介護離職からのおひとり様快適生活

定年まで数年を残して介護離職したのち、父を自宅で看取り、その二年後に母も天国へ。風の時代の上昇気流に乗りながら、日々の暮らしでの気づきと心象風景を綴っています。

天涯孤独者

おひとり様のお墓事情



お墓は、

日常と非日常をつなぐ空間でもあります。


ときどきでもお墓参りをすると、

気持ちが引き締まります。


さて、昨日は、

檀家墓地の管理料の支払いに、

行ってきました。


途中、かっぱ寿司で昼食。

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アトムの株主優待期限が6月末で切れるポイントがあり、

通常であれば、

ステーキ宮で消化するのですが、

今回はかっぱ寿司で使用しました。


そこそこの急斜面に立つ墓地は、

今は良いとしても、

いずれ墓じまいも考えないと。


何しろ天涯孤独の身。

僕の後がないので、

何とかしなければなりません。


今月のように、

体調の悪い日があると、

ますますそう、



思えます。 





天涯孤独子さんのお金の心配と住む場所への不安



ブログパトロールなどをしていると、

女性のほうが、

老後への備えの意識が、

高いように思えます。


特に、

生涯一人で生きていくと決めた女性ほど、

その傾向が強いように思います。 

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以下は、マネープランクリニックからの一部抜粋。


天涯孤独子さん
女性/会社員/37歳
北海道/借家

貯金ができず、これからの生活と老後が不安です。幼少期に母親を亡くし、ずっと父子家庭で育ちましたが、父が亡くなり、住んでいた団地を出て一人で生活しております。父がいた時からこれまでずっと、生活にいっぱいいっぱいで貯金もままならず、給与の手取りも下がり、今も生活するのがやっとです。年金も、20代前半に未納期間が2年あり、少ない支給になりそうです(追納できる期限切れ)。家賃の安いところへの引っ越しも諸事情で難しく(親戚に保証人も頼めないため)、また今のアパートもずっと入れるわけではないので、住む場所への不安も抱えています。車も生活に必要不可欠で、ローンもあり手放せないです。老後への生活資金を貯めつつ、住まいも確保するのは難しいでしょうか? 結婚は今のところ予定はありません。
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うーん、11万5000円ほどの手取りで、

