ジム・ロジャースが、
かねてから憂いているように、
このまま、
無為無策を続けていると、
日本は、
かなりやばい。
昭和的発想しかなかった人たちは、
貯金に勤しみますが、
利息を考えたことがありますか。
必死こいて貯金しても、
円がシュリンクしたら、
どうなると思いますか。
節約だけして、
一生を終える気ですか?
勤勉なのは、美徳です。
でも、それだけでは、
今の時代は、
生き抜けないのです。
かと言って、
60を過ぎて投資に手を出すのも危険です。
特に、
セルサイドの言うことは、
聞かないほうがいい。
セルサイドの口車に乗って、
大金を失っても、自己責任。
昔の年寄りはよかった。
貯金しているだけで、
5%とか、
多いときは、8%とかの、
利息が付いた。
80過ぎの年寄りは、
逃げ切りでいい。
今更、
考え方を、
変えようがないでしょう。
70代も、
節約で乗り切れるギリギリの世代。
以下は、ジム・ロジャースの言葉のごく一部。
株価の上昇と引き換えに、日本円の価値は下がり続けてきました。資源が乏しい日本はあらゆる原材料を輸入に頼っています。コスト上昇から物価は上がり始めていますが、今後、高齢者や若者は深刻な苦しみを味わうことになります。アベノミクスの金融緩和から恩恵を享受したのはほんの一握りのトレーダーや大企業だけなのです。
アベノミクスの第二の矢と呼ばれる財政出動も正気の沙汰ではありません。「日本経済を破綻させる」と宣言したに等しい政策です。先進国で最悪レベルの財政赤字を抱え、国の借金が増え続ける中で、さらに無駄な公共事業に公費を費やすというのですから。
深刻な財政赤字を見てみないふりをする政治家たち。彼らは日本が借金を返す局面で自分はこの世にいないと逃げ切るつもりなのでしょう。そのツケを払うのは日本の若者にほかなりません。
岸田政権になっても、こうした大枠の方針は変わっていないようです。いや、ここにきて防衛費を増加させようと、議論が始まっているらしいじゃないですか。私からすれば、借金まみれの状態から国を守る方が先ではないかと思いますが……。このままでは将来ある若者がどんどん海外に出てしまい、日本に留まりたいと思う理由はなくなるでしょう。
僕には子供はいませんが、いたら、間違いなく、
投資を勧めるでしょう。
さて、僕は、
子供のいない60代。
60代は、
節約だけでは、
難しいですよ。
第一、
それでは、
人生がおもしろくありません。
60代こそ、
最後の悪足搔きを、
いや、
最後のチャレンジを、
すべき時なのかも、
しれません。
その先にある光を、
目指しながら、ね。
政府の「貯蓄から投資へ」は、空振りどころではなくなります。
この30年間、G7中、唯一、GDPが上がらない、株価が上がらない、賃金が上がらない国。そして近未来の人口大幅減少が確定している国に投資する人は少ないのでは?
よって、政府の思惑に反して、国内から海外へマネーが流れると思います。
結果、残念ながら日本は、益々貧しくなると思います。