介護離職からのおひとり様ローコスト生活

定年まで数年を残して、介護離職したのち、父を自宅で看取り、その後、母も末期がんで亡くしました。両親の介護のために建て替えた家の住宅ローンを払いながら、ローコスト生活で生き抜く日々の暮らしと心象風景を綴っています。

お金の話

コスパだけを考える人生はつまらない


コスパというのは大切ですが、コスパ至上主義になってしまうと、人生そのものを楽しめなくなる可能性もあります。

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たとえばですね、僕の知人に、お祭りなどで、子供に屋台のものを買い与えない、という持論を持っている人がいました。

お祭りなどの屋台というと、テキヤですが、彼らは、利益率の高いモノを売っています。

それは彼らにしてみれば当然で、雨の日もあるし、大量の売れ残りが発生することもあるし、不確定要素が大きいわけです。

そうしたリスクを抱えながらの商売なので、相当な利益を載せなければ、商売が成り立たないわけです。

で、そのコスパ至上主義の知人の考えだと、お祭りの屋台などはコスパ的には最悪なので、子供がどんなにねだっても買い与えないのだ、と。

僕は、これには、反対意見を述べました。

子供にとって、お祭りの屋台は、最高のワンダーランド。

そこで、いろいろとほしいものがあった場合、その中から何かを選ばせて、買い与えたほうが良い、と僕は思っています。

たとえコスパが悪かろうと、子供には思い出というお金には換算できないものが残るわけだし、いろいろなものの中から自分で選んだという責任感というか、自覚も芽生えるので、良い教育にもなると、思います。

それを、単にコスパが悪いからと、子供の要求を突っぱねるのは、良くない、と、そういったのですが、聞き入れてもらえませんでした。

まあ、僕の子供ではないので、その子の教育はその親であるその知人の範疇なので、それ以上は言いませんでしたけどね。

何でもかんでもコスパを持ち出すのは、かえって人生をつまらなくすると、僕は、思っています。

そういう意味では、長年のカルト宗教での散財も、コスパ的に言えば最悪なわけで、それでも、いい経験をしたと思えるのは、そのときは、それがベストの選択だと思って、自分で率先してやっていたことだから、です。

で、その散財があってこその今があるので、すべては無駄ではないし、良い勉強をしたと思っています。

コスパばかりを口にするその知人は、少しも幸せそうな顔をしていなかったことだけは、今でも、覚えています。

 

月6万円で生活するなら、国民年金ですら暮らせてしまう


あのですね、みんな、老後のお金の心配を、し過ぎなんです。

だって、月6万円生活ができるならば、国民年金でも暮らせるじゃないですか。

で、大半の人は、勤め人の経験があるわけだから、厚生年金もかけているのですよ。

であれば、国民年金の満額よりも、多い年金をもらえるわけでしょ。

だったら、問題ないのですよ。

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ただ、こんなお気楽なことが言えるのもおひとり様だから、ということも自覚しています。

僕の知り合いで、働かない息子を抱えている人がいますが、僕も、そのような立場だったら、こうもお気楽なことは言えません。

経済が、自分のコントロール下に置けているか否かが、決定的だと思うのですよ。

たとえ年金が10万円以下であっても、そのすべてが、自分の意志だけで収支が管理できるならば、という条件付きで言えば、老後のお金はそんなにかからない、ということ。

ただし、ドラ息子や働かない娘がいたり、金遣いの荒い伴侶がいたり、出来の悪い兄弟姉妹がいたりしたら、この限りではありませんよ。

そうした他者が、お金を奪い取っていきますからね。

これが所謂、家族を持つことのリスク、というやつですね。


僕は、人生の流れの中で今一人でいるので、その中で最大限の幸福を生きようとしているだけのこと。

家族がいた時は、そのときは親の介護をしていた時ですが、やはり、その中で、最大限の幸福を目指しました。

そう考えると、僕は、幸福の科学を辞めていますが、僕こそが、会員さんよりも、幸福を科学していたと、言えるかもしれません。

まあ、あんまり自惚れたことを言っていると足をすくわれますから、この辺にしますが、どんな環境に置かれても、その中で自分の持ち駒、を全部使って幸せになる決意、それが大事なのではないかと思う次第です。



