介護離職からのおひとり様快適生活

定年まで数年を残して介護離職したのち、父を自宅で看取り、その二年後に母も天国へ。風の時代の上昇気流に乗りながら、日々の暮らしでの気づきと心象風景を綴っています。

お金の話

貯金8000万円あっても不安な理由



老後2000万円問題というのが、

独り歩きして、

それを基準に不安になる人もいれば、

貯金ゼロでも、

どこ吹く風で暮らしている人もいます。


事程左様に、

経済感覚というのは、

人それぞれ。


不安を感じる人は、

どこまで行っても不安がついて回るし、

太平楽な人は、

どこにいても、

のんびりしたもの。


以下は、今朝読んだあるじゃんからの一部抜粋。 

数年前にDV夫と離婚しました。元夫が放漫経営で借りた1億円近い借金の肩代わりをすることが離婚の条件でした。気に入らないことがあれば、どなりちらし家のものを壊す元夫と、離婚さえできればお金のことは後から考え自分で自己破産手続きをすればいいと思い、債務超過の会社を引き継いで借金を背負いました。当初は毎月の赤字と多額の借金に思い悩み鬱病を発症し、死ぬことばかり考えていました。子どものために生きなければと踏ん張り、新規事業を立ち上げたことが功を奏して、会社は大きく黒字転換しました。借金もほぼ完済し、ある程度の資産もできましたが、子どもたちの将来が気がかりで心が休まることがありません。子どもは2人とも発達障害があり、社会人として適応していけるのか、適応できない場合、子どもの老後まで含めて私が面倒を見なければと考えると、どれだけ稼いでも足りない気がしてくるのです。