貯金は150万円とのことで、

FPは、

もっと稼げるところへの転職と、

将来は年金を繰り下げ受給して増やすようにとの、

アドバイスをしていましたが、

天涯孤独者にどこまでもついて回るのが、

保証人の問題。


これだけ、

おひとり様が増えている現状があるのですから、

いずれこの保証人制度は改善されると思いますが、

何にせよ、

先立つものがないと、

生活はままなりません。


まだ若いのに、

今から年金の心配までさせているこの国の在り方に、

憤りを覚えるのは僕だけではありますまい。

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6月になって、

また物価の値上がりにも拍車がかかる今、

本当に政権与党には、

しっかりしてもらいたいと、

思わざるを得ません。




年金を受給する前に亡くなるという悲劇



僕はこのブログで何度か書いているように、

貰える年金の一部を、

繰り下げようと思っているのですが、

それには、

勿論リスクがあります。


それは、

思っていたよりも、

早く死んでしまうケース。

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今のところ、

父の寿命を参考にして、

自分の余命を想像していますが、

未来のことは誰にもわかりません。


以下はマネーの達人からの一部抜粋。

本来は65歳から受給できる老齢年金の金額を増やすために、繰り下げ受給をしようとしていた方がいたとします。

その方が、繰り下げ受給待機期間中に亡くなってしまった場合は、一定の遺族の方が請求をすれば未支給年金として受給することができます

ただし、未支給年金として受給できる金額は、65歳から受給した場合の年金額で算出され、65歳から亡くなった月の分までの年金額が一括で支払われます。

未支給年金は、一定の遺族の方の請求により受け取ることができます。

この場合の一定の遺族とは、亡くなった方と生計を同じくしていた以下の遺族で、以下の優先順位により受けとることができます。

(1) 配偶者

(2) 子

(3) 父母

(4) 孫

(5) 祖父母

(6) 兄弟姉妹


うーん、 天涯孤独の僕は、

上記いずれの該当者も無し。


まあ、お国に没収されるのでしょうが、

それが最後の御奉公と思えば、

それもまた、良し。


何はともあれ、

繰り下げるにしても、

早死にのリスクはあるわけで、

人生は常に、

リスクとは隣り合わせ。


だからこそ、

主体的な選択には、

価値があるのです。





最低限快適に暮らせるラインを知れば心は安定する



人間が不安を感じるのは、

遺伝子レベルのことなので、

避けようがありません。 


僕だって、

以前は、

不安の塊、

でした。


それがだんだんに、

色々見えてきて、

不安を整理できるようになったんです。


人生に大切なこと。

それは、

3つのK。


健康、経済、交友関係。


僕の場合は、

この3つを見つめ、

考え抜きました。


人によっては、

この3つのKの3番目が、

家族の場合もありますね。


僕は、

天涯孤独なので、

家族はなし。


なので、

友人をはじめとする交友関係が、

3番目のKになっている、と。


人生は死ぬまでの暇つぶしだ、

という人もいますが、

僕は、

人生は旅だ

と思っています。


この世には、

何らかのことを学ぶ必要があって生まれてきて、

死ねば、

本籍である実在界に帰る、と。

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だからこそ、

内省が必要で、

反省し、

軌道修正したりも、

しているわけなのです。


で、同じ旅なら、

楽しいほうが良くね、ということで、

今日も、

楽しいことにアンテナを張っている、

僕なのです。





「時代に合わせて呼吸をする積りはない」と彼女は言った



緑魔子と言っても、

今では、

知っている人も少ないかもしれませんが、

夫の石橋蓮司さんは、

まだ、テレビでときどき見るか、と。


緑魔子さんも、

もう80歳近いのかもしれませんが、

その緑魔子さんと、

交友もあり、

同じレコード会社でもある、

浅川マキの曲を、

このところ、

アップしているのですが、

彼女が死んだのは、

もう、10年以上の昔。


自らの音楽のためには、

妥協することなく、

孤高の道を歩んだ浅川マキ。


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孤独を癒すその歌声は、

今日もどこかの天涯孤独者の耳に、

届いているのかも、





しれません。





クレジットカードの取り忘れ3回目



昨日、スーパーマーケットでの会計時に、

クレジットカードを取り忘れました。


実は、これで、3回目になります。


そしていずれも、

取り忘れたスーパーマーケットは同じ店。

それは、生鮮市場トップです。


他の店では、

取り忘れたことはないのですが、

なぜでしょうね。


前の2回は、

店員さんが気づいて教えてくれました。

生鮮市場トップもセルフレジになってからは、

自分で、ピッピッとやっているのですが、

それは、ベイシアなどでも同じこと。

ベイシアでは、

一度も取り忘れたことはありません。

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で、今回は、

自分でとり忘れに気づいたのですが、

それは、去年あたりから、

意識して、

ゆっくりと、

確認して生きることを、

心がけるようになったからです。


天涯孤独のおひとり様にとって、

ケガや病気、トラブルは、特に大敵。

勿論おひとり様でなくてもそうでしょうが、

天涯孤独者の場合は、ほら、

ケアしてくれる人がいないじゃないですか。

何でも自分でやらないといけないし、

やれないと、いけないのです。


で、ケガや病気トラブルを避けるには、注意が必要。

そのためには、せかせかしてはいけないのです。

なるべくゆっくり動く。

確認しながら動く。


家では、指差し確認をしています。

火の元、良し、電気、良し、ガス、良し、

などと口に出して言いながら、 

指をさして確認しています。


これぞ、スローライフ。


昨日も、念のためと思い、

ゆっくり財布を開け直し、

確認したから、

クレジットカードの取り忘れに気づけたのです。


ほんとうは、忘れないのがいいのですが、

悲しいかな、家電が経年劣化するように、

人間様も、加齢とともに、

いろいろなところが劣化していきます。


それを、止めることはできません。


それならば、

工夫して、

乗り切るしかない。


というわけで、

今日も、

僕は、

スローライフです。




生きているうちに使ってこそのお金



昨日の夕方あたりから、

急に風が強くなり、

グッと気温も下がってきて、

早めの入浴後は、

暖かく過ごしていました。



僕はリタイア生活で、

なおかつ自宅が超心地よいので、

家にいる時間が大好き。


そして自由時間で、

読書をしたり、

撮り貯めた番組を見たり、

いろんな人のブログを読んだりしているのですが、

ブログを読んでいてときどき気になるのが、

お金に関すること。


人生いろいろ、お金に対するスタンスもいろいろ。


そうした中で、

どうしても理解できないタイプの人を、

ときどきですが見かけます。


それはお金を腐るほど持っていながら、

使おうとしない人。

節約が染みつき過ぎていて、

お金を使えない体質になっているのかな、と。


有限の人生。

どこかの時点で人生の残り時間を意識して、

貯め込むだけでなく使うことをしていかないと、

莫大なお金を残して死にかねません。


まあ、それでも、

そのお金を有効に引き継いでくれる遺族がいれば、

まだいいのですが、

僕のような天涯孤独のおひとり様は、

お金を残す理由すらありません。

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葬式代ぐらいは勝手に残るでしょうから、

だって、

年金は後払いですからね。


生きているうちに、

お金はなるべく使い切ったほうが良くね、

と思っている、





僕なのでした。



 

僕が自宅で死にたい理由



僕は50代後半で介護離職後、

自宅で父を看取ったのですが、

自宅に帰れると知った父が、

鼻歌混じりで喜んだ光景を、

今も、思い出します。


事程左様に、人は住み慣れた自宅で死にたいもの。

それは僕とて例外ではなく、

ましてや天涯孤独で保証人もいない僕であれば、

なおのこと、入院生活は避けたいところ。


昨年、ローコスト生活でありながら、

食費を上げたのも、

そうした理由があってのこと。


以下は、ネット記事からの一部抜粋。

日本の一般医療では、寝たきりで意識のない老人にも、体中にチューブを巻きつけるなどの極端な延命治療が行われ、医療費44兆円の半分が65歳以上高齢者に費消される異常な医療実態があります。

欧米の医療では、考えられないような寝たきり老人への過剰施術ですが、これも日本医師会の金儲けの重要な肝になっているからに他なりません。

もちろん、日本医師会はスイスなどのごく一部の国で、わずかに行われている「公的安楽死」などは絶対に認めない立場です。

高齢者の延命医療こそが「カネのなる木」だからです。


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うーん、 父は老衰で亡くなったのですが、

 

火葬場で、骨がしっかりしていると褒められました。

 

生前、ほとんど薬を飲まない人だったので、

 

薬害による影響が少なかったのでしょう。

 

 

コロナワクチンについても背後にいろいろな闇があり、

 

陰謀論めいたことを横においても、

 

巨大な利権というものは、

 

無視できません。 





これは、

このような弱小ブログで語り切れるものでもなく、

 

まずは、

自分の心の平安と、

 

健やかな健康を維持することに注力し、

 

日々の暮らしの中に、

 

喜びを見つけていきたいと、

 

思っています。

 

 

そして、

そうした心的態度こそが、

 

自宅で安らかに死ねる道へと、

 

続いているように、

 

感じています。

 

 

 

 

