僕は人生で3回、
新築の家に住んでいます。
1回目は、
僕が19歳のときに親が建てた家。
2回目は、
僕が40歳のときに買った分譲マンション。
そして3回目が、
親の介護のために建て直した、
今住んでいる家。
ブログパトロールなどをしていると、
質素な節約生活をつづけながら、
いずれは家を買おうと頑張っている人たちもいるので、
今日は、
そうした人たちの参考になればと思い、
気を付けたほうがいい事例を紹介します。
以下はネット記事、からの一部抜粋。
何千万円もかけたマイホームに欠陥なんてあるはずがない。そう信じたいのはヤマヤマですが、国に寄せられる相談件数はこの20年で7倍になり、今や年間3万件を超えています。今回、私たちが取材したのは名古屋市に住む鈴木さん(仮名)。4年前に完成したマイホームは木造3LDKの注文住宅。異変に気が付いたのは完成してまもなくでした。(鈴木さん)「これです。この黒いのですよ…全部カビなんですよ」外壁に不気味に浮かび上がる黒いシミ。最初は塗りムラかと思いましたが、わずか数ヶ月で壁一面に広がりました。「この辺りもひずんでますね(梁の)割れとかすごいですね」建物だけで5千万円以上の注文住宅。納得できず、調査を依頼したのが人呼んで“住宅Gメン”長井良至さん。一級建築士で、数多くの欠陥住宅の原因究明やアドバイスにあたってきました。まずは外壁の黒いシミから。(住宅Gメン 長井さん)壁に見える黒いシミがすべてカビだという家主の鈴木さん。しかし、建設業者は…業者からのメールには…「壁の中の結露対策を万全にして施工していますので表面的な汚れ 漆喰(しっくい)の特性であると考えています。施工上の問題はないと確信しております」漆喰はこんな風に汚れるものなのか?住宅Gメン・長井さんは、壁の表面の物質を採取し専門機関に分析を依頼しました。調査の結果、カビが検出されました。黒い物質は、やはりカビだったのです。古来より建物に使われてきた漆喰。なぜカビがすぐにはえたのか?壁を赤外線カメラで撮影してみると…。広い範囲が紫色に浮かび上がりました。これは一体何を意味するのか?(住宅Gメン 長井さん)「壁の中に水分を含んでいるということですね」漆喰の下に塗られたモルタルが薄すぎてひび割れが発生し、そこから水が染みこんで抜けなくなっていたのです。この建物の場合、防火性能を保つためモルタルの厚みは20ミリ以上にしなければなりませんが…(住宅Gメン 長井さん)「13ミリ。厚さ不足です。防火性能がないことと、カビの原因となっています。(壁の)中への水分の透湿ですね」全国で増え続ける欠陥住宅。長井さんは業界が抱える人手不足が背景にあるとします。(住宅Gメン 長井さん)「住宅業界建設業界含めて非常に人手不足でして、経験がなくても現場監督をやらしてしまうという事でこのような問題が増えていると思います」何千万円もかけたマイホームに欠陥などあるはずがない!そう思っていた鈴木さんは、今後弁護士と相談し対策を考えるといいます。「残念ですね。30年以上お金を貯めてやっと買った。コツコツ働いてためたお金なんで…夢ですからね住宅は」
うーん、長くなるので割愛しましたが、
他にも欠陥があり、
5000万円以上もする注文住宅でも、
このようなことが起こっているようです。

僕の家は、
ローコスト住宅で、
今年10年になりますが、
僕が見つけた欠陥は、
屋根材のアスファルトシングルの一つに、
釘が挟まっていたことくらいでしょうか。
まあ、人のやることですから、
ある程度のミスは仕方ないと思いますが、
致命的な欠陥は、
人命にかかわるし、
何よりも、
家主の精神的ショックが大きすぎます。
それと、
これは住宅業界だけではなく、
今は、
どの業界も人手不足。
能力のない人間が、
責任だけ背負わされた場合、
得てしてこのような悲劇になりがち。
そうは言っても消費者からすれば、
一生に一度の買い物である場合も多く、
住宅メーカー選びは、
石橋を叩いて渡るくらいが、
ちょうどいいのかもしれません。