60男の内省
昨日は、
菅元総理が、
隣の市のアリーナに来るというので、
行こうと思っていたのですが、
その矢先に、
ラインのグループメールに、
友人の死の知らせが。
実際に死んだのは、
先月の24日だそうで、
単身赴任先の秋田で突然死し、
警察の検死があったのが27日らしい、と。
検死の結果は、
脳梗塞による病死らしいと。
奥さんは宮城県女川町の人らしい、と。
高校時代は、
よくお互いの家を行き来して、
一緒に麻雀をしたり、
遊んだ仲でしたが、
卒業後は、
だんだん会わなくなっていました。
彼との思い出は、
一緒にほかの仲間と4人で、
伊豆に自転車旅行したこと。
厚木で野宿し、
湯河原で野宿し、と、
野宿旅でしたが、
夜は飯盒で飯を炊き、
缶詰をおかずに食べ、
ラジオを聴いて、
いろいろ話しました。
ラジオから流れてきた、
あの娘におせっかい、と、
金色の髪の少女、が、
昨日のことのように、
思い出されます。
まだ若すぎる友人の死の知らせを受け、
アリーナに行く気は失せ、
心は、
内向きにならざるを、
得ませんでした。
昨日13時に、
AさんとIさんが、
我が家に来て、
今年最初の3人会となりました。
話は、
いつものように多岐にわたったのですが、
日本のマスコミの偏向報道、
今の世界情勢と今後の動向、
など、
社会的な話題から、
健康、経済、残された人生の時間、
などなど話は尽きることなく、
そうした中、
僕が内省をする日々の中で、
もし結婚して別の人生を歩んでいたら、
ということも話しました。
僕は、高校時代から、
ゆるく付き合っていた女性がおり、
その関係が完全に途絶えたのは、
僕が統一教会に入信した25歳のとき。
もし、統一教会に洗脳されることなく、
彼女と付き合っていたら、
結婚した可能性もありました。
もし、が続きますが、
結婚し、
例えば子供を二人くらい授かって、
といった人生も、
あり得た、と。
そうした、
もう一つの人生の可能性についても考えたのですが、
今日になって気づいたことがあり、
その彼女の誕生日が、2月12日、
つまり、昨日だったのです。
まあ、偶然の一致でしょうが、
ほとんど忘却していた記憶が、
よみがえった昨日なのでした。
13時に始まった3人会が、
気づけば12時間が経過し、深夜1時。
その終盤において、
ある人の死についての僕の見解を披露する機会がありました。
AさんやIさんに聞いてほしかったのは、
僕のその見解に、
慢の要素があるかということ。
傲慢の慢、慢心の慢、の、慢です。
推測の一つとしてとどめておくならば、
慢にはならないが、
それを決めつけてしまうことは危ういのではないか、
との意見をいただき、
自分の浅はかさというか、
軽率なところを反省。
まあ、このように話していると、
キリがないのでこの辺にしておきますが、
AさんとIさんは、
忖度抜きで本質的な話ができる人たちなので、
僕にとっては、
まことにありがたい存在。
二人に感謝して、
今日の記事を終えたいと思います。
今でこそ、
偉そうなことをブログに書いている僕ですが、
自分がいかに愚か者であったかは、
繰り返し書いてきたので、
もうええやん、
とも思うのですが、
ローランドの記事を今朝見て、
また言及したくなった次第。
以下は、その記事。
カリスマホストで実業家・ROLAND(ローランド・31)が5日に自身のYouTubeチャンネルを更新。5年以上にわたり密着してきたディレクターが“禁断の質問”をぶつける場面があった。過熱するホストの「売り上げバトル」の話題になると、ディレクターが「すごく記憶に残るシーンがあって。締め日に何百万円も使ったお客さんが、帰りにコンビニでカップ麺を買って、電車で帰るところを見たときに、すごく複雑な気持ちになったんです」と振り返る。これを聞いたローランドは「何に価値を感じるかでしょ。俺らは車好きだから、車に大金払うじゃないですか?興味ない人からしたら無駄金にしか思われない」と答えた。ディレクターが「そういう光景を見たらどういう気持ちになる?」と問いかけると、ローランドは「自分の店がそういう対象で嬉しい」と一言。さらにディレクターが「100万円使った人がカップ麺を買って電車で帰るのに、嬉しいんですか?」と迫ると、ローランドは「それくらいの価値を自分が作り上げたものに感じてもらえてる。それぐらいしててでも買いたいと思われる“憧れの車”でいられて嬉しいと思う気がする」と返答した。これを聞いたディレクターは「理解できないな…」とつぶやいていた。
うーん、 理解できないとつぶやいたディレクターは、
いわゆる普通の人、僕みたいな、ね。
で、ローランドは、サイコパスな成功者。
成功者には、サイコパスが多いですよ。
また、僕の知る限り、
カルト教祖などは一人の例外もなくサイコパス。
何百万も使った後、
カップ麺を買って帰った彼女は、
かつての僕。
僕の場合は、
貢ぐ対象がカルト教祖だっただけ。
どちらも共通するのは、
心を持っていかれている点。
彼女はホストに、
僕はカルト教祖に。
愚かでしょ?
ちょっと失言すれば叩かれる今の日本では、
無名であることが一番の保身術かもしれません。
ひろゆきなどは腐るほど金があり、
自由に生きているようでいて、
危うい要素も多い。
彼の口癖は「無能」ですが、
他人を無能呼ばわりできるほど、
確かに、
マネーリテラシーには長けている、と。
僕は、
神長さんやペペさんなどの、
ダメ連方面にも親和性があり、
(あ、ペペさんは死んでしまいましたが)
生きづらさを感じてきた人間である一方、
個人的には、
ひろゆきは嫌いではありません。
ただ、有名になり過ぎたがゆえに、
めんどくさい人生を、
自ら呼び込んでいるようにも見えます。
おそらく彼は、
好きで有名になったのではなく、
流れで、
有名になってしまったタイプだとは思うのですが、
中には自己顕示欲から、
自ら進んで有名になりたがる人もいます。
現代日本では、
これは、
かなり危険な行為です。
それよりも、
人知れず、
ひっそり暮らしながら、
諸外国に比べれば、
インフラも民度も高いこの日本で、
自分なりの快適さを求めて生きるほうが、
賢いように思えてなりません。
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