介護離職からのおひとり様快適生活

定年まで数年を残して介護離職したのち、父を自宅で看取り、その二年後に母も天国へ。風の時代の上昇気流に乗りながら、日々の暮らしでの気づきと心象風景を綴っています。

非日常と日常の間

「死人に口無し」という状況へ逃げ込んで



死んだ人の意見を聞く、ということは、

よほどのことがない限りできません。


なので、

死人に口なし、

と言われるのでしょう。 


以下は、エンタメ記事からの一部抜粋。


『ジャニーズ事務所』藤島ジュリー景子代表取締役社長が昨晩21時、まるで『どうする家康』の放送終わりを待っていたかのようなタイミングで動画を配信し、故・ジャニー喜多川さんの性加害騒動について初めて姿を現し、自らの口で見解を示しました。

<ジャニー喜多川、メリー喜多川の二人だけであらゆることを決定していました>と言っていますが、20年以上も同事務所の役員でありながら、ジャニーさんの“もうひとつの顔”を知らなかったというのは常識的に考えて無理があり過ぎるように思うのです。

そして2年前に亡くなった実母・メリーさんの名前を出し<彼女が心の底から「やっているはずがない、ありえない」そう思っていたからこそ…>と、ジャニーさんの風評に全く耳を貸さなかったとも弁明していました。

申し訳ありませんが私には<当事者であるジャニー喜多川に確認できない中で>の文言が…今ではメリーさんにも確認できないわけで、そこに逃げ込んでいるように思えてしまうのです。


