介護離職からのおひとり様快適生活

定年まで数年を残して介護離職したのち、父を自宅で看取り、その二年後に母も天国へ。風の時代の上昇気流に乗りながら、日々の暮らしでの気づきと心象風景を綴っています。

労働関係全般

60代の8割が70代の約半数が働く社会



今朝は、

関東地方でも、

雪の降っているところがあり、

こうした寒い朝に、

出勤せねばならない勤め人は大変です。


シニア世代の中でも、

働かねば生きていけない人も多く、

そうした人たちは、

雪だろうが雨だろうが、

出勤せねば、

お金は入ってきません。


現代日本のシニア世代の就労は、

60代の約8割が、

そして70代の約半数が、

働く社会だということが規定の事実。


この数字を詳しく言うと、

60代の78.9%70代の45.7%働く社会、

だということ。


たぶん、

韓国などは、

もっと厳しい状況だと思うのですが、

欧米諸国のシニアと比べると、

アジア諸国のシニアは、

なかなかに大変な状況。 

IMG_6293

僕自身の話をすると、

年金が少ないため、

可能な限り繰り下げて、

それまではアルバイトでしのぐ、と。


あ、繰り下げると言っても、

全額繰り下げると生活できなくなるので、

厚生年金部分を繰り下げ予定。


決定したら、

また、

写真付きで、

年金額を、

公開しますね。



ブログランキング・にほんブログ村へ









年寄り優先の政治と週6日の労働で休日には体力もゼロ



先日、東京МXを見ていたら、

日本を見捨てて外国に移住する人が、

増えているとのこと。


最近やっと、

賃上げの気配が見えだしたものの、

それは、

まだまだ大手企業に限られた話。


大半の中小零細は、

物価の値上げに追いつくだけの昇給には、

至っていないように思います。

以下は、
キャリコネニュース の意見からの一部抜粋。

「いまだに年寄り優先の政治、よくわからない異次元の少子化対策、働いている人間が損をする税金搾取…日本はいずれなくなるでしょう」鳥取県に住む30代前半の独身女性(メーカー系)は、正社員だが月の手取りが約13万4000円で、不満をこう漏らした。「うちの工場では人がつぎつぎ辞めていくので、仕事量が増えて負担も大きくなる毎日。だけど、給料は増えない。週6日の労働で休日には体力もゼロになり、転職にかける余裕とヒマもありません」転職活動する余裕もないほど働き疲弊している女性だが、「労働のわりに手取りがとても少なくて、将来が不安で仕方ありません」と見通しの暗さを綴った。


