「無縁社会」という本の中に、契約社員を中心に転職を繰り返してきた女性が出てきます。

 おひとり様のアラフォーのこの女性が住んでいるのは、東京でも人気のある下北沢で、そうなると家賃も高そうです。
 
 都会での一人暮らしは、何といっても家賃の高さがネックになります。

 男であれば、小汚いアパートでむさくるしく生きるのもアリですが、女性の場合は、どうなのでしょうか。

 節約してでも、住まいだけは、ある程度のところを確保しようとするでしょう。 

 非正規雇用で、下北沢で自立して生活するとなると、きつい生活にならざるを得ません。

 一人暮らしを続けて15年ということで、これまでに支払った家賃はかなりの額になるでしょう。

 女性の場合は、セキュリティを考えると、多少高くでもそれなりのところに住まわざるを得ません。まして下北沢では同じ物件でも高くなるでしょう。

 この女性はすでに老後の心配をしていて、「人生の折り返し地点で自分の老いや死が見えてくる。だから無縁死について考えるんだと思う」と言っていました。

 女一人、非正規で東京を生き抜くのは、砂漠を歩いているようなものなのでしょうか。

 砂漠を歩いていると、蜃気楼が見えます。東京砂漠で、この人はどんな蜃気楼を見ているのでしょうか。

 いろんな女性が、砂漠を歩いています。
 
 まあそれは、男も同じですね。