うーん、ジャニー喜多川の霊を呼び出して、

問い詰めるということができれば、

良いのでしょうが、

その場合、

本当にその霊が、

ジャニー喜多川かどうかを吟味する必要があり、

それ以前に、

死ねば終わりと思っている人も多い中、

死人に口なしが、

一般的通念かと。

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この問題が飛び火して、

今やっている大河ドラマ、

どうする家康の、

主役交代まで行った場合、

松潤に代わって引っ張り出されるのは、

器用に何でもこなせる大泉洋。


まあ、おそらく、

そこまで飛び火は、

しないでしょうから、

無事に松潤は、

最後まで主役を、

やり遂げるでしょうけどね。





月瞑想と明るい夢



昨夜、一階の居間から二階に上がり、

寝るにはまだ早いから、と、

12畳の居間で、

撮り貯めていた番組でも見ようかと思っていたら、

ブラインドの隙間から明るい光を感じ、

それが月あかりであることを知り、

満月にはやや欠けているものの、

ほぼ満月に近いその月を見るうちに、

瞑想をしたくなり、

部屋は暗いままにして、

ブラインドの角度を満月が差し込んでくる傾きにし、

ちょうど月あかりが差し込むあたりに恰好の出っ張り柱があり、

その柱を背にして座り、

半眼で月を見ながらの瞑想。


静かな時間。


この豊かな時間は久しぶりのものだと思い、

ふと気づくと、

月がブラインドの隙間を移動し、

月も動いているし、

大地も動いていることを実感。

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更に時が経過し、

やがて月が見えなくなったころに立ち上がり、

ブラインドを閉め、

月瞑想をした12畳から、

寝室である隣の6畳へ行き、

そのまま、

眠りにつきました。


そして、今朝がた見た夢。


明るい空と、

丘陵地帯に伸びる鉄道。

その世界では、

今のこの世と違う交通網が張り巡らされているのですが、

そのなだらかな丘陵を這うように敷かれた高架レールの上を、 

窓の大きな座席のゆったりした乗り物に乗り、

移動する僕。


空はとても明るく、

陽ざしはとても柔らかい。


そして、

その乗り物には、

大谷翔平さんが乗っていて、

なぜか、

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ドジャースのユニホームを着ているのです。


あれ、彼は、エンゼルスのはずだよね、とも、

思ったのですが、

その雰囲気は、

ごく普通の若者で、

ほかの乗客たちと何ら変わらず、

何とも明るい車両なのでした。


そして僕は、

街に行き、

マイセンの皿の、

大きいのを2枚、

中くらいのを3枚、

購入しました。


そのマイセンの皿には、

名状しがたい青、

鮮やかなブルーの色合いがあり、

とても素敵な皿で、

見ているだけでワクワクしてきました。


そんな感じの夢でしたが、

起きた時もありありと覚えていて、

その世界の空の青さと、

明るい乗り物と、

マイセンの皿の鮮やかな青い模様と、

人々の穏やかな明るさは、

目が覚めた後も、

ずっと胸の奥に広がったままでした。


昨夜の、

思いがけない月瞑想と、

今朝がた見た明るい夢のことは、

この余韻が消えないうちに、

書き留めておいたほうが良いと、

思った次第。






ひとりぼっちの夜を救うコメディー



昨日は、演劇を見に行ってきました。 

一人ぼっちの夜を救うコメディーをテーマに、

活動している劇団の芝居でした。


あ、ローコスト生活を送る僕が観るのですから、

勿論、無料です。


こじんまりとしたスペースでの開催。

以下は、タイトルと、キャストなど。

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目の前で見る芝居というのは、

目の前で見るという意味では、

落語のときもそうでしたが、

やはり動画で見るのとは、

一味違います。


しかも、

小劇団の芝居は、

観客との距離が近く、

役者の息遣いが、

皮膚感覚で、

伝わってきます。


こんな芝居が見られるのも、

それができる時間が、

あるから。


時代は今、

マネーリッチより、

タイムリッチです。





小さな喜びを重ねていく



楽しいことにアンテナを張っていると、

楽しい情報がキャッチしやすくなります。

まあ、これも、波長同通の一種。


昨日は、去年に引き続き、

落語の独演会に行ってきました。

落語家は、去年と同じ人。

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演目は、去年とは違うものでした。

落語にせよ、楽器の演奏にせよ、

生で聴くのはまた格別。


ほんとうに図書館というところは、

無料でいろいろなイベントを提供してくれるので、

ローコスト生活実践者としては、

活用し甲斐のあるところ。


都内に勤めていたころは、

よく、ストリートミュージシャンの演奏なんかも、

好んで聴いていました。


今週は、

グッと寒くなる感じですが、

小さな喜びを重ねていく生活を、

さらに深めていきたいと、





思っています。




 

ほとんどのことは、実はどうでもいいという事実



毎日、夥しい数の情報が飛び交う現代社会。

メディアも多様化し、

フェイクニュースだ、陰謀論だ、ディープステートだと、 

騒がしいのですが、

どのフレームで世界を見るかで、

その見え方は変わってきます。


以下は、ダイヤモンドオンラインに掲載された、

「超圧縮地球生物全史」を書いたヘンリー・ジーの発言。


私は古生物学者ですが、この本の執筆を通じて学んだことのひとつは、ニュースや人間の生活サイクルの中で起こるほとんどのことは、実はどうでもいいという事実です。

 なぜなら、地球はさまざまな時代に火の玉であったり、水に覆われた世界であったり、北極から南極までジャングルであったり、何キロメートルもの厚さの氷に覆われたりしてきたから。

 ですから、人々が「さあ、地球を守ろう」と言うとき、「地球は気にしていません。地球はこれから何百万年ものあいだ、これまでと同じように生きていくでしょう。しかし、私たちは、地球へのダメージを自覚している唯一の種です」と伝えたいのです。