うーん、 住民税非課税世帯への給付にしても、

その行先の大半は高齢者。


手取り額にすれば、

こうした若者の労働者よりも、

多く貰っていたりします。

IMG20240219121617

あるいはまた、

以前も触れましたが、

億単位の資産を所有する早期リタイア者にも、

住民税非課税という枠に入ることから、

給付金が渡されます。


つまり、

フローにばかり課税する仕組みだと、

いつまでたっても低額労働者は、

浮かび上がれない、と。


よほどの胆力で、

ケチケチ生活に徹し、

貯蓄と投資で資産を積み上げることに、

早めに特化した人以外は、ね。



ブログランキング・にほんブログ村へ





会社員は政府のATMなのか



二十代の頃、

田中康夫の「なんとなくクリスタル」が、

ベストセラーになったとき、

逗子に住んでいた僕はフリーター。


お気楽なフリーターだった僕も、

仕事に困らなかったのは、

日本が豊かだったから。


失われた30年と言われている日本が、

失われた40年になるのだけは勘弁してよと思うのは、

僕だけではありますまい。


僕などはすでに、

少ないとは言え年金をいただいているので、

逃げ切り世代とも揶揄されかねませんが、

今の労働者が置かれている状況には、

口を挟まずにはいられません。


その理由は、

五公五民とも言われる、

会社員の負担率。


ぶっちゃけ、

稼ぎの半分を持って行かれた上に、

消費税まで払っているわけで。


ケツの毛まで抜かれて、

会社員は、

消費したくてもできない、と。


それでも住宅ローン、

あるいは家賃を払い、

子供の教育費は削れずに頑張る、と。


真面目で勤勉な人が多い日本が、

なぜこれほどの閉塞感に、

見舞われているのか。


搾取路線をひた走る政府は、

アメリカの言いなり。


言われるままに武器を買い、

ステルス増税の準備は怠りない、と。

IMG20231013132657

僕の提案は、

せめて食料品くらいは、

消費税をゼロにしたら、と。


日本も、

長い夜を、

抜けていかないとね。



ブログランキング・にほんブログ村へ







過剰労働と過剰消費が破滅を招く



人手不足が叫ばれて久しい日本では、

残された人員に対する負荷は増すばかり。


12月になっても、

昼間は暖かい日もありますが、

朝は、

間違いなく寒い。


介護離職するまで働いていた、

往復4時間のサラリーマン生活を想うと、

朝、

蒲団の中で、

ゆっくりできることの幸福を、

噛み締める日々。


多くのサラリーマンが、

負のスパイラルに堕とし込まれる理由は、

逃げ道がないから。


住宅ローンがあり、

子供の教育費があり、

など、

待ったなしで、

お金が出ていく要因があり、

稼がなければ、

生活が成り立たないから。


その足元を見るようにして、

会社は、

往々にして、

過剰な労働を、

押し付けたりもします。

IMG20230206130135

まあ、

最近では、

コンプライアンスの関係もあり、

いくらかはマシにはなっているようですが。


それでも、

過分な責任と、

数値目標をあてがわれて、

走らされると、

そのストレスは半端なく、

その貯め込んだストレスを吐き出すべく、

ギャンブルだ風俗だなどと、

散財していると、

負のスパイラルトラップから、

ますます抜け出せなくなる、と。


FIRE志向の若者が増えるのも、

疲れ切った先輩社員を見て絶望し、

そのくたびれた背中と、

デスマーチに恐怖を覚え、

早い段階から、

逃げの準備を始めたほうが良くね、

となるから。


そのような気づきを得た若者は、

会社員の初期段階から、

蓄財と投資を始める傾向にあります。


そしてそれが、

意外に成功するのは、

逃げ道づくりという個人目標は、

会社から与えられたノルマとは違い、

自分を救済するという本能に基づいた、

やりがいのあるものだからでしょうね。



ブログランキング・にほんブログ村へ







過酷な労働状況で死亡する高齢者もいる



昨日も激熱の中、

検針の仕事をしました。


まさに危険な暑さで、

お昼ごろに仕事を終え、

鳩山ニュータウンの西友で買い物をした際、

駐車場のコンクリートと空の太陽の熱のサンドインチ。


あとで知ったのですが、

昨日の鳩山町は、

39.6℃だったそうで、

道理で暑いわけです。


ちなみに、

一番暑かったのは桐生市だそうで、

39.7℃だとか。


先月は車に乗っていても、

エアコンはつけなかったのですが、

昨日ばかりは、

つけずにはいられませんでした。


こんな猛暑の中、

交通誘導などで旗を振る高齢者の姿を、

ときおり見かけます。


ご苦労様です、と、

心の中でつぶやいて、

彼らを改めてみると、

若そうな人もいるが、

大半は高齢者。


以下は週刊女性プラムからの、一部抜粋。


高齢者の死亡災害が多い業種ベスト3は建設業、製造業、運輸交通業。これらの業種はそもそも、年齢にかかわらず事故が多く危険が伴う業種。高齢者が働くとなれば安全への配慮がほしいが、現場ではそうはいかない。「高齢者だから配慮されるどころか、動けないほうが悪いという考え方。『おせーよ、じじい』、『ぐずぐずするな!』といった罵詈雑言を浴びせられることも多く、ハラスメントに近いことが行われています」高齢者の労災死亡事故で記憶に新しいのが、令和4年に起きた「三幸製菓」の工場火災だろう。従業員2人のほか、アルバイト清掃員の女性4人が亡くなったが、女性たちの年齢は、73歳、71歳、70歳、68歳といずれも高齢。深夜勤務時に工場で起きた火災に巻き込まれて命を落としたのだ。アルバイト従業員だった彼女たちは、避難訓練には参加していなかったようで、勤務時間も生産状況しだいで規則的ではなかった。高齢者が深夜に、しかも不規則な条件で働いていたという厳しい現実が浮き彫りになったわけだ。


