傍を楽にするから働くという、ということを、聞いたことがあります。
頑張って働くことにより、傍、つまり、周りの人が楽になる、と。
介護職などは、まさにその典型。
介護職員の献身的なお世話により、
介護される人、傍、が、楽になるのですからね。
さて、僕は現役時代、長く24時間勤務だったので、
夜働くということの大変さも、それなりにわかっているつもり。
介護離職して思ったことは、これからは、働くにせよ、
夜勤、などの夜に働くのはやめておこう、と。
ところが世の中には、90歳を過ぎて、夜働いている人がいます。
昨年話題になった、あの、マック最高齢の人。
当時93歳ですから、今も働いていれば、94歳。
以下は、その人についての記事からの抜粋。
男性は定年退職までは電気工事士、その後はゲームセンターの深夜スタッフとして働いていました。夜勤の仕事をしていた経験をもとに、マクドナルドでは夜に5時間、週4日という形で働いているということです
学生のパート・アルバイトスタッフは貴重な戦力ですが、試験のときなどは一斉に休みを取ることがあります。たとえ勤務時間は短くても、主婦やシニアのパート・アルバイトスタッフは、安定した勤務状況が高く評価されているんですよ。
うーん、 実は、僕が6月1日から始めたアルバイトでも、
76歳の人とペアを組んだのですが、
その人はその現場の担当ではなく、
人員補充のために呼び出されたとのこと。
つまり会社側から見ても、
困ったときの補欠要因は、都合が良い、と。
そうした、スポットで働くという選択肢も、
あってもいいと思った次第。

70歳を過ぎても、
労働という形で社会とつながりを持ち、
感謝もされるという位置は、
意外に心地よいものかもしれません。