お金を使わない生活はお金の不安がなくなる生活でもある


僕は、だいたい、月6万円ほどで暮らしていますが、使うお金は主に食費と光熱費などのインフラ費。

なので、安定した支出。

で、節約を意識したことはほとんどありません。

食べたいものを食べ、寝たい時に寝て、好きなように生きています。

外食もしますが、基本は自炊。

で、中性脂肪には気をつけながらも、果物はほぼ毎日食べています。

今年になってから、もうすでにスイカを3つほど食べました。

熊本県産と千葉県産のもの。

今は、冷蔵庫には、桃とバナナが入っています。

キウイフルーツも、よく食べますね、ヨーグルトとの相性が良いので。

で、そうしたフルーツとは別に、今、はまっているのがこれ。

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さっぱりしていて口どけがいいのですよ。

昨日は、ライフでまとめ買いしました。一個85円のライフが、今のところ最安値。

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以前は、モウのアイスをよく食べていましたが、暑くなってきたので、サッパリ系に移行した感じですね。

で、とにかく、基本、食費以外はほとんど使いません。

欲しいものがないからなのか、と考えましたが、去年エアコンの一つを買い替えた時は、夏への恐怖があったのですよ。

2階の12畳の居間に、6畳用のエアコンが一つだけだったので、このところの日本の夏の暑さをおもって、買い換えたのですが、そのような臨時支出を除けば、月6万円の安定支出は、計算が立ちます。

で、その計算をして、何とか年金支給まで、今の預貯金と株式で、たどり着けると踏んだわけ。

たどり着けなければ、また、バイトでもしますよ、と、そんな安易な考え。

でも、そうした安易な考えこそが、いいように、思っています。

お金の不安て、意外にお金をそこそこ持っている人のほうが、していたりするのですよ。

そんだけ持っていてまだ不安なのかよ、と思うのですが、まあ、性分ていうやつですかねえ。 

心配性の人が多いように、思います。

お金のないのに慣れている人は、別な意味で、強いようにも思いますね。

で、何でしたっけ、そうそう、月6万円くらいで過不足なく暮らせることがわかれば、本当にこれはもう、お金の心配からはかなり解放されるよね、ということでした。



68歳での住宅ローンは年金18万円でもきつい


僕の年金の受取予想額は、満額でも9万円ほど。

なので、今日話題にしようと思っている男性は、僕の倍の年金額。

それでも、住宅ローンを抱えていたら、生活は苦しい、という話。

現代ビジネスの配信記事で、興味があったので、掲載してみます。


 地方都市に住むYさんは現在68歳。

 40歳の時に新築の一戸建てを3200万円で買った。頭金は1割程度、住宅ローンは3000万円組んだ。

 金利は、当初5年は3.5%だったが、5年目以降は4.5%になった。毎月の返済は14万円ほどで何とか払えてきた。

 借り入れ当初は、65歳で定年し、退職金で一部繰り上げ返済をしようと考えていた。ところが、想定していたよりも退職金が少なく、繰り上げ返済に回せなかった。

 年金は月18万円だ。ローンを支払っていると年金だけでは生活ができないので、食品工場でのアルバイトをしながら住宅ローンは遅れずに返してきた。

 そんな中、Yさんを悲劇が襲う。新型コロナウィルスの影響でアルバイト先の食品工場が閉鎖したのだ。

 アルバイト収入がまったく入らなくなった。次のアルバイトを探しているが、この状況と年齢的に見つかるあてがない。Yさんは、住宅ローンの借り入れ先に相談をした。

 「金利を下げてくれないか?」

 Yさんが住宅ローンを借りた当時の金利は3~4%が当たり前の時代だった。しかし今は、1%を切っている低金利だ。

 今まで28年間一度も遅れずに高い金利で住宅ローンを支払ってきた。もう元金はとうに返済しているだろう。残りの7年間、金利を半分の2%にしてくれるだけでも返済ができる。

 しかし、金融機関の回答はNOだった。金利を下げるということはしていない、借り換えをするしかないという。

 だが、年齢的にも収入的にも借り換えに応じてくれる銀行はない。散々相談したが、難しかった。Yさんは「定年前に借り換えをしておくべきだった」と嘆く。



うーん、僕も、隣の市の駅前分譲マンションに13年間住んでいたのですが、借り換えは一度しています。

僕の記憶だと、2.4パーセントの金利が4パーセントに上がる前のタイミングでした。

当時は、まだホテル勤務で、
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源泉徴収票なども用意できましたから、借り換えることができました。

