僕は、以前にも話したかとは思いますが、長らくカルト宗教の影響下にあったために、お金がない状態が当たり前でした。

そのカルト宗教、幸福の科学は、熱心な会員であればあるほど、とてつもない金額を散財するような仕組みができあがっています。

その詳細を述べることはこのブログの趣旨とは離れてしまうので控えますが、その集金システムには、えげつないほどの強欲さがありました。過去形で言っていますが、今はさらにそれに拍車がかかっているのではないでしょうか。

さて、そのような集団に絡め取られ、常に金を吐き出し続けた結果、いつもお金がない状態が続き、次第にそれが当たり前になっていきました。そんな状態が50歳になるまで続いたのです。

で、ここからが本題なのですが、人は慣れる生き物で、金がないのが当たり前になると、そのことに抵抗がなくなります。金がなければないなりに、何とかなってしまうからです。

あるいは、転職についてもそう。

僕はバイトも入れれば、転職の数は135です。これはスタン・ハンセンの体重なので、よく覚えています。ハンセンとブローディーは、僕の一番好きなレスラーなのですね。

で、僕は転職を数多くしてきたから、仕事を変わることに抵抗がありません。

しかし、一度も転職経験がない人は、もしかしたら、転職に恐怖を感じるかもしれません。電通の高橋まつりさんなども、道から逸れる恐怖が、彼女を追い詰めたのかもしれません。

何が言いたいかというとですね、お金がない状態が続くと、お金がないことに耐性ができるし、転職を数多く経験すると、転職に耐性ができるのです。

また、僕は外国にも結構行っているので、だいたいどの国も、結局人間なんて同じじゃん、ということを知っているのですよ。これも、けっこうでかいと思います。

で、金持ちの立場になって考えてみました。

金持ちというのは金を持っているのが当たり前で、貧乏の経験がないのですよ。だから、貧乏になることを怖れます。転職をしたことのない人間が、転職を怖れるようにね。

一度経験してみれば、まあ、何とかなることがわかると思うのですが、人には想像力があるので、想像の中で勝手に恐れてしまうのです。

ときどき、僕などから見たら十分すぎるほどのお金を持っていながら、お金に対する不安を口にする人がいるので、一度その人の立場になって考えてみました。

まあ人間は、ありもしないことを恐怖したり、注意深くあるべきところを高をくくって捉えたりと、実はこれは、カルト宗教を信じていた頃の僕ですが、そんな変な生き物なのですよ。

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詐欺やカルト宗教だけでなく、まっとうな商売でさえ、人の心を誘導する際には恐怖と欲望を突いてきます。

人が操られるときというのは、恐怖を煽られるときか、欲望を刺激されるときです。

その点だけをおさえておけば、かなり人生の助けにはなるかと思います。