 20億年か30億年前にバクテリアの1つが光合成を発明し、その過程で酸素という猛毒を作り出し、他のすべての生き物を殺してしまいました。

 いわゆる「大酸化イベント」ですね。酸素は本当に強力な物質ですから、これは環境破壊の最たるものでした。

 しかし、バクテリアは自分たちがそのような大量殺戮をしているとは知りませんでした。

 自分たちが何をしているのか分かっていなかったのです。

 彼らはただバクテリアとして、効率よく生きていただけです。

 一方、私たち人間は、水を汚したり、二酸化炭素を大気中に放出したりすることで、自分たちが何をしているのか分かっています。

 そして、自分たちが何をしているかを知っているからこそ、それを止め、自分たちの行動を抑制する責任があると思うのです。



うーん、人類らしきものが登場したのは、

長めに考えても、わずか700万年前。


6600万年前の小惑星の衝突後、

わずか数年で20℃以上も気温が低下。

2億年近くも地球を支配してきた恐竜の絶滅があって、

やっとのびのび暮らせるようになった哺乳類の小動物。


そこから、環境に適応しながら、

類人猿が出現し、

人間らしきものへと変化。

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今のホモサピエンスの中にも、

ネアンデルタール人の血が入っている種も数多くいるとか。


偉そうに今は地球の支配者のような気でいる現生人類ですが、

いわば偶然と必然が重なり合った結果の今であるという視点。


その背後に、神、という概念を置く自由もあるし、

すべてが偶然、という、神の意志を排した考え方もあり、

僕は、老子の説く不可思議にして霊妙な、 という概念が、

いちばんしっくりくるのですが、

何にせよ、人類は、傲慢になり過ぎてはいませんか、ということ。


時には、

日々の雑事から離れて、

人類史を飛び越えて、

地球史について考えてみるのも、




一興ですよ。







僕がお笑い芸人をリスペクトする理由



いよいよM1グランプリの季節になってきましたね。

先日、新人落語のコンテストを見て、感心したのは、

立川吉笑の「ぷるぷる」。

これは、今後も残っていく作品だと思いました。


で、落語もいいけど、漫才サイコー。


以下が、今年のM1グランプリの状況。

◆『M-1グランプリ2022』ファイナリスト ダイヤモンド 男性ブランコ カベポスター ロングコートダディ さや香 真空ジェシカ キュウ ウエストランド ヨネダ2000 ◆準決勝敗退コンビ 金属バット カゲヤマ シンクロニシティ ママタルト ハイツ友の会 THIS IS パン 令和ロマン かもめんたる マユリカ ミキ ケビンス ダンビラムーチョ ビスケットブラザーズ ヤーレンズ ななまがり ストレッチーズ コウテイ オズワルド からし蓮根


うーん、 実力派のミキ、だけでなく、

オズワルドも、準決勝敗退の厳しさ。

まあ、敗者復活の目はあるにせよ、過酷な世界。

去年、決勝に残って今後を期待していた、もも、がいないのが寂しい限り。


敗者復活と言えば、サンドウィッチマン。

あそこから駆け上がっての、今の活躍ぶり。


以下は、歴代の優勝者。

■M-1グランプリ 優勝者一覧【参加組数】 2001年度 中川家【1603】 2002年度 ますだおかだ【1756】 2003年度 フットボールアワー【1906】 2004年度 アンタッチャブル【2617】 2005年度 ブラックマヨネーズ【3378】 2006年度 チュートリアル【3922】 2007年度 サンドウィッチマン【4239】 2008年度 NON STYLE【4489】 2009年度 パンクブーブー【4629】 2010年度 笑い飯【4835】 2015年度 トレンディエンジェル【3472】 2016年度 銀シャリ【3503】 2017年度 とろサーモン【4094】 2018年度 霜降り明星【4640】 2019年度 ミルクボーイ【5040】 2020年度 マヂカルラブリー【5081】 2021年度 錦鯉【6017】