この記事のYさん、なぜ、現役時代に借り換えなかったのでしょうねえ。

まあ、理解するとすれば、仕事に忙殺されていて、そうしたことを考える気力が残っていなかった、のカモ。

それにしても、68歳で、18万円の年金というのは、立派な額、というか、長年コツコツと働いてきたからこその年金額なので、決して少ないほうではないと思うのですよ。 

それにも関わらずアルバイト先が閉鎖したくらいで、困窮するほどの経済状況というのは、あまりにもマネーリテラシーがなさすぎですが、住宅ローンは、少しでも早く返したほうがいいと、他山の石とすることなく、僕も自戒しましたよ。


住民税を払ってきました


昨日は、ハローワークの失業認定日だったのですが、認定の事務手続きの後、飯能を散策し、 最後に立ち寄った博物館で、撮った写真が、これ。

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明治時代のものだと思われますが、当時の、飯能広小路の様子。

この頃、子供だった人も、今はもう、この世にはいないのでしょうねえ。

さて、昨日は、帰りに町役場にも寄り、住民税なるものを支払ってきました。

これは、昨年一年間は、アルバイトとは言え、130万程度の収入がありましたから、逃れることは、できません。

3万円と少しのお金を、一括で支払い。

すでに支払い済みの固定資産税が、7万円台なので、これだけで、給付金の10万円は、行って来い、の感じですねえ。

で、軽自動車とは言え、自動車税もあり、この後は、最大の難関、国民健康保険税がありますから、これがいくらになるか。

そうした、税関系の支払いは、さっさと払わないと、あとが厄介ですからねえ。

そうしたものを支払った後のお金が、真水なわけで、その少ない真水を飲みながら、生きていると、こういうことに、なっております。

しかしまあ、税金さえ払ってしまえば、あとは、細々と、やりくりしていけばいいわけで、おひとり様は気楽な稼業と来たもんだ。

昨日は、ハローワークに行った後に、飯能河原を散策したのですが、歩いていたら、一昨年、同窓会をしていた建物に出くわしました。

 失業認定日に飯能河原を歩く

また、雨の季節になって大雨で、災害が起きなければいいのですがねえ。


フロー依存の脆弱さと生活防衛資金


生活防衛資金とは、失業や病気など、万一に備えたお金のことだと思うのですが、今回のコロナ騒動で、フローの危うさを痛感した人は多いのではないでしょうか。

そのため、これからは、ますますストックが見直されると、僕は思っています。

改めて言うまでもないことですが、フローとは、お給料や副業などのお金が入ってくる流れ、のこと。

一方、ストックとは、預貯金や株などの、主に金融資産のこと。

今回のコロナ騒動で露わになったのは、フロー依存の脆弱さ。 

一見羽振りがよさそうな人でも、フローが大きく、それに対する依存度が高いと、たちまち窮するという事実。

入るお金が大きい人は、出るお金も大きかったりしますからね。

以下は、4月下旬ごろの銀座の様子。



この、ななえママは、テレビのドキュメンタリー番組で知ったのですが、経営者としては超優秀。

今でも、持ちこたえているようですが、夜の接待の現場は、今後も厳しい状況は、続くのではないでしょうか。

こうした状況下でも、ほぼ無風状態なのは、コロナ騒動の中でもフローが減らない人たち。

たとえば、公務員や年金生活者など。

あるいは、金融資産をたっぷり持っている、謂わば、潤沢なストックがある人たち。

そうした人たちは、コロナ禍の中にあっても困らないので、慌てることなく状況を眺めながら、投資的にはチャンスととらえて、むしろ資産を増やす人もいたりします。


今後の傾向としては、企業はさらに内部留保を蓄えるでしょうし、個人は生活防衛のためにお金を使わずにとっておこうとするのではないでしょうか。

まだ、2020年が終わったわけではないのですが、2020年は、歴史的に、大きな転換点として記憶される年になるかもしれません。



底辺職場はテレワークなんてできないよね


上級国民や大企業の正社員であれば、テレワークも可能なのでしょうが、多くの非正規労働者が働く、所謂底辺職場では、テレワークなど、あり得ません。

だって、その現場で、汗を流さないといけないのですから、ね。

僕の年代で、働いている人は、たとえば、清掃員、建設現場の作業員、交通誘導の旗振り、僕のような工場現場の労働者、みんな、テレワークなど不可能です。

そして、底辺職場の労働者は、自宅待機になると、その分、収入が減るだけで、保証もない、と。

手厚く保護されている公務員や大企業の正社員は、預貯金も豊富にあるだけでなく、休業補償もある、と。