うーん、 年金だけでは生活できず、

生きるために働かざるを得ない高齢者にとって、

仕事を選ぶという贅沢は、

なかなかできないのかもしれません。

IMG20220819124850

僕の場合、

この期間内に検針するようにという制約はあるものの、

それさえ守っていれば、

あとは自由なので、

仕事としては、

とても恵まれていると、

思っています。




アルバイト中の蚊と蜘蛛の巣と蛇



今の検針員のアルバイトをするに際し、

風のハリマオさんから、

良いアドバイスをもらいました。


僕はあまり先のことを考えすに、

会社の言われるままに、

エリアを引き受けようとも思ったのですが、

一度引き受けてしまったら、

あとで減らすのは難しくなるのでは、

とのアドバイスをもらい、

4つのエリアのうちの2つにとどめました。 


今思うとこれが正解で、

風のハリマオさんの的確なアドバイスのおかげで、

無理なく、

仕事を続けられています。


大変なことと言えば、

家によっては、

メーターが読みにくい位置にあったり、

メーターに辿り着くまでに、

草木を搔き分けていかねばならないところもあり、

そうしたときに気を付けているのは、

0-51

蚊と、蜘蛛の巣と、蛇。


半袖だと危険な場所もあるので、

暑くても、

長袖のシャツを着用。


それでも、

わずかな隙間を狙って、

蚊が血を吸いに来ますからね。



豪雨の中の出勤と耐え忍んだ日々



親の介護の必要性がますます高まってきたころ、

親と離れて暮らす不合理さから、

自宅マンションを売却。


民主党政権時の底値での売却でしたが、

残債はゼロにできたので、

そこからの再出発。


自己資金ゼロからの、

実家の建て替え。


会社など、

辞められるわけもなし。


それが、

50代の頃の自分。


豪雨の中でも出勤し、

職場では、

疲れから何度も眩暈を起こし、 

先のことは考えず、

今、

だけに集中するようにして、

生きていた日々。

IMG20230103132850

でも、

なぜか不思議と、

心は、

明るかったんですよね。


それは、

導かれているという感覚が、

あったからなのかもしれません。




どの職場にもいるかもしれない厄介な人



僕は転職が多かったので、

いろんな人を見てきました。


年金は少ないけど、

様々な人間を観察できたことは、

今でも僕の財産となっています。


さて、

どの職場にもいそうなのが、

自分は正しいと思っている人。

IMG20220905114744

あるいは、

自分の正しさに執着している人。


以下は、シュフーズからの一部抜粋。


『自分を正当化する人』の心理や特徴は、自己愛が強すぎるために、自分が傷つくようなシチュエーションに置かれると自己防衛心が強く働き、正当化しようと他者を攻撃します。自己愛が強く自分が傷つくことを極端に恐れていることが原因なので、言い換えると「誰よりも臆病な人」とも言えます。自分が誰よりも優れた存在であると自信を持っている人は、いざ自分が責められる立場に置かれると、客観的に自分を見ずに「自分が絶対に正しい」「自分が正しいから周りの人が間違っている」と決めつけてしまいます。そのため、他の人から見れば明らかにその人が間違ったことを言っているにも関わらず、堂々と相手に自分を正当化するような理由で噛み付いたり、時にはまるで駄々をこねるように自分なりの理由を無理やり押し通そうとしたりするのです。プライドが高いという特徴も自分を正当化する人に見られる共通点です。自尊心が高いために、自分が他人よりも劣っている状況に置かれること自体を許せないのでしょう。この心理が根っこにあるため、自分が劣っている状況に置かれると、すかさず自分を正当化する理由を考えたり、それでも事態が好転しない場合は、他者に責任を押し付けるような言動を見せることもあります。


