僕が介護離職をして、

父の介護をしていて助かったのは、

父が、最後まで認知症にならなかったこと。


父も母も、最期まで頭はしっかりしていました。

世の中には、老々介護もあり、

特に大変だと思うのは、体の大きな旦那が倒れ、

それを、華奢な奥さんが介護する場合。


元気なころは、背の高い男性、体格のいい男は、

頼りがいがあるようにも見えますが、

いったん倒れられると、状況は激変。


体が大きい分、介護の労力も大変。

その体の大きい旦那が、さらに認知症にでもなったら、

年老いた妻の負担は、想像するに余りあります。

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以下は、現代ビジネスの記事からの引用。


 愛知県の山岡雄三さん(86歳・仮名)と佐代さん(84歳・同)夫妻は、6年前に思い切って自宅を手放し、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)へ移った。  「貯金は3800万円、年金収入も月35万円ほどありました。どうせ老い先も長くないのだからと、チラシを見て憧れていた高級なところに決めました」(佐代さん)  夫婦合わせて月額50万円の利用料は、かなりの背伸びだ。けれど毎月の赤字分は、貯金を切り崩せば20年は凌げる。そう計算していた。  だが4年前、不測の事態に襲われる。雄三さんが脳梗塞で倒れ、介護が必要になったのである。佐代さんが続ける。  「夫は体が大きいので、自力の介護には限界がありました。追加料金で介助をお願いしたり、リハビリに通うために介護タクシーを頼まざるを得ず、月々の請求額が10万円も跳ね上がってしまった。何だかんだで、1年で貯金を300万円以上も取り崩すことになりました」  さらにその後、雄三さんは認知症を発症。追い討ちをかけるように、施設側が「退去」を通告してきた。サ高住は原則、自立した高齢者が対象のため、医療・介護の負担が重くなると対応できなくなるところも多いのだ。  二人には、もう帰るべき自宅も残っていなかった。次の入居先を探したが、なかなか決まらない。利用料が格安な特別養護老人ホーム(特養)の選考もすべて漏れた。  「仕方なく、入居一時金と利用料が安い老人ホームを選んで入ったのですが、それでも入居する時に引っ越し代も合わせて計300万円が消えた。  いまの施設に入って2年半になりますが、あと2年ほどで貯金が底をつきそうです。おカネがなくなったら、また『出ていけ』と言われると思うと怖くて……」(佐代さん)  こうして人生終盤に「老人ホーム貧乏」に陥り、おカネも住みかも失ってしまう人は跡を絶たない。


うーん、 この老夫婦などは、

資産的には恵まれていましたが、

目算が狂ってしまった例。


この老婦人の、心細さは、

痛々しいほどわかるだけに、

久々に、考えさせられた記事でした。