もう3０年近く前の話です。
仕事が長続きせず、
人生土俵際。
転職は、
35歳を過ぎると難しくなるのは、
今も昔も同じ。
そんな僕に転機が訪れたのは、
まさにその、
35歳のとき。
35歳で入社した会社で仕事が安定し、
調子こいて、
月の小遣いは平均10万円。
一番お金を使いまくっていたのが、
35歳から40歳まで。
40歳で分譲マンションを購入し、
そこからは住宅ローンの支払いもあり、
小遣いはぐっと少なくなりました。
そのマンションも、
親の介護が必要になって売却し、
実家に戻っての介護離職。
で、今は少ないとは言え、
年金の特別支給分を貰っていて、
これも、あの時の転職があってこその結果。
今もあの、
人生土俵際だった頃のことを想うと、
何とも切ない気持ちに、
なったりします。
回り道を繰り返して、
今ここで、
生きています。
私も30歳から20年間はひとつの会社で働く事が出来たのですが、それまで20代は頑張っても３年しか続かず、転職ばかりしてて何で私はダメなんだだろうと悩んでいました。
虐められるわけでも、仕事が出来ないわけでも無かったのに…
今思うと、自分で勝手に人を選び 苦手な人を作り距離を置いてしまう癖がありました。
20年勤められたのは、営業所勤務で事務員がひとりの環境だったお陰です。
それから50歳になってまた転職するのですが、そこは病院事務で人が多く、また疑心暗鬼になってしまい悩んでいた頃に母親が認知症になり辞めました。
まだまだ仕事を辞める程の介護ではありませんでしたが、退職を言い訳にしてしまったのです。
そんな為に年金は少ないのですが、いただけるだけで有り難く思っています。
長文読んでいただきありがとうございます。