正しいことより楽しいことを選ぶ



今日のタイトルは、

今年の僕のテーマでもあります。


今の世の中、

自分の中の正しさ、

自分流の正義感に酔っている人が多い、と。


マスク警察もそうですし、

レジなどでやたらと切れる老人もそう。

朝生でブチ切れた田原氏もそうかもしれず、

自分の枠の中の正義が、

あるのでしょうね。


実は、

これは僕の中にもあって、

人のことは言えません。


さて、2022年最後の日は、

今は亡き両親、

そして弟の、

墓参りに行ってきました。


天涯孤独の僕としては、

墓じまいも視野に入れつつ、

まだ動けるうちは墓参りをして、

今は亡き家族との語らい。


墓参りの後、

そのまま帰宅しても良かったのですが、

ふと、思い立って、

塩船観音に立ち寄りました。

山の頂上には、

塩船平和観音が立っています。


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塩船平和観音への道。 

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観音様の足元から来た道を振り返ると、

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こんな感じ。

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頂上からの風景。

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塩船観音の概観図。


大晦日は人も少なく、

内省には、うってつけ。


これが翌日の元旦ともなれば、

人があふれかえるのだろうなあ、と。

露天商の屋台も、

すでに5つほど並んで、

明日の賑わいに備えて、

待機している状態でした。


僕は新年の初詣は、

人がだいぶ少なくなった頃に、

ひっそりと行きます。


そしてこの新年は、

元旦も二日も、

家で内省し、

瞑想的に過ごしました。


つまり、

今年になってから、

まだ一歩も、

外に出ていません。


玄関のドアすら開けないつもりでしたが、

元旦にピンポンが。

ドアを開けると、

回覧板を持った近所の主婦が立っていました。

回覧板でケガをしたと、

血の付いた手の指を見せ、

仮補修しておいた、と。


見ると、

回覧板のホチキスで止めてあるところが、

わずかに鋭利化している部分があり、

そこに皮膚が引っかかった模様。


ああ、それは大変でしたね、

こちらが気づくべきでしたと言い、

すぐにさらにガムテープを張って補修しました。


あ、僕は、去年の4月から自治会の班長で、

今年の4月になれば班長は別の人になりますが、

自治会の役員は継続します。

2年間が、受け持ちなのですね。


ということで、

元旦に一度玄関ドアを開けたほかは、

外の空気すら吸っていない、

新年になってからの僕ですが、

今日はこれから、外出予定。


ただ、基本は、家にいることが多く、

静かな生活に浸っています。


静かな生活、

静かな暮らしが、



好きです。





加齢というのは実に残酷なもの



僕は介護離職し、

父を自宅で看取ったのですが、

その中で学んだことがあります。 


それは、

加齢というのは、

実に残酷なものだということ。


元気で畑仕事をしていた父が、

家の前が貸農園になっていて、

それが良い気晴らしでもあったのでしょう。


それが、85歳のときに、

急に足が浮腫みだして、

そこからは入院後、

あれよあれよという間に、

衰えていきました。


読書家だった父が、

どんなに良い本を薦めても、

読もうとしなくなり、

読書するにも体力と、

気力が必要なのだと、

知りました。


僕自身も、

60を過ぎてから、

いろいろなところで衰えを感じており、

今年の5月1日に、

救急搬送された経験ののちは、

何をするにも、

かなり臆病になってはいます。


天涯孤独のおひとり様は、

自分だけが頼り。


だからこそ、

何にせよ、

用心に、

越したことはありません。

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加齢は、

確かに残酷だけど、

前を見て、



歩きます。






悲報、働き詰めの天涯孤独者が死んだらどうなる



僕の知人で、

高校を出てからずっと、

公務員をしている人がいましたが、

働き詰めに働いて、

60歳で死去。


公務員ですからねえ、

退職金もかなりあるし、

何よりも、年金額が多い。


奥さんでもいれば、

その奥さんは、

遺族年金で悠々自適。 


でも、天涯孤独だったらしく、

仕事だけして早死にした、と。


こうした場合、つまり、

お金の受取人がいない場合、

どうなるのでしょう。


まず、年金は、本人が死んでいる以上、

受取人はいません。


預貯金などは、

親戚の方が受け取るのかなあ。


こんなことを言うと不謹慎ですが、

もし、この独身公務員の奥さんとして、

彼の死の1年ほど前にでも結婚していれば、

その奥さんは、彼の退職金と、

遺族年金を受け取って、

悠々自適の老後生活。

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犬でも飼って、

優雅に暮らすという方法も。


老後のお金に不安のある女性は、

独身の公務員を狙うのも、

悪くないかもしれません。




「富の比較ゲーム」に参加してはいけない



昨日は、老後の孤独が怖い、

というタイトルで記事を書いたのですが、

孤独への親和性さえクリアしてしまえば、

おひとり様シニアは、経済的には楽。


モーガン・ハウセルが言っているように、

「富の比較ゲーム」に参加してはいけない、のです。 

老後2000万円問題も、

一つの呪縛のようになっていますが、

それも、比較ゲームのなせる業。


単純な話をしましょう。

かつて働いていたアルバイトの現場で、

先輩のパート社員が、

彼は当時65歳でしたが、

息子夫婦と同居していました。

住居費が節約できるので、

息子夫婦は大助かり。

その先輩パート社員も、

かわいい孫と暮らせて幸せ。


これは、winwinの関係なので、

これだけ聞くと素晴らしいのですが、

問題は、

子供はその息子だけではないということ。


長男であるその息子の下には妹がおり、

