マネーリテラシーの欠如が著しかった僕は、
50歳ごろまで哀れなるカモ、でした。
50前後に、本能的危機感が発動。
その頃、同時に、株式投資を始めました。
用意したお金は、40万円。
当時、
とてもお金のかかる宗教団体に所属していたため、
それが、全財産でした。
株式投資は、リスクがある以上、
損をすることもありますが、
マネーリテラシーの強化という意味では、
大いに役立っています。
以下は、幻冬舎オンラインからの一部抜粋。
現在の世界に、運の良い約1%の富裕層と運の悪い約50%の貧困層ならびに約10%の超貧困層がいるとされているが、残りの40%の中流層は、運のある人と運のない人に分かれているようである。 そして、富裕層ばかりに<富が偏倚>するに従って、約99%の人たちの生活は次第に低下しており、最下層のほうから「生きていく自由」を失う者も多くなるように思われるのである。
年収300万円未満(※1)の壮年層世帯が1991年の3.6%から2009年には7.1%に増えており、若年層世帯はより悪い状態であると発表されている。 また、2017年の調査によれば働いている者6621万人のうちの約4割(2133万人)が簡単に馘首されるパートや派遣などの非正規労働者で、それらが増加傾向にあるとされている。
企業はコスト削減が必要な場合、いつでも従業員を馘首できるように派遣やパート労働者を多くし、社員たちを使い捨てにしようとしているのである。
うーん、偏倚という難しい字が使われていますが、
偏る、という意味でしょう。
富裕層にばかり富が集中して、
貧富の二極化が加速し、
かつては分厚かった中間層も、
下のほうに偏りつつある、と。
今後、日本が徐々に衰退していくと、
今までの失われた30年が、
40年となり、50年となり、
もう、平均賃金では韓国に抜かれている日本。
与沢翼などに代表される富裕層は、
日本にしがみつく必要はないので、
どこにでも住めますが、
大半の日本人はこの国で暮らすしかありません。
やがて、日本の若者が、
外国に出稼ぎに行くことになるかもしれません。
終身雇用で企業が一生面倒を見るという、
社会主義的なことをやっていたのが、
衰退の一因。
良いにつけ悪いにつけ、
日本は自力では、
ドラスティックな改革はできないので、
いよいよもう駄目だとなるまで、
流され続けるのかもしれません。

ただ、今、
少しずつですが、
何かが動き始めている気がしています。
良いほうに向かっていくことを、
祈っています。
日本の子供たちの、
未来のためにも。