昨日の記事で、
僕の趣味は図書館巡りと街歩きだという話をしたのですが、
趣味、という言葉の範囲が広いのは、日本語の利点。
英語で趣味というと、 “hobby”だと思っている人が多いのですが、
それは、人に蘊蓄を述べられるくらいの専門知識があったり、
技術が要するものならば、 “hobby”で良いのですが、
暇つぶし的な趣味の場合は、 “hobby”は、使えませんというか、そぐわない、と。
(1)私の趣味は映画鑑賞です
I like watching movies.
(2)趣味は何ですか
What do you like to do in your free time?
(3)私の趣味は切手集めです
My hobby is collecting stamps.
(4)今ハマってる趣味は韓国ドラマ鑑賞です
I’m really into watching Korean dramas these days.
(5)趣味はたくさん寝ることです
I like sleeping as much as I can.
上記の例で言えば、切手集めなどは、
スキルというほどのものは必要ないにせよ、
それなりに人に語れる感じでしょうか。
日本語の、趣味、という単語は、
守備範囲が広いので便利です。
僕の趣味は、一人でいることです、
というのも、アリっちゃあり、ですからね。
これも英語になると、
My hobby is being alone.
とは言えないので、
I like being alone.
一人でいるのが好きです、のように言うことになります。

まあ、このまま英語の話になると、
際限なく続いてしまうので、
何が言いたいのかというと、
人生はいずれかの時点で、
一人でいることに、
あるいは、一人で生きることに、
慣れておいたほうが良くね、ということ。
結婚していて、
夫婦で暮らしていても、
連れ合いがなくなれば、
単身者となるわけで、
結局は、
誰もが、
最後は単身者。
一人で生まれてきたのですから、
一人で死ぬのが、
道理というものです。