まあ、この流れは、つまり、格差拡大の流れは、世界規模なので、いまさらどうこう言うまでもないのですが。

今、飲食店は、大打撃でしょうが、普段からお酒の付き合いが苦手な社員にとっては、飲酒を無理強いされない点は、良いかもしれません。

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で、底辺労働者の生きる道は、僕は、ローコスト生活一択だと思っているのですが、消費を辞められない、あるいは、無駄遣いを我慢できない輩は、額に汗して働き続けるしか、ありません。

労働は尊いと、僕は、思っていますが、資本主義社会は、残酷にできています。

どこまで行っても、経済は、入ってくるお金と出ていくお金の兼ね合い。

個人レベルでは、それだけの話。

ぶっちゃけ、8万円の収入でも、5万円で暮らせるスキルがあれば、3万円の余剰資金が生まれます。

一方、30万円の収入があっても、35万円の暮らしをしていれば、毎月5万円の赤字です。

収入が少なくても、出費を抑えるスキルとその気があれば、やっていけます。

ただ、その気がなくて、消費生活に慣れ切っていると、今のご時世、借金生活に落ちるのは、簡単です。

僕の周りでも、ちらほら、そうした人が出始めているので、家計管理の手綱は、自分でしっかりと、握りしめていないといけません。

さて、明日は、僕は久しぶりの10時間の通し勤務。

これから、明日の弁当を作って、長い勤務に備えます。


年金が月28万円でも、生活が苦しくなるケースもある


僕は、年金受給まではまだ少しありますが、日々、老後生活のシミュレーションをしています。

そうした中、年金を月に28万円ももらっていながら生活が苦しいという人の記事を見つけました。

そして、内容を見て、確かに、それでは大変だろうと思ったのですね。


東京都内在住の男性会社員Dさん(44歳)には、特別養護老人ホーム(特養)で暮らす要介護5の母親(80歳)がいます。費用の安い特別養護老人ホームに入所するために、2010年から4年も待機し、2014年にようやく入所できました。

 

しかし2015年4月の介護保険制度の改正をきっかけに、特別養護老人ホームからの請求額が食事や部屋代、介護保険の自己負担分を含めて、月額約8万円から約17万円へと突然跳ね上がったのです。

 

両親の年金収入は月額約28万円ありますが、実家の借地料(月8万円)と、その実家でひとり暮らしをする父親の生活費や医療費などの支払いがあるので到底足りず、Dさんが毎月4万円の仕送りをしているものの、状況は厳しくなったそうです。


Dさん自身も住宅ローンや子どもの教育費を抱えており、仕送りだけでも大変です。自治体の生活相談窓口に相談したところ、「国にはもう財源がないから」と担当職員から在宅介護を勧められました。



うーん、 これは確かに大変だと思うのは、下手に年金が多いために、自己負担分が跳ね上がったこと。

このように、一方的な法改正というルール変更により、窮地に立たされる高齢者は、今後も、増えるかもしれません。


さらにもう一点、僕が気になったのは、借地権の8万円の出費。

土地を借りているだけで、こんな金額が年金から差っ引かれたら、それは、苦しいですよね。


28万円から8万円と、17万円を引いたら、残りは3万円。

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息子の仕送りを足しても、7万円。

これで、東京で生きていくのは、大変です。


うーん、上っ面の年金額だけでは、単純な比較はできない、と、いうことですね。

長らくお金がないのが当たり前の生活だったので、少しショックを受けました


 僕のアルバイト先での話。

アルバイト仲間は、いずれも60代なのですが、皆さん、僕よりも年上の65歳以上。

で、職場で年金の話になり、皆さん、普通に、年金支給日には40万円ほどをもらっていると言います。

つまり、月にすると、20万円。

しかも、これは、夫単体での取り分で、夫婦であれば、奥さんも、もらいますね。

どうりで皆さん、いい車にも、乗っているわけです。

現役時代は、普通に、50万とか60万円くらいの月給だったそうで、まあ、確かに、僕の世代や、少し上の世代であれば、長年勤めれば、年齢くらいの月給なのですよ。

そういう人たちですから、年金が、僕の倍以上あるのも、まったく当然なわけですが、彼らの言い分がすごい。

年金では暮らしていけない、と、のたまうのですよ。
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奥さんの年金と合わせれば、余裕で手取り30万円は超えていて、住宅ローンもないのに、それでも大変だと、言います。

