。その仕事については、以下の記事で書いています。


お金がないと、怯えた生活になる

あの倉庫に派遣されてきた若者たちの絶望的な目、あるいは、無気力な目、それを、今も忘れることができません。

その若者たちと比べ、僕は恵まれています。

何よりも、彼らほど今後生きなくて良いのです。つまり、彼らよりも残りの人生が短いのです。

そして、あと数年で、年金の報酬比例部分がもらえます。そしてさらに言えば、若者と違い、将来の不安がないのです。

将来の不安がないなんて、嘘っぽく聞こえるかもしれませんが、僕は、20代30代で苦しんだ自分自身と比べたら、今の僕の生活は楽すぎて、極楽です。

若いときの苦しみは、過酷です。残酷です。まだ欲もあるし、自分の人生を何とかしないと、と真剣に思い悩みますからね。

今はもう、余生なので、本当に楽です。だって、すべてを受け入れて生きていくだけですからね。何とかしようなどと、何も考えていませんからね。

ただあるがままに生きる、それで十分です。

でも、だからこそ、あの日雇い派遣の若者たちの暗い目を忘れてはいけないと、思っています。

言いたいことがうまく言えないので、また、このことは改めて考えてみます。