ううーん、どれだけお金が必要かは、

人それぞれ、という、

見本のような相談。


この相談者は、

金融資産が8000万円以上あるだけでなく、

毎月の収入も高額ですが、

不安の種は尽きない、と。


ちなみに僕は、

この相談者の、

10分の1の貯金もありませんが、

自分一人を養えばいいだけなので、

お気楽な立場。


で、何が言いたいかというと、

単純に貯金がいくらあるかだけでは、

人の経済的な安心度は測れないよね、ということ。

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人には、

人それぞれの、

レッドラインがある、

ということでしょうね。



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支給される年金で生活するしかない



株式投資をしている人は、

株高で調子がいいのでしょうが、

投資の類いをしていない人からしたら、

高齢になり働けなくなれば、

支給される年金の範囲内で、

生活するしかありません。 



僕はと言えば、

細々とですが、

株式投資もしていて、

ただ、

年齢を考えて、

手仕舞い街道を驀進したため、

このところの株高の恩恵には浴せず。


ただ、

現金比率を上げたために、

生活には、

以前よりも、

余裕が出てきたのは事実。


このおかげで、

少ない年金を、

繰り下げすることを検討できるのも、

ありがたい話。


老後の収入の柱は年金

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支給される年金の範囲内で生活するしかなく、

僕がアルバイトを続けられるのも、

あと5年ほどではないか、と。


それ以降は、

年金のみの生活となるため、

どこまで行っても、

年金収入が、

生活の柱。


少ない年金でも、

涙を拭いて、

やっていかないとね。





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月6万円の年金で貯蓄50万円の質素な暮らし



僕は月5万円ほどの年金と、

アルバイト収入で、

質素に暮らしていますが、

それができるのも、

独り者だから。


つまり、

自分の家計管理さえ、

しっかりやっていれば、

何とかなるのが強み。


先日は川越の年金事務所に行ってきました。

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一階には、コエドビールもあります。


僕と同程度の年金で、

倹しく暮らす66歳の女性の記事を読んだので紹介します。


All About編集部が実施したアンケート調査から、埼玉県在住66歳女性のケースを紹介します。こちらの女性は、独身で子どもあり。現役時代のピーク年収は40代の頃の280万円で、現在の貯蓄額は50万円66歳時点の年金額(老齢基礎年金や老齢厚生年金などの合計)は月6万円。この金額に満足しているかを聞くと、女性は「どちらともいえない」と回答しています。現在の年金暮らしで工夫している点があるかを伺うと「極端な食生活で病気になり、入院でもしたら何十万も飛んでいきますので、食費は節約しません。野菜やタンパク質などに気を使っています。60歳を過ぎてから3回も入院してお金がなくなってしまったので、強く思います。また、認知症になれば子どもにも負担がかかるので頭や心の健康にも気を使っています。現在は骨折で入院して退院したばかりなので散歩などで骨密度を上げる努力もしてます」とのこと。


うーん、 おそらく持ち家でなければ、

6万円で暮らすのは難しいと思いますが、

よく頑張っていると思います。


食費は節約していないとのことで、

その点は、

僕も同じ。


病気になるのが、

一番お金がかかりますからね。


健康維持のためにも、

食費をケチるのはよくありません。


あんまり惨めな食生活だと、

悲しみが雪のように、

降り積もりますからね。



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お金で安心は買えますか?



人がお金を貯めたがる動機の一つに、

不安回避があると思います。


ただ、

不安が根っこにある人は、

1億円を貯めても、

不安なんですよね。


一方、

僕のようにカルト宗教に散財し、

50歳の時点で貯金ゼロ、

金融資産は、

株式に投資した40万円のみ、

みたいな人は、

お金がないことに対する耐性があるのが強み。


事実、

貯金ゼロの期間が長かったのですが、

それでも大した不安もなく暮らせていたのは、

ベースにある楽天性ではないかと、

思っています。


これは、

一朝一夕で獲得できるものではなく、

生まれ変わり、

つまり、

転生の中で蓄積してきた、

経験値によるものだと、

思っています。


ちょっと話は逸れますが、

先日、中神から昭島あたりをぶらり歩きしていて、

偶然目にした店の名前がナイス。

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ピンククラウドですよ。


ジョニー吉長63歳没。

ルイズルイス加部71歳没。

char68歳健在。


スイマセン、横道に、逸れました。


で、今日の記事のタイトルに対する答えは、

ある程度の安心は買えるでしょうね、です。


お金を貯めることは、

保険としての意味合いが、

ありますからね。


お金が、

どの程度必要かは、

人それぞれ。


そして、

くれぐれも忘れてならないのは、

お金はあくまで、

この世を生きていくために必要な、

道具に過ぎないということ。


自分の人生を切り開く道具は、

よく使いこみ、

自在に操れて初めて、

真に助けとなってくれるものだと、

思っています。 




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65歳になると9万円台の年金がもらえますが



僕は今現在、

5万円ほどの年金をもらっていて、

65歳になると、

それが9万円台になるのですが、

長生きリスクを考慮して、

厚生年金部分を、

繰り下げ受給しようと、

思っています。


そんな中、

ファイナンシャルフィールドで、

もうすぐ65歳で、月の年金は「10万円」程度です。同世代の友人はみな働き続けていますが、やはり今は老後も働く必要がありますか? 生活費が10万円では厳しいでしょうか?」という相談記事がありました。

