僕は、エッセンシャルワーカーなので、在宅勤務にはなりません。
この3連休も、一日は、仕事に行ってきました。
あ、アルバイト、ですけどね。
時給は、930円です。
で、生活費はとても少なくて、それでやりくりしているのですが、それができるのは、おそらく、介護のために、54歳のときに建て替えた家が快適だからではないか、と。
これは、僕の友人の、AさんやIさんにも共通するのですが、この二人も、住環境の良い一戸建てに、一人で住んでいます。
僕の家は駅からも多少遠く、住環境的には、駅近に住む二人よりも劣りますが、その分、田舎なので静か、です。
で、Aさんも、Iさんもやりくり上手で、マネーリテラシーもしっかりしていて、質素ながらも堅実な暮らしぶり。
どうやらこの3人は、そんなところも似ているように思います。
つまり何が言いたいのかというと、住環境が快適だと、お金を使わなくなるよ、ということ。

そんな中、気になる記事を見つけたので、紹介します。
テレワークによる在宅勤務なら通勤の煩わしさから解放され、会議もオンラインを利用することで手軽に参加できるようになった。
しかしその一方で、悲鳴を上げている人たちがいる。狭いワンルームマンションで在宅勤務する単身者だ。第1波、2波をどうにか乗り越えられたものの、第3波の渦中にある今、彼らの心身の限界が近づいている。
「僕が住んでいるのは、都心の狭いワンルームマンションです。昨年の緊急事態宣言の時はなんとか乗り越えましたが、外出自粛、在宅勤務が続くようなら引っ越しを考えないとメンタルが壊れそうです」
そう嘆くのは、IT企業に勤務する30代男性・Aさんだ。一昨年の夏から、職場近くの東京都心に家賃約9万円のワンルームを借りている。在宅勤務になってからは、上手に気分転換ができなかったようで、ストレスで酒と食事量が増え、体重は7キロ増加したという。
在宅勤務が始まってから約8か月、Aさんが様々な工夫をしたうえで出した結論は「もう無理かも」というものだった。9万円の家賃負担と狭い部屋での仕事という2重の苦しみが重くのしかかる。
「ワンルームは、もともと在宅勤務用にできていない。部屋にあったいろいろなものを処分してワークスペースを確保しても、すぐ横に布団があるといった環境はどうにもなりません。ロフトベッドにして、ベッドの下をパソコンスペースにしようかと思いましたが、ただでさえ日当たりがいいとは言えない部屋で、さらに一日中薄暗いところにいるのも気が滅入りそうで……。
今はカフェで仕事したり、ビジネスホテルのテレワークプランなどで気分転換していますが、その出費もバカにならない。正直オフィスに出勤したい気持ちは強いですが、感染拡大が続いているので無理。空間が狭いと、行動も制限されるということが身に沁みました。イライラして壁を殴りたくなることも……。もう無理かもしれません。お金も精神も限界です」(Aさん)
うーん、僕も、ワンルーム暮らしの経験があるのでよく理解できます。
テレワークは、良いことばかりではないですよね。
やっぱり人間には、スイッチの切り替えが必要だと思います。
僕も、アルバイトがなかったら、おそらく、この3連休はごろごろしながら、焼酎のお湯割りでも飲んで、ぐうたらしていたでしょうね。
ぐうたら自体は好きですが、だんだん深みにはまると、体力が落ちて、やる気もなくなっていきますから、今のアルバイト暮らしが最適解なのかもしれません。
やっぱ、ワンルームと言えば、若者の暮らしの象徴、って感じでしょうか。