僕自身、ローコスト生活でも、幸せに生きているので、

人のことはとやかく言える立場ではありません。

ただ、僕は、リタイア生活と言っても、介護離職ですし、

結果的リタイア生活であり、

今流行りのFIREであるはずもなく、

FIREともなれば、まあ、30代が主流で、

遅くとも40代には、成し遂げていないと、

FIREというカテゴリーからは外れるでしょうね。


で、このFIREというのは、経済的に潤っていてこそ、

名乗れるものなのかもしれません。


僕が懸念するのは、昨今のFIREというブームに煽られ、

あるいはまた、会社の過酷な労働から逃げたい一心で、

十分な金融資産のないまま、

会社というマネー供給源を絶ってしまうこと。 


勿論、命に危険のあるような、

たとえば、自殺した高橋まつりさんのような立場であれば、

逃げの一手のみですが、

そこまで追い詰められていないのならば、

自分の労働耐性と金融資産を見比べてから、

会社を去るかどうかを決めるのがいいように思います。


退社時の年齢と所有する金融資産によって、

その後のリタイア生活の質は、大きく変わります。


社畜労働からは逃れられたけど、

生活保護以下の底辺生活では、

あまり幸せな感じはしません。


ただ、幸せを、どうとらえるかは、本人次第。

僕自身、ローコスト生活でも、幸せに生きられているので、

満足度は高いのですが、

潤沢な資産があれば、

もっと自由に好きなことができるよね、という事実は、

認めないわけには行きません。

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なので、十分なお金がないうちの、

逃げるようなリタイア生活というのは、

落ち着いて、

よーく考えてからのほうがいいよ、

という話でした。