昨日の日曜日、多摩湖畔に建つ掬水亭で、高校時代の同窓会がありました。恩師である先生も、すでに齢84歳とのことで、予定時間に到着せず、気をもみましたが、少し遅れて到着、何とか始めることができました。

この年、五十代も後半になってくると、クラス会の出席者も少なくなってきます。そういう僕も、前回は、24時間勤務明けと重なったため、二次会からの出席でした。

そのため、先生には会えず、二次会に出席してくれたクラスメイトと旧交を温めることはできましたが、一抹の寂しさはありました。後で気づいたことですが、一次会の終了間際にでも顔を出し、挨拶しておけばよかったと思いました。

今回は、最初からの出席で、その後二次会にも参加できたため、よかったと思います。

その同窓会の中で、入間市役所に勤める友人から教えてもらった情報がありました。それが、僕の父の終末在宅医療に関わってくれたS先生の講演に関するものでした。

昨日の同窓会でそれを知り、今夜、入間市健康福祉センターに行き、S先生ともお会いできただけでなく、講演も聞くことができました。

S先生は、若い頃に落研をやっていたこともあり、講演の構成、内容、話し方など、すべてにおいて、素晴らしいものでした。在宅医療に、使命感と情熱を持って取り組んでいることがよくわかりました。

すでに僕は、父の在宅医療のときの、S先生の仕事ぶりを身近に見ていたので、先生の使命感と情熱は、直接感じていましたが、講演という形で、スライドなどを用いながら話してくださったため、さらに、よくわかりました。

そのS先生の講演テーマが、「1%の科学と、99%の思いやり~寄り添い、ささえあう在宅医療~」でした。

僕は、父の在宅医療の経験を思いだしながら、先生の講演を聞いたので、一時間があっという間でした。非常に中身の濃い講演で、密度の濃い時間でした。

僕は出身は入間市ですが、今現在は、別の町に住んでいます。本来は、入間市民ではない僕が参加していいのかわかりませんでしたが、入間市役所に勤める友人の紹介もあり、参加させてもらいました。

何よりも、S先生に再会し、改めてお礼を言うことができて良かったです。

ときどき、寒々しい医療事故や事件などを、マスメディアを通し、知ることもありますが、父の場合は、素晴らしい先生に巡り会い、最後の時間を在宅医療という形で穏やかに過ごすことができたことは、本当に幸せだったと思います。