その長女は結婚して横浜に住んでいるとのこと。

で、その長女から、

今度マンションを買うのでお父さん、

頭金の足しにするので500万円だして、と。


まあ、生前贈与みたいなもんですが、

なるべく子供を平等に扱いたいその先輩は、

500万円を出してあげたそうです。


このような立場にある高齢者の場合は、

そのようにして簡単に高額が、

出ていくことがあります。


それに対し、

僕のような天涯孤独者は、

そうした支出は皆無。


なので、

老後の必要資金と言っても、

人が変われば必要額も変わります。

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困窮の中にあってはただ自分を善く修養し、

と孟子は言いました。


僕も、50代半ばで介護離職し、

実家を建て替えての住宅ローン生活ですが、

傍から見れば大変な生活でも、

そのようなときこそが、

学びのチャンス。


孟子先生の仰る通り、

自分を善く修養して、

ローコスト生活を身に付けました。


先ほどの先輩に話を戻すと、

一緒に住んでいてかわいい孫ですが、

外孫もいる場合、

孫への支出は、

更にかかるでしょうしね。


かかるお金は、

本当に千差万別。

なので、

比較すること自体が、

無意味。


僕は、

多くはない資産と多くはない年金で、

ローコスト生活の日々ですが、

心に平安があるのは、

比較ゲームに参加していないからだと、

思っています。




老後の孤独が怖い



ずっと一人で生きていると、

孤独が馴染んでしまって、

そこに心地良ささえ感じることもあるのだけれど、

世の中には、老後の孤独が怖いという人もいます。


特に、おしどり夫婦だった人たち。

夫婦が仲が良いのは良いことだけど、

連れ合いが死んだときのつらさは半端ない、と。


それは、天涯孤独者の僕にも、

想像するぐらいはできます。


僕の場合、孤独が怖かったのは二十代。

三十代も中頃までは、そうでした。

孤独と閉塞感。

それが、僕の二十代と三十代の途中まで。


その後は、半分開き直りもあり、

流れに乗るまま生きてきて、

今は、孤独に安らぎすら覚えることも。


でも、孤独がつらいのも、わかりますよ。


ときどきふと感じる寂寥感。

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特に、これから秋が深まっていくほど、

そうした感じはします。


そんなときは、音楽を聴いたり、読書をしたり。

でも、だんだん文字を追うのが億劫になってきてもいます。

ブログなどの短文であればすぐ読み終わりますが、

長編小説を読むには、覚悟が必要。


年を取るほど、

だんだんいろいろなことができなくなって、

無口にも、



なっていくんでしょう。




地元の友人は限りなくゼロに近い



僕は高校を卒業するまで、

東京都との県境にある入間市というところに住んでいたのですが、 

そこを地元だとすれば、

もはや、地元の友人は限りなくゼロに近い、と。


中学時代の一番の親友は、死んでいるし、

もう一人の親友は、行方不明。

諸行無常を感じます。


でも、一応、連絡しようと思えばできる地元の友人が一人だけいて、

まあ、それでも地元の友人は限りなくいないに等しい、と。


で、何を地元とするかにもよりますが、

高校を出て、18歳のときに引っ越してきた、

同じ県内の今の町のほうが、

もはや地元という感じが、しています。


でも、この町には、幼馴染みもいなければ、

学生時代からの友人も、いません。


僕は大学には行っていないので、

今も、かろうじて付き合いがあるのは、

高校の時の友人くらい。


あとは、
AさんやIさん、風のハリマオさんなど、

大人になってから知り合った人たち。


そのAさんも、鹿児島県日置市が故郷ですが、

その後前橋に住み、埼玉に移り、

今は、埼玉県人としての人生のほうが長い、と。


Iさんは、北海道で生まれて、その後埼玉に移住。

上福岡で思春期を過ごし、今は東松山にいる、と。


風のハリマオさんは、ずっと地元暮らしなので、

中学時代の友人も多く、交友関係は豊か。


天涯孤独者の僕にとって、

友人だけが、

語り合える相手なのですが、

僕は、ただの一度も、

友人を作ろうとしたことはありません。


友人というのは、

自然に現れ、

自然に去っていくものだと、

思っているから。

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一切は、去りゆくもの。

そういう僕も、

いずれはこの世を去っていきます。


人生は、死ぬまでの旅。


その後の旅のことは、

いずれ機会があれば、

話したいと、思っています。




高齢者の75%は「年金だけで生活できない」



昨日は、3か月ぶりに、

交通誘導警備員のアルバイトをしてきました。 

早朝に起き出して準備し、昼過ぎまでの勤務。

真夏ほどではないにせよ、それなりの暑さの中の労働。


3か月ぶりの出勤となったのは、

会社から電話がかかってきて懇願されたため。


ただ、やはり、昨日働いてみて、

この仕事はやめにしようと思いました。

辞めても、ローコスト生活で、

生きていけるめどが立っているため。


僕はローコストで生き抜く術がありますが、

そんな高齢者ばかりではないようです。

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以下は、ライフアンドマネーの記事からの抜粋。


2022年9月9日に公表されたばかりの厚生労働省「2021年 国民生活基礎調査の概況」より、「高齢者世帯における公的年金・恩給の総所得に占める割合別世帯数の構成割合」を確認します。 100%年金だけで生活できている世帯は24.9%にとどまります。80~100%未満が一番多く、33.3%。また60~80%未満が15.9%、40~60%未満が14.0%もいます。 ちなみに2年前の調査では100%生活できる高齢者が48.4%いました。比較すると大幅な減少となったことがわかります。 年金以外の所得としては、稼働所得(71万7000円)、財産所得(22万9000円)、年金以外の社会保障給付金(2万1000円)、仕送り・企業年金・個人年金・その他の所得(28万8000円)があります。 仕送りなども含まれるため、子ども世帯の援助を受ける方も少なくないのかもしれません。


