介護離職からのおひとり様ローコスト生活

定年まで数年を残して、介護離職したのち、父を自宅で看取り、その後、母も末期がんで亡くしました。両親の介護のために建て替えた家の住宅ローンを払いながら、ローコスト生活で生き抜く日々の暮らしと心象風景を綴っています。

マンション

人の終活と住まいの終わり方

人には、死ぬ時があります。

それと同様に、住まいにも終わるときがあるのかもしれません。

よく、巷の議論で、持ち家か賃貸か、一戸建てかマンションか、などという話題があります。

僕は、一応、住宅ローンを払っているとは言え、一戸建てに住んでいます。そして、13年間、マンション暮らしをしていたこともあります。

つまり、どちらの生活も知っているので、それぞれに一長一短があることはわかっているつもりです。

僕はマンション暮らしに何ら不満はなかったのですが、父の介護が必要になり、別々に暮らすことができなくなって、さらには、マンションを売却せざるを得なくなって、成り行きで、一戸建てに住むようになったわけですが、住まりの終わり方という観点から言うと、僕は一戸建てのほうが良いように思います。

理由はいたってシンプルで、マンションは老朽化したときが厄介だからです。建て替えるにせよ、更地にして売却するにせよ、住民の合意が必要です。これがまとまらなければ、最悪、放置ということもあり得ます。

放置した場合、特に高層マンションの場合などは、近隣に対する影響は計り知れません。

その点、一戸建てはどうでしょうか。古家を放置していても、迷惑はたかが知れています。少なくともそこに住んでいる限りは、さしたる迷惑はかかりません。

金がなければ、古家に住み続ける自由もあります。

マンション暮らしは、住まいの終わり方も視野に入れる必要があります。自分が年を取ってから建て替えの話が出た場合、ほとんどの高齢者は反対に回るでしょう。

晩年になってから、つまらない揉め事に巻き込まれる可能性があるのは、マンションのほうでしょう。

これから不動産を購入する方は、その住まいの出口まで視野に入れる必要があるのではないでしょうか。

マンションはローン完済後も負担が大きい

僕は、親の介護に突入する前は、埼玉県中西部の人口10万ちょっとの市の、駅前のマンションに住んでいました。ローンの借り換えをして、返済期間を短くしたため、支払いが増え、住居費は、50パーセントでした。

よく、ローンの支払いは、3割以内に収めましょう、と言われますが、5割でもやっていけたのは、僕が独身だったからです。

独り者は、自分の意志で、いくらでもやりくりできますからね。

さて、親の介護が必要になり、マンションを売却して、さらに実家を建て替えたわけですが、マンションの売却益はなく、むしろマイナス。

ヘタレ民主党政権の景気が最悪のときだったので、底値での売却でした。しかし同時に、家を建てるときも、そこそこ良いコスパで建てられたので、行って来いだと思っています。

何よりも、新築なので、あと30年生きるとしても、修繕費用はあまりかかりません。

親の介護は、それなりに大変でしたが、マンションの売却と自宅の建て替えは、大正解だったと思っています。

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その理由の第一は、マンション暮らしのコスパの悪さです。マンションは、ローン返済が終わった後も、管理費と修繕積立金がかかります。古くなるほど修繕積立金は上がります。しかも、管理組合というものがあり、自分の一存では何も決められません。

固定資産税も、マンションは高いです。つまり、管理費プラス修繕積立金プラス固定資産税で、年間40万円くらいはかかるのではないでしょうか。

そうであれば、家賃3万円ほどの賃貸に住んでいたほうが、はるかに良いのではないでしょうか。まあ、これは独り者の発想で、一人であれば、3LDKは、必要ありません。1DKで十分でしょう。

よく、持ち家か賃貸か、という話題が、取り上げられますが、その人の事情で、変わってきます。一人ものであれば、安い借家暮らしが一番ですし、家族がいれば、また話は変わってくるでしょう。

いずれにせよ、僕の場合は、親の介護で、バリアフリー化のために、すでに実家を建て直しているので、ここを基盤にして考えざるを得ず、そうであったとしても、マンションは売って正解でした。

ローン完済後も、年間40万円ものランニングコストがかかるマンションは、コスパ悪過ぎで、年金生活者には向きません。もちろん、公務員などで、共済年金がたくさんもらえる人は別ですが。

ローン返済中ですが一戸建てで良かったこと

親の介護が必要になり、マンションを売却したのが4年前。

当時は大変ではありましたが、売って良かったと思っています。なんと言ってもマンションは、管理費と修繕積立金がかかります。しかもそれらは、ローン返済が終わった後も続きます。

僕が所有していたマンションは、駅前だったため、都市計画税というのも取られました。

車は所有していなかったので駐車場代はいりませんでした。と言うよりも、車を所有する余裕まではなかったというのが現実です。

父の入院や介護がなければ、今もそのままそのマンションに住んでいたかもしれません。

結果論ではありますが、売却してよかったと思います。売却損は1150万円でした。これは正直痛かったのですが、早く売りたかったので値引きをしました。

今の家は、築3年を超えましたが、快適です。申し分ないと言って良いと思います。

これまでに3度、不具合個所を修理してもらいましたが、許容範囲です。

一戸建てが何よりもよいのは、住宅ローンが終われば、他に支払いは浄化槽の管理と清掃費くらいです。マンションのような修繕積立金や管理費はありません。

それにマンションよりも、木造一戸建ての家のほうが、減価償却率もいいはずです。つまり、それだけ早く固定資産税が安くなるということです。

それと、建て替えの際の同意なども必要はありません。

まだ住宅ローンは12年ありますが、それさえ終わってしまえば、管理費や修繕積立金がない分、マンション暮らしよりは生活は楽になると思います。

繰り上げ返済をし、年金受給の65歳までには、住宅ローンの返済を終えたいところです。
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