僕は高校を卒業するまで、
東京都との県境にある入間市というところに住んでいたのですが、
そこを地元だとすれば、
もはや、地元の友人は限りなくゼロに近い、と。
中学時代の一番の親友は、死んでいるし、
もう一人の親友は、行方不明。
諸行無常を感じます。
でも、一応、連絡しようと思えばできる地元の友人が一人だけいて、
まあ、それでも地元の友人は限りなくいないに等しい、と。
で、何を地元とするかにもよりますが、
高校を出て、18歳のときに引っ越してきた、
同じ県内の今の町のほうが、
もはや地元という感じが、しています。
でも、この町には、幼馴染みもいなければ、
学生時代からの友人も、いません。
僕は大学には行っていないので、
今も、かろうじて付き合いがあるのは、
高校の時の友人くらい。
あとは、AさんやIさん、風のハリマオさんなど、
大人になってから知り合った人たち。
そのAさんも、鹿児島県日置市が故郷ですが、
その後前橋に住み、埼玉に移り、
今は、埼玉県人としての人生のほうが長い、と。
Iさんは、北海道で生まれて、その後埼玉に移住。
上福岡で思春期を過ごし、今は東松山にいる、と。
風のハリマオさんは、ずっと地元暮らしなので、
中学時代の友人も多く、交友関係は豊か。
天涯孤独者の僕にとって、
友人だけが、
語り合える相手なのですが、
僕は、ただの一度も、
友人を作ろうとしたことはありません。
友人というのは、
自然に現れ、
自然に去っていくものだと、
思っているから。
一切は、去りゆくもの。
そういう僕も、
いずれはこの世を去っていきます。
人生は、死ぬまでの旅。
その後の旅のことは、
いずれ機会があれば、
話したいと、思っています。