うーん、 こういう人が上司だと、

部下はたまったものではありません。


ただ、まともな企業であれば、

こういう人は出世できないので、

上司になることは極めて稀ですが、

同族企業などだと、

時折こういう人が上司になったりすることもあります。


人間関係の軋轢は、

組織がある以上ついて回りますが、

それが職場だと、

簡単には逃げられないので、

つらいところ。


本当に勤め人は、

男女ともに受難の時代。


記事では、

3つの対処法も記載してあったので、

紹介します。

・戦おうとせず、良いタイミングで話を変える

・相手の意見は否定せず、ただし完全同意しない

・必要以上に関わらず距離を置く


うーん、僕の意見としては、

相手が同僚であれば、

この方法はそれなりの効果を生みますが、

相手が上司の場合は、

逃げる、

つまり、

退職して新天地を探すほうが、

無駄に消耗しないだけいいように思いますけどね。




東武東上線の人身事故と乗客の気持ち



介護離職するまで勤めたホテルでも、

その前のビル管理会社でも、

通勤手段は東武東上線。


前職も前前職も、

24時間勤務で、

つまり出勤は3日に1度。


それなのに、

人身事故で迷惑をこうむる事態に、

何度か遭遇しました。


何やら最近も、

東武東上線はやらかしているようです。


まあ、実際にやらかしているのは、

飛び込む人間のほうなんですが、

どうしても怒りの矛先は、

鉄道会社に向かいがち。

IMG20220616150309

その気持ち、わかるんですよね、

僕も、サラリーマンでしたから。


以下は、そうした人たちの嘆きの一例。

今、和光市駅で運転見合わせている電車の車内です激混みといつ運転再開するか分からないかなり辛い状況です。亡くなられた方がどんな思いか知りませんが人に迷惑かけて死ぬだけは辞めて欲しい。

今日の首都圏、昼は東海道線と総武緩行線の新小岩で人身事故があった。岸田の庶民をいじめる政策で苦しむ国民が続出し、人生に絶望する人も増えている。岸田内閣の早期退陣を望む。

金曜の夜も東武東上線じゃなかった? 休み明けや朝がヤバいってのは聞いたことあるけど 夜も夜で疲れ切ってそうなるのかな....

先週の金曜日の23:45にも鶴瀬ふじみ野間で人身事故あったよね?いい加減にしてほしい、、、

迷惑もなにも、考えることのできない精神状態なのでしょう…この人も数年前数ヶ月前はこういうニュース見てなんでこんな最期を、と思っていた側かもしれない。


うーん、 ただでさえ疲労が蓄積している勤め人が、

いつ動くかもわからない電車に閉じ込められる辛さ。


飛び込む人もつらいけど、閉じ込められる人もつらい、と。


この国を覆う閉塞感と、

勤め人ばかりが割を食う政策。


久々に、サラリーマン時代の、

電車通勤時代に思いを馳せ、

勤め人の苦労を、

いったい政治家はどれだけわかっているのだろうと、

思わざるを得ない、



僕なのでした。




自由とエネルギー(体力)を社畜生活に費やす虚しさ



FIREなどという言葉はなく、

働いていないと、

プータローと蔑まれていた時代。


僕の若かりし頃、

晴れた青空を見ながら、

転々とする職場で、

ため息をついた日々。


人間は、

エネルギー体です。


エネルギーの充満する若い頃は、

体力も、

あります。


「仕事イコール自分の夢」の人を除き、

大半の人にとっての職場は、

生きるために金を稼ぐための場所。


35歳まで、

僕は、

どの職場にいても、

落ち着きませんでした。 


この仕事は長くは続けられない、

ということが、

わかっていたから。


甘ったれた話ではありますが、

苦しい職場からは、

いつも、

逃げることばかり考えていました。


そして、

35歳で出合ったビル管理業界で、

自分の居場所を見つけます。

IMG20230605120405

更に幸運だったことは、

いずれの現場も、

休みが多く、

有休が自由に取れたこと。


つまり、

自由時間の多さが、

僕が仕事を続けられた大きな要因でした。


僕でも続けられる程度の負荷の仕事で、

休みのしっかりとれる職場、

この二つが揃って、

僕は会社員生活を続けることができたのだと、





思っています。





最新記事
最新コメント
ハピタスでポイント生活を
その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス
介護離職からのおひとり様ローコスト生活 - にほんブログ村
スポンサードリンク
PVアクセスランキング にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ
  • ライブドアブログ