生まれた時代、あるいは卒業時の社会情勢によって、

不公平が生じることは、多々あります。


戦前に生まれ、軍国主義の思想を叩きこまれれば、

僕などは単純な人間ですから、

特攻隊に志願したかもしれません。

事程左様に、人は環境の影響から自由ではありません。 


以下は、厚生労働省『令和2年賃金構造基本統計調査』からの抜粋。


就職難で正社員を諦めて社会に出た人も多かった「就職氷河期(1993年から2005年卒業で就職活動に差し掛かった年代)」

50代を迎えようとしている時点の男性大卒非正社員の平均年収は30万円、手取りで23万円ほど。その後もほとんど増えることなく、60代を迎えることになります。 【男性大卒非正社員「平均月収」の年代別推移】 20~24歳:213,700円 25~29歳:278,300円 30~34歳:277,700円 35~39歳:284,300円 40~44歳:307,100円 45~49歳:304,300円 50~54歳:317,500円 55~59歳:325,800円 60~64歳:321,600円 65~69歳:281,300円

社会人になってから一度も報われることなく、2033年に60歳を迎える団塊ジュニア。そのころには、定年は70歳が当たり前の社会になっているでしょうか。それから10年後の2043年、70歳を迎えたころには、定年は75歳、80歳と引き上げられているかもしれません。


うーん、人は、どうしても比較してしまうもの。

割に合わない世代ではありますが、

中には、そうした逆境から学んで、

434572

投資で成功したり、

起業家になったり、

節約魂で財を成したりする人も、います。


だからこの世代であってこその強みも、



あるのだとおもいます。