戦争ほど、愚かなことはありません。

これは、誰もが知っている事実。

勝っても負けても不幸が拡大するだけ。


今、世界は、軍拡競争に拍車がかかり、

我が国、日本も、防衛費の増大は急務なのだとか。


一方で、少子化の流れも歯止めがかからず。


将来に不安しか見いだせない国で、

能天気に子供を作れるのは、 

マイルドヤンキーくらいか。


いや、ヤンキーをバカにして言っているのではありませんよ。

ある意味、彼らが日本の希望かもしれません。


プーチンがウクライナを攻めて、

1年になりますが、

彼は、孫子の兵法を知らないようです。


 対陣中の敵に勝つまで長期持久戦をすることになれば、自軍を疲労させて鋭気を挫く結果になり、また敵の城を攻囲すれば、戦力を消耗し尽くしてしまい、また野戦も攻城もせずにいたずらに行軍や露営を繰り返して、長期に渡り軍を国外に張り付けておけば、国家経済は窮乏する。

 もし、このような戦い方をして、軍が疲労して鋭気が挫かれたり、あるいは戦力が消耗しきったり、財貨を使い果たしたりする状態に陥れば、それまで中立だった諸侯も、その疲弊につけ込もうとして兵をあげる始末となる。いったんこうした窮地に立ってしまえば、いかに知謀の人でも、善後策を立てることはできない。

 だから戦争には、少々まずくとも素早く切り上げるということはあっても、うまくて長引くということはない。そもそも戦争が長期化して国家の利益になったためしはない。だから、用兵につきまとう損害を徹底的に知り尽くしていない者には、用兵がもたらす利益を完全に知り尽くすこともできないのである。作戦篇(用兵とはスピードである)より。



うーん、自説に固執する頑固爺は迷惑なものですが、

近所の酒屋あたりで管を巻いている分には、

その迷惑は限定的ですが、

国のトップが頑迷な石頭では、

ロシア国民も不幸だし、

侵略されているウクライナ国民はさらに悲惨。

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習近平は、孫子の兵法を熟知していると思いますから、

勝てるという確信が持てるまでは動かないでしょう。


ただ、勝てると思えば、必ず動きます。

動くとは、台湾を攻めるということ。


そしてそれは、

尖閣をはじめとした日本の領土への侵攻も、

意図してのこと。


軍事と経済のバランスが、

未来に影響を与えます。


大国のエゴが、

どこまで世の人々を、

地獄に引きずり込んできたのかを、

真剣に、

考えるべき時が、



来ています。