うーん、天涯孤独者の僕は、子供からの援助はなし。

逆に考えれば、孫などへの支出も無し。

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他人様から見れば寂しい人生かもしれませんが、

あとは一人で死ぬだけ、という立場は、

これほど気楽な稼業もありません。


鴨長明を心の友にして、

今日も、

一人を満喫する生活です。




54歳貯金ゼロでも楽天家だった自分のその後



預貯金がゼロになってみると、むしろ爽やか、という心境は、

実は、この時が初めてではありませんでした。

そもそもが、貯金をするメンタルではなかったのです。


それというのも、35歳で幸福の科学に入信し、

53歳で退会するまでの間、活動信者でしたから、

その間に、60万円の御本尊を一回、

100万円の御本尊を2回、など、

お金が貯まる暇もなく、出ていくのです。


これは、数年ごとに御本尊がリニューアルされるため、

熱心な会員は、そのたびに100万単位の支出となります。

まあ、この調子で話していくと、

幸福の科学の話になってしまうので、

この辺にするとして、

常にお金を吐き出し続ける環境下にいたため、

少しお金が貯まりだすと吐き出すみたいな、感じ。


ただ、50歳のときに、教義に疑問を持ち、

お布施の支払いをセーブしていたため、

多少はお金を貯めることができていました。


で、そのお金も親の介護で自宅に戻ることになり、

マンションの売却前に繰り上げ返済に充てたりなどし、

何とか残債をゼロにしたという綱渡り経済。

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一文無しにはなりましたが、株が2銘柄ありました。

ただ、民主党政権下の悪い環境で、

その2銘柄もほぼ塩漬けに近く、

売っても、たかが知れていて、

そのまま放置。


なので、資産は、その2銘柄の株だけという惨状。


当時は、仕事と介護の両立で忙しく、

そもそも、株どころの騒ぎではありませんでした。


で、そこから、鬼のようにお金を貯めまくりました。

生活費は、親の年金でできるので、

毎月、20万円前後を貯金。

給料は、手取りで27万円前後だったと思います。


一年で、250万円くらいは貯めたと思います。

ただ、その後介護離職となったため、

鬼のようにお金を貯めた時期は、2年半ほど。


お金を貯めるだけでは増えないので、

株式投資のほうにも資金を投入。


その後、日本を取り戻す、を謳い文句にして、

安倍さんが総理に返り咲いてからは、

投資環境も改善し、

僕も多少は、

株式投資の波に乗ることができました。


バリアフリー化して建て替えた家で、

父を在宅介護し、

父が老衰で他界後、

母も末期癌で他界し、

今は天涯孤独者として、

質素な暮らしで、

生きています。




60代は疲労の回復に時間がかかる



少し前に、

スローライフの功徳について話しましたが、

まだ言い足りないので、続きを。


健康と経済は、密接不利な関係にあり、

僕が、月6万円乃至6万5000円ほどで、

暮らしていけているのは、

健康が維持できているからだと、思っています。


もし、医療費がかかっていたら、

7万円以下で暮らすのは無理な話。


で、経済というと、

すぐに働くことが頭に浮かびますが、

7月に、僕が熱中症で倒れた職場も、

速攻で辞めましたが、

それは、目先の現金よりも、

トータルでの経済的視点を重視したから。


50代の半ばあたりから気がついたことは、

疲れやすくなったことと、

注意力が落ちたこと。

ましてや60代の今は、なおさら、です。


疲労がたまってくると、

我知らず、蓄積し、

その蓄積が、

やがて病気の引き金にもなる、と。


そうは言っても、

フルタイムで働かなきゃやってけないのよ、

という人は、

ここから先を読むのはおすすめしません。


僕は、人生はトータルで見るべきだと思っていて、

ましてや老後という晩年においては、なおのこと。


健康を損ねたら、

自分が苦しむだけでなく、

お金もかかります。


さらに言えば、

僕のような天涯孤独者は、

誰も、頼れる人がいません。


なので、健康あっての経済、なのです。


で、スローライフですが、

意識してゆっくりと生きていると、

不思議な知恵が浮かんできます。


その知恵の導くほうに動いていると、

だいたいのことは上手く行きます。 

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話を疲労に戻すと、

疲れたらすぐに休む

そして、

それができる環境を維持する


どんなに疲れていても休めない、

という人もいるかと思いますが、

その疲労の蓄積が、

いずれはあなたの人生をも、

蝕むことになるかもしれませんよ、

ということ。


60代の疲労の回復には時間がかかるし、

今後は、年を取るほど、

その傾向は増してくると思うので、

心して、

スローライフを送りたいと、




思っています。



世の片隅でひっそり暮らす喜び



今思うと僕の人生は、

狡賢い奴らに操られまくった人生でした。 


統一教会でのことは、

このブログでも散々書いてきたので、

今回は触れませんが、

人生を棄損するのは、

なにもカルト宗教だけに限りません。


いたる所に、

そうした罠は、

張り巡らされています。


今、僕自身が、

若者だったらと思うと、

かなり暗澹とした気持ちに、

なるのではないでしょうか。


日本の政治には絶望しかなく、

お金持ちだけが上手くやっている状況。

富裕層がどのようにして、

タックスヘイブンを利用しているかは、

知っている人は知っています。


一方、勤労世帯は、搾取されるばかり。


なので、ミクさんのように、

若くて賢い人は、

早々にリタイアして、

極力搾取されない人生を選びます。


結局、大半の庶民にとって、

合法的に搾取から逃れるには、

それしか選択肢がないのです。


僕が若者だったら、

もし十分なお金があれば、

与沢翼やひろゆきのように、

日本を離れて暮らすと思います。


フランスの知性、ジャック・アタリが予測したように、

今後は、ノマド的に世界を渡り歩く富裕層と、

地元から離れられないマイルドヤンキー的な生き方、

あるいはヤンキーほどの元気もなく、

派遣会社を渡り歩くしかない疲弊層、

などに分類されるのではないでしょうか。


同じ若者世代でも、

二極化が進み、

それは、

端的に言えば、

お金があるかないかの差。

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僕は、

今を絶望し、

日本を絶望する若者の気持ちが、

わかるような気がします。


翻って自分のことを話すと、

今シニア世代で良かったな、と。


辛うじて年金はもらえるし、

下手な欲を積み上げなかった分、

しがらみが少ない、と。


何よりも天涯孤独者で、

あとは、

死ぬまでの自由時間。


世の片隅で、

ひっそり暮らす喜びを、



満喫しています。




単身世帯(ソロ世帯)の上手な生き方



2040年には40%を超えると言われている単身世帯。

就職氷河期世代に代表されるように、

経済的に結婚が難しかったり、

子供部屋おじさんの増加などで、

結婚しないほうが楽じゃん、と考える傾向もあり、

少子化が加速。


また、結婚はしていても、

やがて子供は独立し、夫婦二人となり、

その相方が死ねば、いやでも単身世帯。


一人焼肉に、ソロキャンプ、など、

今やソロ活動はメジャー化しつつあります。


旅行会社の広告を見ても、

一人一室同料金、など、

一人参加でも割増料金を取らない企画も増えています。


僕などは、

結婚もせず子供もおらず、

兄弟姉妹もない、天涯孤独者。


ソロ活動は、お手の物、のはずでしたが、

この暑さもあり、家にいる時間が長くなり、

昼間に寝すぎてしまって、夜寝付けない時など、

誰とも話していない自分に気づき、

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自分との対話と言えばカッコつけすぎで、

要は独り言が多い生活。


 単身世帯の上手な生き方は、

実は僕も模索中、なのです。




ローンの支払いさえ終われば“何歳まで生きても住むところには困らない”



賃貸か持ち家かの議論の不毛さは、

比べる条件によって違うから。

トカイナカであれば、

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圧倒的に持ち家が有利。

住宅ローンの支払いにはゴールがあるし、

人はゴールが見えていれば頑張れるもの。


一方、賃貸にはゴールはありません。

つまり、生きている限り、家賃、という重い出費が付いて回ります。

年金が15万円以上ある人であれば、大丈夫でしょうが、

それより少ない年金で家賃を払ったら、

たちまち生活保護レベル以下の生活費。


つまり、持ち家は、長生きリスクに対応できるのですよ。

だけど、修繕費がかかるじゃん、という意見もありますが、

それは、自分の懐事情で調整も可。

ぶっちゃけ、

高齢でもう長くはないと判断すれば、放置もアリ。


で、さらに言うと、

僕の場合、保証人もいない天涯孤独者。

天涯孤独の老人に部屋を貸してくれる大家は、

少ないと聞きます。


持ち家は、災害リスクがありますが、

それでも、一戸建てであれば、土地は残るので、

そこに掘っ立て小屋でも建てれば、何とかなります。


 

