「どうする家康」も、

いよいよ佳境を迎えていますね。

好きな武将は?

と訊かれて、

信長や秀吉を挙げる人は多いのですが、

僕は、

二十代の頃から家康びいき。


司馬懿が好きになったのは、

ずっと後ですが、

家康と似ているなあ、

と思っています。


どちらも、

次の時代の礎を築いた人。

そしてどちらも、

耐え忍びの人。

IMG_6211

結果だけを見ると、

安易な思考をする人は、

二人とも、

ただの簒奪者に見えるでしょうね。


家康は豊臣政権を簒奪し、

司馬懿は魏王朝を簒奪した、と。


まあ、微妙な違いとしては、

家康は自身が目の黒いうちに後世に道筋を付けましたが、

司馬懿の場合はそこまでには至らず。


僕が注目するのは両者の最晩年。


「どうする家康」では、

まさにこれからがその最晩年。

今日の放送から最終回までが、

まさにそれにあたります。


家康も司馬懿も、

慎重の上にも慎重を期す用心深い性格。


僕は自分自身が50歳になるまで、

軽佻浮薄な人間だっただけに、

この二人の生き方に惹かれるのでしょうね。


二人の共通点は、

忍耐強さの他に、

時を待つ力があるということ。


多くの才ある者が、

時を待てずに自滅していく中、

この二人には、

時流を読み切る力がありました。


これは、

少才には及ばぬことで、

この点においては、

信長も秀吉も、

小物のそしりは免れますまい。


そしてまた、

二人に共通するのは、

機を見るに敏、であること。


司馬懿は、

動かないときは岩のように動かず、

ここぞというときは電光石火で事を成しました。


とりわけ最晩年の、

ボケ老人を装って相手を欺き、

曹爽一派の一瞬のスキを突いて都を制圧した時は、

まさに鬼神の働き。


徳川家康と司馬懿。


二人から学ぶことは、

今まさに晩年を生きる僕にとっても、

計り知れません。



ブログランキング・にほんブログ村へ