63歳にもなって未だに住宅ローンを払っているお前が言うな、
と言われそうですが、僕が、介護が必要になって、
マンションを売却し、自宅に戻ったのが53歳で、
そのマンションを買ったのが40歳、35年払いでした。
つまり、完済は、75歳。
今思っても、おそろしさで身震いします。
今日は、そんなかつての自分を彷彿とさせる記事を読んだので、紹介します。
義男さんは40歳で新築の家を建てた。当時は会社の業績も好調で昇給していた。小学生の娘(=江美さん)もいずれ個室が必要になるだろうと、首都圏郊外の駅から徒歩20分の土地に35年ローンで注文住宅を建てた。総額5000万円で、自己資金は500万円、残り4500万円は住宅ローンを借りた。返済期間は35年で、金利は途中借り換えをして、全期固定金利で現在1.5%、返済月額は13万8000円である。 最初は難なく月々の返済ができた。ちょっとキツくなったのは勤め先の業績が悪化し、給与が大幅に下がった頃からであった。教育費の支出もあり、弘美さんはパートに出て家計を支えた。 それでも義男さんはどうにか60歳の定年を迎えた。退職金は思ったより少なく、家のリフォームなどでほとんど消えた。それでも再雇用の間はどうにかなったが、65歳を過ぎて年金生活に入ると、状況が変わった。年金は手取りで15万円、少ない預金を取り崩す生活となり、その上、弘美さんは膝痛で立ち仕事のパートが続けられなくなった。 住宅ローンが完済する75歳まであと8年、万策尽きて娘にすがるしかない事態となった。
うーん、 35年は長すぎると、改めて思った次第。
僕も、あのまま、あのマンションに住んでいたら、
今頃は、大変なことになっていました。
駅前で、通勤には便利でしたが、

場所がいいだけに、都市計画税まで払っていました。
親の介護が必要になり、売却しましたが、
ギリギリ残債をクリアできたのは、良かったと思っています。
今の住宅ローンは、69歳で終わるし、
マンション時代に比べれば、支払いも3分の2ほど。
一戸建てなので、管理費もかかりませんからね。