自殺について考える天涯孤独者の僕



ちょうど人生の残り時間について考えていた昨日、

ファイト一発の人の訃報が飛び込んできました。

縊死だそうですね。


少し前になりますが、

三浦春馬さんも、そして竹内結子さんも、

縊死だったように記憶しています。


今回の発見者は奥さんでしたか。

竹内さんの場合も家族だったのでしょう。

独身者の三浦さんは、仕事関係者かな。


いずれにせよ、誰かが、発見するわけです。


僕などは天涯孤独者なので、

自宅で縊死などした日には、

誰からも発見されず、長らく放置、となるでしょうね。


僕は、若い頃は、少しだけ、それも本気ではなく、

ちらっと、自殺ということを考えたこともありましたが、

苦しくても生きていれば何とかなる、と思っていました。


で、何とかなって、この年まで死なずに済んでいるのですが、

ちょうど死について考えていた時だけに、

そしてまた、僕とほぼ同じ世代の自殺だっただけに、

なぜだろう、と考えたのですが、

理由はおそらく、奥さんでもわからないはずで、

ただただショックなだけでしょう。 

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フランク永井さんでしたか、

死にきれずに後遺症が残り、

その後大変だったとも、聞いています。


名のある方であれば取り上げられたりもしますが、

全国ではかなりの自殺者がいると思います。

そうした人、一人ひとりに、人生があり、理由があるのだと思います。


その一方で、ウクライナでは、

今日も、死にたくない人が殺されています。


そして僕はと言えば、

人生の不条理と不可解さについて、

今日も思索を重ねています。




80~90歳になる頃に自宅の寿命が来ることが多い



持ち家が賃貸かの議論は正解がなく、

個々人の状況に応じて変わります。


十分な金融資産があれば、

僕は、賃貸のほうが気楽だと、思っています。

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特に、僕のような天涯孤独者は、

所有は、極力、避けたいところ。

何しろ所有したところで、

残す相手がいないのですからね。 


今朝、マネーポストの記事で見たものからの抜粋が以下のもの。



うーん、人生の残り時間がわかれば、

それに合わせて修繕していけばよいのでしょうが、

未来は、誰にとっても、未知数。


自分が死ぬ頃に自宅も朽ち果てる、

なんて都合よくいく人ばかりではなさそう。


僕はと言えば、

まだ住宅ローン支払い中。

とてもではありませんが、

修繕費用のことまでは、

今のところ、考えてはいません。




自信を失って社会との接触を避けていたころの自分



若い頃には、誰でも、自意識過剰な時期があるもの。

僕もそれは顕著で、自分は特別な存在だという思い上がりもあり、

それが、過剰な自意識となり、

人の目を気にする人間の出来上がり。


で、その過剰な自意識と自分の実態との乖離から、

社会に馴染めず、会社にも長くは勤められず、

自己憐憫で呻吟する日々。


あのままの自分でいたなら、

どうなっていただろうと思わせるような、

記事を見つけたので紹介します。 


以下は、その抜粋。

 長男は高校生のときに不登校となり、そのまま20歳を迎えました。20代から30代の頃はアルバイトをしていたこともありますが、いずれも長続きしなかったそうです。

「アルバイトすらまともにできない…。自分はなんて駄目な人間なんだ」

 30代後半を過ぎた長男は、両親の前で嘆きました。すっかり自信を失って社会との接触を避け、家の中にひきこもるようになってしまったそうです。

 父親は5年前に死亡。長男には兄弟姉妹はいません。現在、長男は高齢の母親と2人でひっそりとした生活を続けています。


うーん、僕も兄弟姉妹のいない天涯孤独者なので、

この長男のようになっていた可能性はあります。

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当時の僕は、視野が狭く、

息苦しい毎日でした。


僕の場合は、奇跡的に、35歳のときに、

長く勤められる会社に入れたので、

社会的な自信喪失は、回復することができました。


それと同時に、自分で稼いで暮らせるという、

生活者としての自信も徐々に付いていき、

立ち直っていくことができたのだと思います。


あのまま立ち直ることもできずに、

この長男のようになってしまった可能性もあり、

深く考えさせられました。




人生は身軽なほうが楽な理由



僕は、天涯孤独者で、家族はありません。

ぶっちゃけ、あとは死ぬだけ、です。


あとは死ぬだけだとわかってみると、

必要なものは、そう、多くはない。


残された人生で最優先すべきは、

自己と対峙する時間。


で、これに必要なものは、

快適な空間と食べ物、くらいのもの。 


たまに旅行もしますが、

それは風景を替えながら己を見つめ直したいから。


さて、人生は身軽なほうが楽な理由ですが、

それは、遅かれ早かれ、この世を去る時が来るから。


そのときに、モノに限らず色々なものを持っていたら、

サクッと、この世を去るのがそれだけ難しくなります。

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この世の人生は、

魂の長い旅路の一夜の宿に過ぎません。


さらりと生き、

サクッと去っていく。


それが、

この人生を生き抜くコツだと、



思っています。




自治会の役員が2年早く回ってきた



順番で巡ってくる自治会の役員。

前回は、親が生きていたころで、

僕も親とは別に暮らしており、

親がやったのだと思います。


おそらくそれは、20年も前のことだと思います。

ただ、自治会は脱会する世帯もあり、

また、高齢化で、順番が回ってきても、

できないと言い張ったりで、

予定よりも2年早く、

自治会役員の仕事が回ってきました。


同じ班から2所帯、

つまり2年間はやるようです。

この3月でちょうど63歳になった僕ですが、
 
つまり、65まではやることになりそうです。


ここでやっておけば、次に回ってくるのは、

おそらく、80代。

天涯孤独のおひとり様である、

天涯孤独者の僕としては、

80代の自分が、

次の自治会の役員をやれるか否かは、

健康次第。

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まあ、先の心配はしても仕方がないので、

とにかく、今年と来年は、