だから、大変、という基準が、人、それぞれ、なのですね。

僕は、嘘をついても仕方がないので、正直に、年金は、手取りで9万円ほどになる予定だと言っていますが、なかなか本気にはしてもらえません。

皆さん、それぞれ、自分の物差しというか、色眼鏡が、あるのでね。

さらに、この年になって、住宅ローンも抱えている身なので、同情もされています。

同情、プラス、いじりの、対象にもなっています。

僕がショックだったのは、お金が足りないと不平を言う人の金銭感覚。

お金がないと言いながら、高級車に乗り、車も複数台所有し、大きな家に住み、ゴルフなどの趣味もしています。

僕から見ると、お金はあるのですが、生活が大変だ、と、言います。

僕は、彼らの数分の1の経済ですが、生活は大変ではありません。

まあ、それは、経済の、支出の部分が、すべて自分でコントロールできるから、なんですが。

アルバイトの同僚の一人は、先日、娘が新横浜でマンションを買う頭金を出した、と言っていました。

その娘は結婚していて、旦那が、ローンは払うのですが、頭金の援助を親に頼ってきたというわけ。

まあ、僕の場合は、そうした出費は皆無なので、つまり、世間相場から言えば年金が少なくても、あまり少ないとも思っていないのですね。

まあ、本当に、経済は、人それぞれというか、十人十色。

まあ、ローコスト生活に慣れ切っている僕のほうが、世間一般からずれ落ちているのかもしれません。

お金についての考え方は人それぞれ


僕は50歳まで、お金を吐き出し続ける生活だったので、常にお金がない状態が、常態化していました。

つまり、お金がないのが当たり前で、お金のないことに、耐性があったわけです。

会社員として勤めていれば、その月、お金を使い果たしても、月末にはちゃんと給料が振り込まれる生活だったので、何とかなっていたのですね。

で、何よりも、自分のことは後回しで、宗教活動のほうに重きを置いていました。

ところが、50歳のときに素朴な疑問が生じ、それをきっかけに、様々な物事を見つめなおし、3年間の検証を経て、組織宗教から離れ、今日に至っています。 

複数の宗教組織にいたおかげで、ずいぶん多種多様な人間を見ることができたことは、有意義でした。

中でも、最後の所属宗教であった幸福の科学では、経済的に逼迫する人を何人も見てきました。

宗教に限らず、この人生そのものが、本人の自由意思で展開していく以上、他人がとやかく言う問題ではありませんが、熱量のある信者は、どうしても、教祖や教団の指示を真に受けて、自分の生活と照らして熟考する余裕もないままに、突っ走ります。

そして、安易に、これだけ、主のために、世の中のために頑張っている自分が、困ることになるはずはない、との、都合の良い自己納得をして、請われるままに多額のお布施をし、あるいは、伝道や啓蒙活動にと躍起になります。

そして、常に、貯金は、ゼロ行進。

生活に困った信者が他の信者からお金を借りることもありました。

つまり、多くの活動信者が、いつ倒れるかもわからない自転車操業状態。

で、大して活動もしていないいいとこ取りの信者もいて、彼らは、高みの見物状態。

あるいは、そもそもほとんど信仰心もない名ばかり信者も、かなりいたりします。

まあ、これは、実際に僕が退会してから、見えてきた部分もあるのですが、熱心な信者だった頃の自分であれば、高みの見物状態の信者や、名ばかり信者に対する、裁き心も出てきたでしょうね。

今はどうかと言うと、どんなありかたも、各人の自由だと思っているし、僕自身が、もうその教祖への信仰がないので、むしろ熱烈信者にこそ、モノ申したいのですが、自分の生活を大切にしてください、とね。