うーん、そうそうたるメンツ。

まあ、好き嫌い、好みの問題はあるにせよ、

大したものですよ。

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で、僕がお笑い芸人をリスペクトする理由は、

彼らの覚悟。

そして、生き様。


僕には、逆立ちしてもできない芸当。


どの世界でも、

上に上がっていくのは大変なこと。


今年は、どんな芸が見られるのか、

今から、楽しみです。




ここまでやらねばならないのかと思う自治会の仕事



今年は、自治会の役員になっての1年目。

総務という役割を引き受けていますが、

7月は豪雨もあり、なかなかに大変でした。


初めてのことですが、

用水路の水があふれ、

通りに濁流があったらしく、

屋外に置いてある消火器が被害に遭いました。


それを写真に収めた人がいて、

デジカメで撮ったそうですが、

それを印刷して、文書にし、

役所に提出する資料を作るように、

との依頼がありました。


実は、その数日前に、

自治会から預かっているプリンターが、

インク切れを起こし、

ベイシア電気で買ってきたインクと交換後も、

認識されず、丸二日間、プリンターと格闘。


区長に相談し、

新しいものに買い替えることになりましたが、

自治会関連の仕事というか雑用も含めた作業で、

かなりの時間を使っています。


僕は、アルバイトを二つ掛け持ちしており、

それ以外に親戚2軒の介護の手伝いもあり、

リタイアしているとはいえ、

そうそう暇ではありません。

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基本、ブログも、朝、

あるいは午前中に書いて、放置。

ブログは仕事ではないので、

書かない日もありますが、

ほぼほぼ毎日更新できているのは、

書くことが嫌いではないから。


それと今は、統一教会絡みで、

言いたいことが山のようにあるので、

というのもありますが。


さて、それは置いておいて、自治会ですが、

所有者が遠くに住んでいる空き地があり、

先日は、そこの草刈りをしました。


ちょうどその場所は、

小学生の通学路にも接しており、

飛び出した枝をよけながらの通学だと危険だし、

また、通学中の交通事故も懸念されます。


なので、自治会の役員8名ほどで、

日曜日の早朝に枝切と草刈りを実施。


草刈りと言えば、

春と秋には一斉清掃日というのがあるのですが、

5月の時は、自治会に入っている家と、

入っていない家との格差が、浮き彫りに。


つまり、自治会に入っていない家には、

回覧板が回らないので、

一斉清掃日のお知らせが行かず、

出てこない家が多いのです。


自治会に入っていても、

バックレる家があるなか、

出てきた人たちでの清掃となったのですが、

コロナで2年間やっていなかった用水路沿いの草はエライことに。


通常の倍以上の時間を要して作業を終えましたが、皆、疲労困憊。

まじめに出てきた人ばかりがバカを見る状況なので、

秋の清掃日前には、

自治会に入っていない家にも、

お知らせを配るつもりです。


今日お話ししたのは、

自治会活動のほんの一部ですが、

ここまでやらなきゃならんのか、

という案件は他にもあり、

それはまた、次の機会に話します。



 

奇しくも「69歳」で最期を迎えている



世の中には、不思議な偶然というものがあるもので、

それも、あまり重なると、

 何か、法則性でもあるのかと、

考える人もいるかもしれません。


世界の独裁者が、なぜか、69歳で亡くなっているという記事を、

見つけました。

以下は、ポストセブンからの、一部引用。


ウクライナ側の激しい抵抗を受け、ゼレンスキー大統領を中心に展開される情報戦でも後れを取って追い詰められるプーチン氏だが、現在69歳。権力と富を一手に握ったかつての“独裁者”たちが、奇しくも「69歳」で最期を迎えていることは、あまり知られていない。

リビアの元最高指導者、カダフィ大佐が没したのは2011年8月のことだった。「中東の狂犬」と呼ばれ、40年以上にわたり独裁体制を敷いた同氏だが、隣国・チュニジアのジャスミン革命の影響で求心力が低下。反カダフィ派の蜂起で政権崩壊、後に身柄を拘束され69歳で殺害された(死亡の経緯については諸説あり)。

イラクのサダム・フセイン元大統領没したのも69歳の時。イラン・イラク戦争、湾岸戦争を経て、2001年の米同時多発テロで「悪の枢軸」と認定された。大量破壊兵器の保有を口実に2003年、米・ブッシュ政権が「イラク戦争」を開始。フセイン氏は戦犯として囚われ、刑場の露と消えた。

北朝鮮の最高指導者だった金正日・元総書記も同じく69歳で他界している。死因については「脳卒中」「心筋梗塞」など様々な報道があるが、真相は定かではない。カンボジア政権を掌握し、人口の4分の1の国民を虐殺したとされるポル・ポト氏69歳で命を落とした。病死と言われているが、対立派閥による毒殺説も根強い。

ロシアと事実上の同盟関係にある中国の習近平・国家主席今年6月に69歳の誕生日を迎える。


うーん、そろいもそろって69歳がキーワード。

これを偶然の一致と見るか、

何らかの必然と見るかは、あなた次第。

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僕の友人の一人が言うには、

独裁者は、7という数字を超えられないからだ、と言います。

彼が言うには、7は、聖なる数で、勝利の数字。

独裁者を悪とすれば、

悪は、善には、勝てないんだとか。

なので、善を象徴する聖なる数7の手前で死ぬ、と。


これも、信じるか信じないかは、あなた次第、です。



なぜ、彼らはあれほどまでに強固な意志で戦い続けるのか



僕たち日本人にとって、

戦争は、非日常。

でも、今、

ウクライナでは、それが、日常となっている事実。


安易にウクライナに降伏を勧める人がいますが、

なぜ、彼らはあれほどまでに強固な意志で戦い続けるのかも、

考察せねばなりません。

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以下は、その参考になる記事からの抜粋。



18世紀末に、ウクライナはロシア帝国に支配され、1917年にロシア革命が起きると、ソ連の支配下になった。ソ連下で「農業の集団化」をウクライナに進めたものの、大失敗。農業生産が極端に落ち込んだところで飢饉が起こった。しかし、それでもお構いなしに、ロシアはウクライナの食糧をロシア本土へ強制的に送り、100万人が死んだ。

