定年まで勤めあげて、年金生活に入る、
それが、昭和世代の人生設計。
でも、それが、今や制度疲労を起こしているわけで。
ストックとフロー、どちらも大事ですが、
最近の物価の値上がりを見るにつけ、
デフレに慣れ過ぎた経済感覚も危ないよね、と。
今後、じわじわとモノの値段も上がり、
株安などになった場合、
早期離職してリタイア生活を楽しんでいる人たちにも、
その影響は及ぶかもしれません。
ストックが減り、
フローが細った場合、
のんびりした生活に慣れ過ぎてしまった早期リタイア者は、
まだもらえぬ年金までの歳月を数えながら、
リタイア生活終了となる人も、
いるかもしれません。

それほど、
経済の先行きは、不透明。
ただ、そんなときでも有効なのは、
自己マネジメント能力。
ローコストで生き抜けるスキルは、
インフレになっても、有効です。
勿論、
それにも、
限度は、
ありますが。