で、また今日も宗教の話かい、となってしまうので、お金の話に戻すと、お金のないことに耐性がある人は、実は結構幸せだったりします。

それは、僕自身も、まったくないわけではないが、預貯金は少ないほうだし、事実、50歳までは吐き出し続けた人生でしたからね。

で、僕の周りにも、ほとんど預貯金もない人がいますが、犬を飼ったりして、結構のんきに暮らしていたりします。そして毎日を、つつがなく暮らしています。

一方、そこそこお金があるのに、お金に対する不安が付きまとって離れない人もいます。

彼らはおそらく、無一文になった経験がなく、そのため、お金が無くなることを必要以上に、怖れているのかもしれません。

一度も転職したことのない人が、転職をひどく怖れるのに、似ているのかなあ。

昨日も、その預貯金もなく、むしろ借金のある人が、うちに来て、僕の淹れたコーヒーを二人で飲みながら、3時間ほど、楽しく会話したのですが、いやあ、幸福でしたねえ。

ほぼ、笑いっぱなしの3時間でしたよ。

金のない初老の男が二人、笑っているのですから、暢気なものです。

まあ、笑っているほうが、ナチュラルキラー細胞が活性化して、体調にもいいんですよ。

そう言えば、植木等が、こんな歌を歌っていましたねえ。




うーん、人生は、何とかなるもんですねえ。

どんなに頑張っても貯金できません


お金の問題は、煎じ詰めれば、足し算と引き算。

連立方程式はおろか、掛け算や割り算さえ、必要ありません。

加減乗除は小学校で習いますから、本来ならば、シンプルに生きていれば、経済破綻などするはずはないのですが、家計が逼迫している人が大勢います。

そういう僕も、50歳までカルト教団に搾取され、その後3年間、不都合な真実と正面から向き合い、そこで初めて目が開いたという大バカ者。

そんな大バカ者が偉そうなことを言う資格がないことは百も承知したうえで、今回、カードローン地獄に陥る人が後を絶たない現実の一端を見る思いがしたので、取り上げてみました。


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▼相談者

nikoさん(仮名)
女性/会社員/53歳
広島県/持ち家・一戸建て

▼家族構成

夫(自営業/53歳)、子ども3人(社会人で別居24歳、社会人21歳、高校2年)

▼相談内容

深野先生こんにちは、いつも拝見させていただいております。もう破綻しているといっても過言ではないくらいの家計です。正直なところを書きますので、厳しいご指摘お願いします。

夫の転職時のマイナスとかの事情で、借金を抱えどんなに頑張っても貯金できません。自宅は2年前に購入。当時すでにカードローンを抱えていましたが、子どもたちに自室を与えたくて無理して購入しました。頭金はなしの全額ローンです。

当然、諸費用、購入後の家具、引っ越しなど全てに困り、カードに頼った次第です。お恥ずかしい話ですが。現在、住宅ローン以外に11万円ほどの返済をしています。

2年前に末の子どもが私立高校に入り、教育ローンを組みましたが、そのほとんどが滞納していた国保料に消えました。

現在、外食もせず、夫婦とも酒もタバコもしません。夫は自営業でもちろんボーナスなどありません。体を使う仕事のため、これ以上は望めません。国保の支払いもあります。

私は手取り10万円くらいの仕事をしていましたが、毎月赤字になるので、住宅ローン返済と貯金を考え、転職しました。

サービス業ですが自分の目標通りにいけば、(そのように努力しますが)手取り18万円ほどは見込めると思います。また、私の収入が実績によってですが、月2~3万円増えることもあるかと思います。

以下のデータの通りだと、月数万円は余ることになります。今後、この収入から月3万円くらい貯めていき、少しずつ借金を返していきたいのですが、まとまったら返すのと、月の支払いを増やすのとどちらがいいのでしょうか?

ただ、件数、金額が大きいので、銀行のやっているおまとめローンを利用できたらと考えています。金利も低くなり、毎月の支払いも減るので、その分を貯蓄に回し、早期返済を目指すというのもありでしょうか?