この種の記事で、

いつも僕が不思議に思うのは、

そんなの他人に訊くことじゃないだろう、

ということ。

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生活費が10万円で厳しい人もいれば、

僕みたいにそれ以下の年金でも、

ちゃんと暮らせる人もいるわけですからね。


事程左様に、

お金の問題は、

個人差があり過ぎて、

一般論が通用しにくいのですよ。


以下の動画で、

インタビューを受けている人たちも、

十人十色の老後生活。


まあ、

どれかしらが参考になれば、

と思って貼り付けてみました。 






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億万長者にも価格高騰支援給付金が配られている



島根県松江市の一畑百貨店閉店のニュースを見て、

秩父市の矢尾百貨店もやばくねと思った僕。


地方都市の百貨店て、

味があって好きなんですけどね。


埼玉県は、

丸広百貨店、

八木橋百貨店が、

何とか奮闘していますが、

矢尾百貨店はかなり苦戦しているかと。


さて、今日は給付金の話。


ごく普通のマネーリテラシーを、

お持ちの方ならば、

ご承知のことかと思いますが、

我が国のゆがんだ税制により、

資産10億円越えの億万長者にも、

価格高騰支援給付金が、

配られています。


一方、月10万円ほどのアルバイトで、

カツカツの生活の人には、

価格高騰生活支援給付金は、

支給されません(;´д`)トホホ。

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その理由は、

言うまでもないことですが、

インカムに課税する仕組みだから。


なので、

FIERして、

インカムがなければ、

資産が1億でも、

10億でも、

100億でも、

価格高騰支援給付金の7万円が、

支給されるというわけ。 


僕の知人の、

資産2億円越えで、

余裕ぶっこいている、

早期リタイア者も、

価格高騰支援給付金の7万円をゲットして、

ガールズバーとやらで遊んでくるそうです。


一方、低収入労働者は、

稼いだ金は日々の暮らしで消えていき、

貯蓄や投資に回す余力がないままに、

年を取っていきます。


住民税も非課税ではないので、

給付金の恩恵も無し。


今日は、

北風が寒そうですが、

アルバイトに行ってきます。




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年金からも容赦なく税金は引かれる



昨日などは、

冷え込みが厳しく、

朝起きた時の寝室内の気温は3.6℃でした。


今朝は、7.1℃。


さて、

今日も、

前回に引き続き、

年金の話。


僕の場合は、

あまりにも少なすぎる年金のため、

所得税などは引かれませんが、

単身男性の平均額だと、

それなりに引かれる、と。


僕は、

月5万円ほどの年金で、

やりくりしていますが、

その3倍の年金をもらっていても、

楽ではない場合もあります。


たとえば、

その中から家賃を払えば、

正味使えるお金は、

生活保護レベル。


月15万円の年金と言えば、

男性の平均よりも少し下回る程度で、

この辺りの収入で暮らしている人の

手取り額は13万円ほど。


そこから、

家賃を、

たとえば6万円払えば、

使えるお金は7万円。


生活保護であれば、

医療費は無料となりますが、

この場合は、

その7万円から、

賄う必要があります。

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平均的な額の年金をもらっていても、

生活が楽ではない理由は、

この辺にあると思っています。




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年金支給が70歳になっても生活できるように



様々なところで、

ステルス値上げが行われているのは、

多くの人が知っているところ。


新築マンションなどでも、

これ以上価格を上げるわけには行かないので、

微妙なところで質を落として、

価格を維持しているらしい、と。


さて、今日は年金の話。

以下は、『プア・ジャパン 気がつけば「貧困大国」』 (朝日新書)からの一部抜粋。 

政府は、年金支給開始年齢を従来の60歳から65歳に引き上げたことに合わせて、65歳までの雇用を目指しており、2025年度には、企業に対して65歳までの雇用が義務づけられる。また、「高年齢者雇用安定法」の一部が改正され、2021年4月1日から施行されている。それによると、事業主は、①70歳までの定年の引き上げ、②定年制の廃止、③70歳までの継続雇用制度の導入、などの措置を講じるよう努めることとされている。これは、仮に公的年金の支給開始年齢が70歳になっても生活ができるようにするための環境整備だと考えられなくもない。財務省は、厚生年金の支給開始年齢を68歳に引き上げる案を、2018年4月11日、財政制度等審議会(財務大臣の諮問機関)の財政制度分科会に提出した。さらに、2035年以降に団塊ジュニア世代が65歳になることなどから、「それまでに支給開始年齢をさらに引き上げていくべきではないか」と主張している。そして、開始年齢を68歳とした場合の「支給開始年齢の引上げによる受給水準の充実」のイメージ図を提示している。また外国でも、支給開始年齢は67、68歳が多いことを指摘している。


