たとえば、韓国で大田万博があったのは、いつのことだったか、だいぶ前ですが、友人Oと2週間ほど、韓国を周遊したのですよ。
で、帰国後思い出話をしたら、見ている風景が全然違っていました。
お互いに、印象に残ったものが違うので、話がかみ合わないことしきり。
つまり、着目点が違うので、同じ行動をしても、その視野に映るものや印象が違うのですね。
で、今日の話は、新年の5日に我が家で行われた懇親会で、僕がそれを記事にしたのは6日のことですが、その参加者の一人が、彼のブログで、この同じ懇親会の模様を記事にしていました。
そして、それを昨日読んで、思わず笑い転げてしまいました。以下が、彼のブログ記事からの転載になります。
今日は朝10時から午後5時過ぎまで、高校時代から続いている、同人誌の仲間の懇親会だった。
独身者のお宅にお邪魔して、飲み物、食べ物を持ち寄ってただ、しゃべった。
近況報告もほどほどに会場提供者のパワフルな自分の余生の生活経済構想に聞き入った。
この御仁、しっかり者で株式投資をしたりして、確実に生き長らえる構想を持っている。
私の経済破綻を前提とした生活も否定はしない。
生活保護の人がパチンコ屋に入り浸っていても、その人が節約したお金でもって自分のやりたい事をしているのだから、良いではないかという持論の持ち主で、極めて合理的である。
他には1年先輩の定年上がりの方、同級生で、今は神奈川県在住の警備会社勤務の人と私の4人。
本来は幹事役の園芸会社経営者が、ここに居るはずだったのが、どういう訳か、東日本大震災後、被災地に通って復興支援をしている同級生が今日も東北に行っていることが判明してしまった。
Facebookで判明した。
この5人が同人誌もどき団体の中心メンバーである。
話を戻すと3人は車などで帰るので、酒は飲めない。
飲んでいるのは、場所提供者のパワーのある株主たる者だけで、酒が入っているので少々話がくどい。
まあ、一人だけ飲んでいることなど気にはしてないが、飲めない相手に一人だけ飲むようなことは、普通の友人関係なら、やらないことだろう。
そうなのだ、単なる友人関係とは微妙に違っている。
だから40年以上も続いているのかもしれない。
ともかく、7時間のほぼ80パーセントは家主たる株主者がしゃべった。
この人の人生計画といったら明確である。ギリギリのところでも、持ちこたえパワーがある。
毎年、彼のもくろみを聞いているだけのような気もするが、40年以上の付き合いになると、目新しい話題もなくなってくる。
なのに80パーセントをしゃべくりまわす彼には皆さん諦めているのかもしれないが、まあ面白いので、しゃべれる人にしゃべってもらおう、ぐらいの覚悟で毎年会っているのである。
いやあ、このように、忌憚なく記事にしてもらえると、自分という存在が客観視できて、おもしろい。
ちなみに彼は、1月6日の僕の記事の中に出てくるOY氏です。