家賃というのは、

出費の中でもかなりのウェイトを占めるもの。


なので、

マネーリテラシーのある人は、

早々にその出費を何とかしようと画策します。


ただ、そうは言っても、

食う寝るところに住むところ、

と落語にもあるように、

食費と住居費はどこまでもついて回るだけに、

どこで見切りをつけるかが、肝要。


とりわけ、

年金の見込み額が少ない人などは、

一生賃貸ということになると、

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使えるお金はかなり限られてしまいます。 


僕の知り合いで、

東上線のとある駅から徒歩圏内にあるマンションの1階に、

住んでいる人がいますが、

彼が賢いと思ったのは、

購入に際し、親から借り入れをしている点。


それなりに実家が太い人は、

親からお金を借りるというのは賢い選択。

何よりも金利が免除されますし、

生前贈与に持ち込む手もある、と。


まあ、

彼のような恵まれた人ばかりでもないでしょうから、

大半の人は、

自分で老後の住処を何とかしなければなりません。


いつまでも賃貸暮らしということになると、

月の年金額が15万円以上ないと苦しいのでは。


年金の平均受給額を見ればわかるとおり、

月15万円の手取りを確保するには、

年金の年収だけで200万円ほどは必要でしょう。


それだけの年金がもらえる人は、

切れ目なく働いていた人。


僕のように、

35までフリーターだった人などは、

到底手にできない年金額。


僕は幸い、

親の介護で建て替えた家があるので、

今の住宅ローンさえ終わってしまえば、

月10万円に満たない年金でも、

男一人、暮らせないことはありません。


ただ、その額だと、

行動が制限されるので、

繰り下げ受給を考えてはいますが、

今年は物価もまだまだ上がりそうなので、

更にシンプルな家計にしていきたいと、

考えています。