さらに、1932年、スターリンの時代になると、過酷な支配体制は強まって、ウクライナの国力はボロボロになってしまったところで、今度は、「ホロドモール」(大飢饉)が起きた。ホロドモールによってウクライナで350万人が餓死した(出生率の低下なども含めた人口の減少を含めると500万人との話も)。

「ウクライナ南部オデッサで、旧ソ連の独裁者スターリンによる「大粛清」の犠牲者のものとみられる5,000~8,000体分の遺骨が発見された。地元当局が25日、明らかにした」(キエフAFP時事・2021月8月26日)と報じられたが、ウクライナの歴史家の推計によれば、1930年代のスターリンの抑圧によってウクライナ人数十万人が収監されたり、処刑されたりしたという。

ウクライナは他人事ではない。日本人は「シベリア抑留」を経験している。シベリア抑留とは、終戦後、旧日本軍の兵士はシベリアなどに抑留され、過酷な労働を強いられたことを指す。シベリアをはじめとするソ連領内の各地へ連行された日本の軍人・軍属はマイナス30度を下回る厳しい環境で強制労働を強いられた。衛生環境や食料事情も悪く、飢えや病気によっておよそ6万人が命を落としたのだ。

これは日本とロシアが戦争をしていた頃の話ではない。ソ連による旧敵国側の軍人と民間人の抑留は、戦争により大きな損害を被ったソ連における、戦後復興を担う労働力不足を補うための措置として行われたのだ。同じ敗戦国のドイツ人も同様に抑留を受けた。

ロシアの支配下に入るとどうなるか。歴史を少しでも振り返れば「怖さ」がともなうものである。ウクライナ人は、これまでの歴史を振り返って、やはり、降伏し生きながらえても、ロシアの支配下で何をされるのか怖くて仕方がないのではないか。

ロシア軍がウクライナの全土を掌握しても、ゲリラ戦に移行するかもしれないと考える識者も多いのはそのせいだろう。

遠く離れたウクライナの大地で、懸命に奮闘するウクライナ人に対して、「命が大事だから早く降伏しろ」と言うのは、歴史を知らない人の言うことなのであろう。

日本では、政府や軍部が突っ走って戦争を開始した面があるので「戦争を起こさない」というと政府の暴走を止めればいいと考えてしまう。そこに「侵略を企む悪意の隣国」が存在することなどこれまで考えずに済んできた。

また、アメリカが日本を占領し、自由を謳歌し経済発展を遂げたので「降伏しても大したことない」と考えてしまう。

しかし、世界史の大部分では、そんなことが重なる可能性は「奇跡」と呼ぶに等しいのだ。日本の防衛力の増大に対して韓国、中国が過剰に神経質になるのは、日本と隣国であるということ以上に、植民地となって受けた屈辱ということがあるのだろう。やはり他国に支配されるというのはいい体験にはなり難い。

果たして、2月24日から開始された、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻は3週間を迎えたが、ウクライナは、軍事で圧倒するロシアに対して、勇敢に戦いを続けている。ウクライナ国民の反撃によってロシア軍は前進を阻まれ、戦線は膠着しているようだ。厳しい経済制裁もあって、中長期的展望から考えれば、ロシアの敗色は濃厚と指摘する識者も多い。しかし、目論見を外されたロシア軍は、民間人の犠牲も厭わないミサイル攻撃や空爆を継続しており、事態は悪化の一途を辿っている。北朝鮮がそうであるように、経済制裁で国家が転覆するのかは期待薄だ。ウクライナ・ロシアの外交交渉は行われており、進展を見せているという報道もあるが、「当初の目的を必ず達成する」と話すプーチンがどこまで妥協するかは不透明だ。

「想定されていたより強い抵抗と戦闘の初期段階の比較的高い損失にもかかわらず、ロシアは自身に有利な条件にウクライナ政府が応じるまで、殺傷力のさらに強い兵器を使い攻撃を続ける決意のようにみえる」(米国防総省の情報機関である国防情報局・ベリア局長)と指摘するように、戦況の膠着が、プーチンを核爆弾というオプションに傾かせる可能性は十分にある。

