おひとり様というのは、ときどき、あらぬ誤解を受けます。
一人だと、寂しいのではないか、とか、
一人だと、大変ではないか、とか、
あるいはまた、病気の時とか、大変でしょ、みたいな。
でもね、
体調不良の時こそ1人暮らしがいい、のですよ。
調子の悪いときこそ、
気を使いたくないんですから。
あと、それ以外の誤解は、
暇すぎて
つまんないんじゃないの?
と訊かれたら、
は?
と、応えます。
二つ前のアルバイトの時、
同僚は、皆、60代で、僕より年上。
年金をかなりもらっていて、
生活には困っていない、と。
で、何で働いてんですか、と訊いたら、
他にやることがないから、と。
僕だったら、
年金がたっぷりあったら働きませんけど、
と言ったら、
暇すぎて
つまんないんじゃないの?
と、訊かれた、というわけ。
暇がつまらない人がいるんだ、と、
僕のほうが驚きました。
しかも、
どうやら、
そちらのほうが、
多数派らしいことが、
同僚先輩たちの意見を聴いていて、
わかりました。

暇こそが、人生の醍醐味でしょうに。
ねえ。
今は週二回計6時間の仕事をしていますが、清掃なので軽い体力を使い、運動しながら収入がある事に有難く思いつつ、そろそろ辞めようかとも考えたりしております。
因みに私は独身子なしの、来年から100%の公的年金が支給される女性です。
趣味と言っても年に数回旅行に行くぐらいで、日々誰とも会わず買い物や図書館に出かけるぐらいで
プチひきこもり生活です。
ま!これが私には快適なのですが、コミュニケーション能力は益々衰え、滑舌も悪くなり老後が不安にはなるばかりです。