介護離職からのおひとり様快適生活

定年まで数年を残して介護離職したのち、父を自宅で看取り、その二年後に母も天国へ。風の時代の上昇気流に乗りながら、日々の暮らしでの気づきと心象風景を綴っています。

同窓会

年金を一円ももらわずにあの世に行ったクラスメイト


もう一昨年の話になりますが、大半のクラスメイトが還暦を迎えたのを記念して、同窓会を開いたのですよ。

IMG_3445

その、同窓会での様子は、このブログの過去記事でも書いていますが、その後、すぐに 亡くなったクラスメイトがいます。

それは、H君。

高校時代から体格が良く、キン肉マンで、見るからにタフそうな奴でした。

それが、60歳で、他界。

奥さんがいれば、年金は遺族年金として奥さんが受け取れるかとは思いますが、しかし、無念な話。

で、僕が思ったのは、この広い世の中には、結構な数の、年金を受け取る前に死んでしまう人もいるんじゃね、ということ。

僕のクラスメイトの、男子に限って言えば、年金の受け取りの平均は、18万円くらいでした。

僕は、と言えば、その半分の9万円。

満額で、9万円。

でも、僕は、月の生活費が6万円なので、やっていけるのですが、同窓会で感じたのは、どうも僕は圧倒的な少数派で、みんな、18万円でどうやって暮らすのだ、とか言っていましたっけ。

おまいら、やりくり力なさすぎじゃね、と言ってやりましたけど、僕のほうが変人扱いでしたね。


まあ、そりゃそうか。


 

飯能祭りと同窓会

昨日、11月4日は、同窓会があったのですが、ちょうど飯能祭りの日でもあり、少し早めに家を出て祭りを見学。

IMG_1496

あいにくの小雨で、あまり長く見られませんでした。傘を持って行かなかったので。

前回は、西武球場近くの中華料理店が会場で、つまり、たいていは所沢市でやっていたのですが、今回は趣向を変えて飯能市での開催でした。

会場は崖の上に建つ、ブルワリー&レストランで、地中海料理、アラビア料理の店のようでした。


IMG_1501

IMG_1502

集まったのは、20人くらいだったでしょうか。今年還暦を迎えるものも多く、孫のいる人もちらほら。

集まった人たちの中で、おひとり様は僕だけのようでした。

子供や孫のいる生活も良いと思いましたが、近頃は、しみじみとおひとり様の喜びを感じています。


1%の科学と99%の思いやり

昨日の日曜日、多摩湖畔に建つ掬水亭で、高校時代の同窓会がありました。恩師である先生も、すでに齢84歳とのことで、予定時間に到着せず、気をもみましたが、少し遅れて到着、何とか始めることができました。

この年、五十代も後半になってくると、クラス会の出席者も少なくなってきます。そういう僕も、前回は、24時間勤務明けと重なったため、二次会からの出席でした。

そのため、先生には会えず、二次会に出席してくれたクラスメイトと旧交を温めることはできましたが、一抹の寂しさはありました。後で気づいたことですが、一次会の終了間際にでも顔を出し、挨拶しておけばよかったと思いました。

今回は、最初からの出席で、その後二次会にも参加できたため、よかったと思います。

その同窓会の中で、入間市役所に勤める友人から教えてもらった情報がありました。それが、僕の父の終末在宅医療に関わってくれたS先生の講演に関するものでした。

昨日の同窓会でそれを知り、今夜、入間市健康福祉センターに行き、S先生ともお会いできただけでなく、講演も聞くことができました。

S先生は、若い頃に落研をやっていたこともあり、講演の構成、内容、話し方など、すべてにおいて、素晴らしいものでした。在宅医療に、使命感と情熱を持って取り組んでいることがよくわかりました。

すでに僕は、父の在宅医療のときの、S先生の仕事ぶりを身近に見ていたので、先生の使命感と情熱は、直接感じていましたが、講演という形で、スライドなどを用いながら話してくださったため、さらに、よくわかりました。

そのS先生の講演テーマが、「1%の科学と、99%の思いやり~寄り添い、ささえあう在宅医療~」でした。

僕は、父の在宅医療の経験を思いだしながら、先生の講演を聞いたので、一時間があっという間でした。非常に中身の濃い講演で、密度の濃い時間でした。

僕は出身は入間市ですが、今現在は、別の町に住んでいます。本来は、入間市民ではない僕が参加していいのかわかりませんでしたが、入間市役所に勤める友人の紹介もあり、参加させてもらいました。

何よりも、S先生に再会し、改めてお礼を言うことができて良かったです。

ときどき、寒々しい医療事故や事件などを、マスメディアを通し、知ることもありますが、父の場合は、素晴らしい先生に巡り会い、最後の時間を在宅医療という形で穏やかに過ごすことができたことは、本当に幸せだったと思います。
最新記事
最新コメント
ハピタスでポイント生活を
その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス
介護離職からのおひとり様ローコスト生活 - にほんブログ村
スポンサードリンク
PVアクセスランキング にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ
  • ライブドアブログ