ウクライナ人が隣国へ逃げ出さない理由を、テレビのコメンテーターのように「戦前日本に漂ったような同調圧力だ」という見方もできよう。戦場の勇敢さもムダ死につながることもあろう。たとえば、ロシア軍が日本を侵攻し、根室へ核爆弾を落とすなどと迫ったなら、日本は武装解除して、全面降伏を選ぶのだろうか。ロシアの支配下になるということが、歴史上、どんな恐ろしいことなのかを、今一度確認すべきだ。

うーん、 日本にとって最大の脅威は、

ロシアよりも中国なのですが、

平和ボケ、事なかれ主義の日本は、

アメリカにおんぶに抱っこで、12歳状態。

アメリカは、そんなに信頼できる国ではありませんよ。

日本に原爆を落としたくらいですからね。

アメリカも、ダブルスタンダード。

日本にとって頼れるアメリカの時もあれば、

そうでないときもあり、

共和党になったり、

民主党になったりで、

タラレバを言っても詮無きことですが、

トランプが再選されていたならば、

アフガンでのあれほどだらしのない撤退はなかったでしょうし、

プーチンのウクライナ侵攻も、防げたはず。

弱腰バイデンでは、お話しになりません。


もう本当に、政治的な発言はしたくないのですが、

やむにやまれぬ思いでのことなので、

お許しください。




独裁者とカルト教祖は人間をモノのように扱う



 押しなべて、すべての人間は、未熟です。

その未熟な人間が、長らく絶対的な地位にいると、

一人の例外もなく、裸の王様になっていきます。


なぜ、裸の王様になるか。

自分の周りに、意見を言ってくれる人がいなくなるからです。

なぜ、いなくなるのか。

独裁者であれ、カルト教祖であれ、

その地位が絶対的なものになればなるほど、

周りの人間は、彼の言動に矛盾を感じながらも、

唯々諾々と従うようになってくるからです。

なぜ、そうなるのか。

意識的に、あるいは無意識のうちに、

独裁者やカルト教祖の機嫌を損ねたくないという気持ちが、

働くようになるからです。

こんな報告をしたら、機嫌を損ねるのではないかと危惧し、

言いたいことはオブラートで包み、

その絶対者の耳に心地よいことばかりを報告するようになる、と。


カルト教祖はその宗教団体、

あるいはそれ未満の小さなコミュニティであっても、

その組織内では絶対者で、神に等しい存在。

そしてプーチンのような独裁者は、

ロシアにおいては絶対者であり、

その集団が国家であるために、

さらにその被害は甚大となります。


で、その独裁者とカルト教祖の共通点は、

人間をモノのように扱う、ということ。

プーチンを見ていれば、説明の必要はないと思いますが、

カルト教祖であれば、自分を神の位置に置き、

言うことを聴かなければ人類を10億人単位で減らすような発言をする、と。

信仰のない(服従しない)人間は、人間ではない、と。

そんな輩は粛清の対象である、と。

カルト教祖には、プーチンのような実態的武力はありませんが、

言葉の暴力を振るいます。

一般の人には全く無力な言葉も、

カルト信者にとっては身の竦む言葉。


人間をモノのように扱う、という共通点に重複しますが、

脅しによって人を動かそうとする点も、同じ。

カルト教祖の脅しは、武力ではなく、

死後の霊界での行先であったり、

天変地異の予言であったり、

心の中に植え付ける恐怖ではありますが、

妄信する信者への効き目は絶大。


それ以外の共通点は、敵対する者に対する異常なまでの憎悪

これは、常軌を逸した執拗さで相手を叩きます。

大人の目から見れば、その執拗さは子供じみています。


他の共通点を上げるとすると、知能が高い点

独裁者が務まる人間は押しなべて頭がいいし、

その点は、カルト教祖も一緒。

ただ、ここで言う頭の良さとは、

頭の回転の速さだったり、驚くべき知識量だったりということで、

人間的に賢い、ということでは、ありません。


それ以外の共通点としては、本人は無自覚なことが多いのですが、

その心の中は疑心暗鬼と恐怖心が渦巻いている点

それと、友人がいない点、でしょうか。

絶対者になればなるほど、他人が信じられなくなっていきます。

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しかしそれは、すべて、自分が蒔いた種。

自分が蒔いた種は、自分が、刈り取らねばなりません。







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