うーん、段階的に着々と手を打ってきている政府。

これも、一種のステルス戦術。


すでに2018年の時点で、

支給開始年齢を68歳に引き上げる案は提出済み。


議員年金で老後が安泰な政治家が、

どこまで庶民の懐具合を、

想像できるかがキモ。


西欧諸国の真似をするのが大好きな自民党が、

68歳支給が世界標準とか言い出して、

無理やり国民を納得させそうな雰囲気。


すでに年金を受給している人はまだしも、

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これから年金を受け取る若い世代の不安は、

いや増すばかりではないでしょうか。


これでは、

さらに節約に拍車がかかり、

消費拡大どころではなくなるかもしれません。


政府には、

その辺の国民心理も理解したうえで、

政策を進めていただきたいと、

切に願っています。



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お金に対するスタンスが人生に及ぼす影響



僕が子供のころ、

実母がよく見ていた細腕繫盛記。


そのドラマの冒頭で、

ナレーターが、

「銭の花の色は」という言葉を発し、

銭の花の色は清らかに白いが蕾は血がにじんだように赤くその香りは汗の匂いがする

を聞くたびに、

何か、

お金を稼ぐのは大変そうだと思った、

子供の頃の僕。


大阪生まれの主人公加代が、

ダメ亭主と意地の悪い義理の妹に苦労しながら、

伊豆熱川で、

小さな宿を営む話。

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熱川温泉は、

熱海温泉のような華やかさはなく、

鄙びた風情。


まさに、

ドラマの舞台に相応しい。


加代!おみゃーの言うとおりにゃさせにゃーで!と叫ぶ、

義理の妹役の富士真奈美さんの演技は、

子供心にも、

おっかないおばさんだと身震いしたほど。


で、ドラマの話はその辺にして、

どうも日本人の多くが、

お金は苦労して稼ぐもの、

という思い込みが、

あるような気がしてなりません。


細腕繫盛記が好きで見ていた実母も、

そうした考えでしたね。


一方、義母のほうは、

お金に対しては大らかな考えでした。


僕は、

というと、

どちらの要素もありますが、

徐々に、

おおらかな考えのほうに傾いていきました。


お金に対するスタンスが、

人生に及ぼす影響は、

少なくないように感じています。



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お金が減らない生活



9日のIさんとの対話の中では、

引き寄せについての話でも、

盛り上がりました。


引き寄せ、

については、

多くの人が、

一度くらいは耳にしたことがあるかもしれません。

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Iさんは、

僕よりも10歳ほど年下ではあるのですが、

聴いている音楽は、

かなり僕の世代と被ります。


Iさんは、

ブラックオークアーカンソーのセカンドアルバムのCDが欲しかったのですが、

レアなのでどこのオークションも高い値付け。


高額でならば手に入るのですが、

そこは、

Iさんなりの自分軸があって、

妥当な値段になるまで待っていたらしいのですよ。


そして、

思っていたよりも安価にゲットできた話をはじめ、

今の愛車を手に入れるときも、

同じ様な引き寄せがあったことなども、

興味深く聴きました。


さらに言うと、

CDを大人買いして、

トータルで数十万円を使っただけでなく、

自宅の補修にもそれなりの金額の支払いなどがあったのですが、

手持ちの資産はさほど減らなかったというか、

現状維持であった、と。

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これは少しスピリチュアルな話にもなりますが、

僕も同じことを感じていました。


僕も、

今は節約という意識はほとんどなく、

あ、勿論、経済合理性は持ち合わせているので、

同じクオリティであれば安いほうを選ぶなどの判断はしますが、

概ねお金は使いたいように使っています。


それでも生活費は大して変わらず、

資産もほとんど減りません。


使った分は、

どこからか補充されるような流れに、

なっています。


これを、

「お金が減らない生活」と言います。

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