僕は3月にアルバイトが終了となり、4か月間、
新しいことに慣れ、覚えた時間が、
労働的視野で見ると、無駄になりました。
この年になると、新しいことを覚える負荷は、
若い頃の比ではありません。
そんな中、ブログパトロールをしていて、
40代派遣社員の悲哀、を見る機会がありました。
僕の直接の知り合いではないため、
対面でのアドバイスはできませんが、
何か、励ましたい気持ちに駆られました。
以下が、そのブログからの抜粋。
底辺労働を長年やってしまった俺は、スキルなんて全く無いし、就活の面接を受けても良いこと一つも言えないだろうね〜。派遣の仕事は小学生でもできるような単純作業ばかりなので、胸を張って「こういう事ができます」ってのが全然ないんだよね〜。
本当に俺が人生を復活させるためには、派遣社員というアホな働き方をとっととやめ、自分自身で事業をやる道しか残されていないだろう。派遣社員なんてものは派遣会社の金儲けの道具にしか過ぎないし、派遣先の使い捨ての奴隷です。
なんか人生の復活のチャンスを作れないものかな〜と、毎日考えてもいるし本を読んで参考になるものを探している。また新たな派遣の仕事を1から覚えてやり始めるのも、今から考えるとゾッとする。自分より若い人間に使われて、心身ボロボロにして働く。46歳のおっさんにはかなりきつい現実です。
その人は、上記のように、ブログの中でつぶやいていました。
自分より若い人間に使われて心身ボロボロ、
というところが、刺さります。そして、
また新たな派遣の仕事を1から覚えてやり始めるのも、
今から考えるとゾッとする、という部分も、
よく理解できます。
40代というと、就職氷河期世代なのかな、と推測しますが、
僕の世代と比べて、冷や飯を食わされている感は否めません。
僕などは、35までふらふらしていましたけど、
何とか生き延びてこられたのは、
時代的恩恵もあったのだと思います。
僕は生粋の怠け者ですが、
時代的恩恵のおかげで、
ずいぶんと助けられています。
そうしたことを、
30代、40代の方たちのブログを拝見すると、
実感しています。
僕が今、彼らの年齢だったら、その疲労感は、
想像するだけで、身が竦みます。