現時点ではローンの滞納はありませんが、私の仕事の実績次第では、窮地に陥ることも考えられなくはないです。とにかくどうしたら家計をプラスにできて、貯金ができるのでしょうか?
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家計収支データ補足

(1)住宅ローンについて
・借入額/2500万円
・金利/0.7%(フラット35)
・返済期間/31年
固定資産税額(年間)6万円

(2)教育ローンについて
・借入額/200万円
・金利/2%
・返済期間/3年据え置き、10年

(3)加入保険について
・夫/共済=毎月の保険料5000円
・妻/共済=毎月の保険料5000円

(4)お子さんについて(相談者コメント)
1人目の子どもは社会人で別居です。2人目も社会人、家に2万円いれています。本人の給与から払わせる予定ですが、車も購入予定です。

3人目は高校2年生ですが、高校卒業後は他県の専門学校に行くと言っています。3年ほど前から言っているので、無理をしてでも行かせたいと思っています。ですが、このままでは学費が用意できません。


うーん、この相談に対するFPの答えは、次の通り。

アドバイス1:悪循環からは脱するには「本気」の見直しを
アドバイス2:貯蓄200万円を目標に、ローン返済はそのあと
アドバイス3:より長く働くことで住宅ローンに対処


うーん、結局答えるほうも、当たり前のことしか言えませんねえ。

つまり、世の中は、本当はものすごくシンプル

少し前の記事で、福岡市のワンルームに住む若者の話をしましたが、入ってくるお金と出ていくお金の兼ね合いだけの話、なのですよ。

複雑なことは、何もないんです。

人生に魔法はなく、奇跡も、基本的にはありません。

魔法や奇跡をちらつかせて金を毟り取るのは、カルト教団や偽霊能者の常とう手段。

99.9パーセントの庶民は、地道に生きるしかなく、それこそが王道です。

そしてこの王道は、決して卑下するものでも、見くびるものでもなく、安らぎの道なのです。

地に足をつけて生きていれば、困ることはありません。

自分を失い、別のもの(間違った常識や世間体、見栄、カルト教祖や偽霊能者、偏った思想信条などなど)に振り回されている人は、自分を見つめ照らすことなく、走らされているので、自分の人生なのに、自分がどこに向かって走っているのかさえ、わからなくなっています。

そんな人を、何人も、見てきました。

いや、今偉そうなことを言っているこの僕自身が、そのような人間の代表でした。

己のレゾンデートルを守るために、臭いものに蓋をし、真実から目を背け、偽りの神、まぼろしに、大切な時間とお金だけでなく、心を、捧げていたのです。

だから僕は、敢えて、このブログでも、暗い話題も、取り上げています。

僕が、53歳で退会した宗教団体には、良い人が多いのですが、その中のある高齢の女性は、旦那さんが老後の支えにと残してくれた1000万円のうちの600万円を、旦那さんの死後わずか1年以内に、様々な名目で、お布施してしまいました。

その団体は、祈願や○○植福、研修、あるいは各種法具など、万単位、10万円単位、あるは、100万円単位の、モノまであります。

その高齢女性は、人間的にも大変すばらしい人で、僕の母も大変お世話になったのですが、その旦那さんがなくなった一年後に会ったときに、お父さんが残してくれた1000万円が、今は400万円よ、と笑って言っていたのですが、僕はその時、どうか、その400万円だけは、ご自分のために使ってくださいと、切々と話したのです。

しかし、また、法具(100万円)を授かったということを人づてに聞き、他人事ながら、大変苦しい思いになりました。

これ以上書くと、止まらなくなりそうなので、もうやめにしますが、愛とは何か、真実とは何か、そして、お金とは何か、など、考える契機にしていただければ、と、切に、思っています。


実際に支給されている厚生年金の平均額


僕の場合は、年金を満額もらえるようになるまでは、あと4年ほど。

その前に、報酬比例部分というものが、あと2年ほどでいただけます。

そこで、改めて、平均額、というものについて、調べてみました。

これは、厚生労働省が公開している「平成29年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」という報告書によるものです。


国民年金 単身者 55,615円
国民年金 夫婦2人分 111,230円
厚生年金 男性 166,668円
厚生年金 女性 103,026円
厚生年金(夫)+国民年金(妻) 222,283円
厚生年金 夫婦共稼ぎ 269,694円



うーん、転職も多く、カラ期間もある僕の場合、厚生年金女性平均、よりも、1万円ほど少ない金額。

ただ、僕の場合、ローコスト生活で生き抜く知恵とスキルがある点がアドバンテージ。

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このアドバンテージを駆使して、老後を乗り切る所存です。


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