アルバイト以外には、

自治会の仕事が加わって、

それなりに忙しくなるのかもしれません。




嫌いな仕事を50年も続けた揚句、貧乏なまま死ぬ



僕は60代で住宅ローンを支払っている身。

どう見ても、勝ち組では、ありません。

さらに言えば、天涯孤独者。

妻も子も、さらには、兄弟すらいない、と。


だけどいたって幸せで、満ち足りています。

幸せは、他人が判定するものではない。

自分が決めるものです。


さて、話を戻して、

何で幸せなのか。

それは、自由に生きているから。


自由の中の一つに、経済的自由、があります。

おめえ、60過ぎて、住宅ローンまで払ってて、

何が経済的自由だよ、と言われるかもしれませんが、

自分の才覚で収支をコントロールできていれば、

それは、自由の範疇、なのです。


僕は、わずかな資金ですが、

株式投資をしています。 

そちらに持ち金をより多く投入しているので、

預貯金は50万円以下。

全財産をひっかき集めて、

住宅ローンの返済に充てたとしても、

まだ、完済には届きません。


ということは、

有り金をすべて投入しても、

住宅ローンの残債は残る、と。

であるならば、

長期に構え、

幸い金利も安いので、

手持ち資金を上手く回しながら生きていると、

こうなっております。


そこで、ロバート・アレンの言葉が、生きてきます。

裕福な人が裕福であるゆえんは、彼らがより多くのお金を持っているからではなく「自由になる時間」をより多く持っているからです。彼らの収入の流れは一度の労働に対し何度も支払われるタイプの収入であるため、やりたいことをやる時間がたっぷりあるのです。

「それきり型収入」は一度働いて一度収入を得るという意味。「一生型収入」は一度働いて、何千回も収入を得ることだ。眠っている間にお金を稼げなければ、決して金持ちにはなれない。

自分が現場から離れていても得られる収入の流れを目指すべきです。家族経営の零細ビジネスや街角の食品雑貨店をやろうというのではありません。手にしたいのは朝起きようが起きまいが、仕事しようがしまいが、確実に入ってくる収入の流れなのです。

医者やトップセールスマン、弁護士など、彼らのほとんどは一回の労働に対し一回の報酬しか得られません。彼らはお金持ちに見えるかもしれませんが、多くの人と同じように回転ドラムのなかをひたすら走っているにすぎないのです。

成功している人たちは、常に複数の収入源を持つ必要性を知っていました。一つの収入源が枯れても、他のたくさんの収入の流れで補うことができます。一方、普通の人たちはとても危険な立場にあります。一つの収入源を失うと、破滅してしまうということになりかねません。そして再起するのに何年もかかることになります。


うーん、豊かになりたい人には、どれも刺さる内容。

そして、考えさせられるのが、以下の言葉。


私が考える『クレイジーの定義』とは『わずかなお金を得るために嫌いな仕事を50年も続けた揚句、貧乏なまま死ぬこと』

うーん、刺さるなあ。

僕は豊かさの研究をするようになってから、

少ない資金でも株式投資で回しながら、

労働だけに頼らないお金の流れを作りました。

投入資金が少ないので、

そのフローはわずかですが、

できる範囲で、

行動することが肝要。


たとえば、ですが、

僕の外食の8割は、株主優待利用でのもの。

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これだけでも、家計には大助かり、です。


そして年金が入るようになれば、

それは、死ぬまで入ってくるキャッシュフローですから、

さらに自由度は、増していきます。


ということで、

労働という名の「それきり型収入」だけに頼った生き方からの脱却が、

人生を生き易くするキモ、だと思っている、

僕なのでした。




年金生活者の国民健康保険料



年金見込み額が平均より少ない僕の場合、

国民健康保険料の支払いは、気になるところ。


そうした中、タイムリーな記事を見つけました。


国民健康保険料は、住んでいる自治体や所得金額・世帯人数などで違います。今回は、新宿区に住み年金をもらっている夫婦2人をモデルケースとして、夫の年金は月額13万円、妻は6万5000円で計算したいと思います。

新宿区の国民健康保険料は、基礎賦課額(医療分)と後期高齢者支援金等賦課額(支援金分)と40~64歳まで支払う介護納付金賦課額(介護分)があり、それぞれに均等割額と所得割額があります。これら全てをあわせて国民健康保険料としています。

モデルケース世帯2人の所得額(雑所得)を計算します(年金収入のみ)。

●夫65歳:年金月額13万円×12カ月=156万円
公的年金等控除額:110万円、控除後の雑所得:46万円

●妻65歳:年金月額6万5000円×12カ月=78万円
公的年金等控除額:110万円、控除後の雑所得:0円

【均等割額の計算】
・医療分:3万8800円×2人=7万7600円(a)
・支援金分:1万3200円×2人=2万6400円(b)
・合計:(a)+(b)=10万4000円……(ア)

【所得割額の計算】
●夫:雑所得46万円-基礎控除額43万円=算定基礎額3万円
●妻:雑所得は0円ですので、所得割額の負担はなし

・夫の医療分3万円×7.13%=2139円(A)
・夫の支援金分3万円×2.41%=723円(B)
・合計(A)+(B)=2862円……(イ)

【年間の国民健康保険料の合計額】
・10万4000円(ア)+2862円(イ)=10万6862円

1カ月あたり保険料は8905円となり、偶数月に支給される年金額からおよそ2カ月分ずつ引かれることになります。

うーん、 僕の場合、天涯孤独者であり、

貰える年金も、10万円以下なので、

おそらく、月数千円くらいなのかなあ。

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まあ、もらう段になれば、わかるので、

そのときを、

待つと、いたしましょう。


「国は一人によって興り、一人によって滅ぶ」

という言葉があります。

今のロシアがまさにそれ。

プーチンは、ロシアを繫栄させもしましたが、

今は、国民を困窮に追い込んでいます。


以下は、日本周辺でのロシアの動きのわかるニュース。

防衛省統合幕僚監部は16日、ロシアの揚陸艦4隻が津軽海峡を通過したと発表した。4隻は同日、青森県の尻屋崎沖から津軽海峡を通って、日本海に航行したのが確認された。

 揚陸艦は大量の兵力を輸送できる。日本政府はカムチャツカ半島などの極東に展開する部隊をウラジオストクに運び、シベリア鉄道や空路などでウクライナ方面に移動させる可能性があるとみている。

