どこに住むかにもよりますが、
家賃を払いながら生きるとなると、
手取り15万円は最低線。
それが、大都会東京に住みながら、
手取り14万円で生き抜いている
40代単身女性の記事を見ました。
▼相談者
ふゆさん(仮名)
女性/会社員/42歳
東京都/借家
▼家族構成
一人暮らし
▼相談内容
30代で手に職をつけるために、勤めていた会社を退職。それまでの貯金と親からの学費を使って生活。卒業して間もなく体調不良になり、検査のため会社を退職。無職で療養。失業手当と貯金で生活し、貯金がゼロになりました。
現在正社員として働いている会社は、休みがしっかりあることを一番に考えて選びました。いまは車を持っていますが、最近は車検代金も貯金できません。事情により実家に戻ることはできず、かといって親の送迎の必要があるため、遠くには行けません。親も学費や車の駐車場代金を払ってくれています。
毎月、かつかつの生活で楽しみもなく、老後の生活も不安で、見通しがたちません。現在、独身で結婚の予定はありません。家計簿は細かくつけていて、コンタクト代や家電製品が壊れたときの貯金など、細かく分けています。家計をもう見直しするところが自分では見当たりません。また、借金(奨学金)があり、毎月返済しているが、終わりが見えずの状況です。
クレジットカードは今まで持ったことがありません。今後に備えて、今のうちに一枚作った方がいいのか、悩んでいます。クレジットカードは携帯電話の格安スマホの引き落としに利用しようかと思っています。今後、ボーナスが出たら優先するのは「年金の学生免除、全額免除などの支払い」、それとも「貯金」でしょうか。
▼家計収支データ補足
(1)車両費について
車両は今の軽自動車がそろそろ車検ですが、もう車検には老朽化で通らないと車屋さんから言われています。親の病院の送迎に使うため、買い換えすることになりそうです。
(2)食費について
会社には水筒持参。家ではご飯を冷凍してなるべく外食しない。
(3)加入保険について
・養老保険=毎月1万920円。60歳までで満期で100万円か200万円と思われる。
・共済=毎月3000円
(4)奨学金について
奨学金は400万円です。親から借りたので、利子はないですが、できれば返済したいと思い、銀行口座に毎月5000円返しています。
(5)ボーナスの主な使い道について
今年のボーナスは寸志数万円と聞いています。ボーナス年2回×2カ月分=76万円の見込みです。
(6)交際費
主に仕事関係で使うお金。社内の人事異動が多くお花代金や月に2回、仕事帰りにお茶をする。節約のため、毎回は出席しない。現在、プライベートの交際費はなく、何の楽しみもない。習い事を再開したいが、月謝の6000円を捻出できないか。どこを削ればよいでしょうか。
(7)通信費について
現在、同じスマホを5年以上使っている。以前はパソコンを使っており、Wi-Fiを契約していたが、電波状態が悪く解約。格安スマホと新しいWi-Fiの契約だと合算すると、現在とほぼ同じ額になるのでこのままにしている。実家との連絡として通話は必要。
(8)医療費について
月によってばらつきがあるので、年間で貯めている。
(9)年金について
全額免除と国民年金のみの時期があり、昨年、ねんきんネットで確認したところ、65歳からもらえる年金が4万5000円弱ほどでした。
うーん、もう40代ですから、そろそろ年金のことが気になる年ごろ。
65歳から貰える年金が5万円未満。
これは、本当に厳しいと言わざるを得ません。
FPも、貯蓄を優先するようにと言っていましたが、
これはもう、収入を増やさないとどうにもならない状況。
節約ばかりでは、擦り切れてしまいますからね。
僕がブログパトロールをしていて目につくのは、
副業を意識し始めている人が多いこと。
ポイ活やコジ活も、広い意味での副業かもしれません。
まあ、ポイ活やコジ活では、
さほど生活の足しにはならないでしょうが、
少なくともその前向きな姿勢は、
節約にもつながるし、
長い目で見たら、それなりの副業と言えるかも。
あと、お年寄りなどでは、
内職をしている人も見かけます。
内職は、時給に換算すると安いですが、
自宅でできるのはメリット。
まあ、何でもいいのです。
少しでも収入になることを、考え、
チャレンジするうちに、
金銭感覚が研ぎ澄まされてきますからね。
それが、大事かな、と。
そうすれば、だんだん光が、見えてきますからね。