「楽しみに金のかからない人が最も裕福である」、
「That man is richest whose pleasures are cheapest.」-Henry David Thoreau
と、ソローは言いました。
そして彼は、
こうも言いました。
「人は死の間際になって初めて、
本気で生きてこなかったことに気づく」、と。
ソローの著書、「森の生活」は、
断捨離でブックオフに売却してしまいましたが、
彼の生き方は、
今も僕の生き方にも影響を与えています。
今の僕は、
手元に置いておく本は、
きわめて数が少ない。
それは、
以前の僕と比べての話ですが、
いちばん本を所有していたころの、
おそらく15分の1くらいの量です。
それは、
図書館をフル活用しているせいもあるのですが、
繰り返し読みたくなるような、
滋養に富む本は、
そう多くは、
ありませんからね。
で、今日は、死の話。
皆さんは死んだらすべてが無に帰すと、
思っているのでしょうか。



まあ、死生観は、
人それぞれなので、
僕がとやかく言うことではないのですが、
あの世があるにせよ無いにせよ、
大切なのは、
今、この時。
未来でも,
過去でもなく、
今、
です。