 ロシアのウクライナ侵攻は計画より遅れているとされる。防衛省幹部は「極東の部隊まで投入するのであれば、ロシアの苦戦は明らかだ」と分析している。

 ロシア軍は10〜11日にも駆逐艦など10隻が津軽海峡を航行するなど、日本周辺の活動を活発化させている。



「国は一人によって興り、一人によって滅ぶ」は、

中国北宋の文人、蘇洵の言葉。

プーチンには、この言葉の意味を、

嚙み締めてもらいたいところです。



孤独と貧乏は精神の足腰を強くする



僕は、天涯孤独者で、お金もあまりない、と。

カテゴリー的には弱者かと思いますが、

幸せです。


老後不安の記事をよく見かけますが、

それ、世界標準で見たらどうよ、という話。


たとえば、先日、爆撃を受けたウクライナの通りを、

老婆が泣きながら歩いている映像を見ましたが、

僕が彼女の立場だったら、同様に嘆き悲しみます。


でも、日本で不安を煽っている老後って、

全然不安じゃない老後。

生活保護という、セーフティーネットもあるし、

インフラも整っているし、

福祉もある、と。


それで不安不安て、そっちの心根のほうが不安を呼び込むよね、と。

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健康で住むところがあって、飯が食えたら、ハッピーなんです。

もうそれだけで、満たされているんです。


で、図書館に行けば本も読める、と。

古今東西の賢者が、人生について教えてくれます。

本当に、学ぶ気さえあれば、無制限で学べるんです。


自由に散歩もできるし、

爆弾を落とされることもない、と。

これで不平不満を言っていたら、

自分の精神状態を疑ったほうがいい、と。


マスコミも不安ばかり煽っていますけど、

また、商品を売るほうも不安を煽って買わせようとしますけど、

そんな、セルサイドの思惑に乗ってはいけません。


で、何が言いたいのかというと、

孤独と貧乏は、

精神の足腰を強くする、ということ。

「人間が貧乏からのがれるには、
 ふたつの方法がある。
 ひとつは、自分の富をふやすことであり、
 他のひとつは、わずかなもので満足するように
 自分を慣らすことである」

と、トルストイも言っているように、

ローコスト生活で満足できるようになれば、

幸せは、手の内にあるようなもの。


自分には何が必要なのか、

自分は、何に価値を置いて生きているのか、

それさえわかっていれば、

怖いものはないんです。


 

往復4時間の通勤とW介護



今、人生の内省期に入り、

介護離職する前のことを、

振り返ってみました。


50代後半の当時、

父を在宅で介護し、

母を在宅で介助。


料理や家事は僕がやり、

裁縫だけは、

和裁の経験のある母が担当。


ヘルパーの助けも受け、

ケアマネージャーも良い人で、

介護は何とかなりましたが、

往復4時間の通勤は、

だんだん負担になってはいました。


そしていよいよ、父が要介護5となって、

24時間の介護が必要になってからは、

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仕事との両立は不可能となり、

介護離職。


当時、56歳だった僕。

そして今は、62歳の僕。


今は、父も、母も他界し、

天涯孤独者となった僕。


バリアフリー化のために自宅を建て替えた時に住んだ借家は、

エアコンが古すぎて効きが悪く、

埃ばかり吐き出して、

ちっとも暖かくならず、 

電気代ばかりを食い、

その冬は、

効きのわるいエアコンと高い電気代の思い出。


その冬、

50代で新たな住宅ローンを背負い、

先の憂いよりも今を生きることでいっぱいだった日々。


エアコンの効きが悪くて寒かった部屋ですが、

それ以上に、

人生の寒さを感じていた、

日々でした。




一人暮らし高齢者の孤立死が増加傾向



昨日は、

成人式も出なかったし、

結婚式もなく、

死ぬときも直葬で終わり、

みたいな話をしたのですが、

天涯孤独者が生きる覚悟としては、

孤独死は、避けて通れません。


この覚悟がないと、生きるのがつらくなります。

武士道とは死ぬことと見つけたり、です。

おめえ、武士じゃねえだろ、と言われそうですが、

覚悟の話、ね。

以下は、幻冬舎オンラインからの抜粋。

総務省統計局『国勢調査』(令和2年)によると、現在高齢者の約5人に1人が一人暮らしです。住居の状況について見てみると、持ち家率が66.2%、公営・都市再生機構(UR)が11.6%、民営借家が21.7%となっています。 一人暮らし高齢者の方々が不安視するのは、孤立死。「誰にも看取られることなく亡くなった後に発見される死」と定義づけられた本問題について、「とても(身近に)感じる」と「まあ(身近に)感じる」と答えた人の割合は、60歳以上の全体では34.1%であるものの、一人暮らし世帯では50.8%と急騰する結果となりました。 実際、東京23区内における一人暮らし高齢者の自宅での死亡者数は、令和元年に3,936人となり、前年比で増加しました。平成23年から、8年連続の増加です。


うーん、 こうした調査というものは、冷徹で、

実態を告げるだけ。

勿論記事は、それで終わりではなく、

老人ホームに入るとこれだけお金がかかりますよ、

みたいな流れになるのですが、

ローコスト生活者の覚悟としては、

健康とお金が尽きた時は、

死ぬとき、だと、思っています。

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その覚悟があってこそ、

生きることも、

光輝くのだと、

思っています。




僕が成人式に出なかった理由



一昨日のことになりますが、

隣の市の図書館に行く途中アリーナがあり、

そこに、新成人がたむろしていました。


彼ら彼女らを見ながら、

自分は、成人式には出なかったなあ、と。


理由は、知り合いが誰一人いなかったから。

生まれ育った入間市を離れ、

今僕が住む町に引っ越してきたのが19歳のとき。

そしてそのまま二十歳を迎えたので、

町役場から成人式の案内は届いたものの、

そんなものに出ても、誰も知り合いはいないなあ、と。


もっとぶっちゃけたことを言えば、

あのまま引っ越しもせずに入間市に住んでいたとしても、

成人式に出たか否かは微妙。

そういう式典そのものが、苦手、なのですよ。

勿論地元であれば、友人も多く、

誘い合って、付き合いで参加したかもしれませんが、

そこは、何とも言えません。


いずれにせよ、40年以上前の昔の話。

生涯独身で結婚もしていないので、

当然結婚式も、友人親戚のものしか参加していません。


つまり、自分が主役になっての式典は、皆無。

でも、そのほうが、気楽で良いのです。


今後そうした式典があるとすれば、

自分の葬式ぐらい。

でもそのときには、

当の本人の自分がこの世にいないのですから、

本人不在の式典。


いや、そもそも、天涯孤独者なので、

誰も式典など上げずに、

直葬で遺体を焼いて終了、

ということになる公算大。

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その後、無縁仏として、

どこかに埋葬されるのかもしれませんが、

そうなれば、

生涯式典とは無縁の人生で、

潔いかも。


風のように吹き抜けていく人生、

ということで、ね。




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