日本人は、何かと平均値を知りたがる国民性のように思います。

この時期だと、ボーナスの平均額、とか。

もう、ボーナスなど貰わなくなって久しいので、そうした話題に食いつくこともないのですが、現役会社員のことは、僕も、自分の賞与額を、平均と比較して少ないなあ、とは思いました。

ただ、僕は、自分の仕事能力とその内容からしたら、まあ、こんなものだろう、とも、思っていました。

年金なども、平均額が話題になりますが、僕も時々、年金の話もしますが、平均値を出したうえで、自分の年金額を公表しています。

ざっくり言って、確か、男性の年金の平均額が16万円台で、女性のそれが10万円台だったように記憶しています。

で、そうした平均額を見て、自分のそれは多いとか少ない、とか、思うのでしょうかねえ。

僕の年金は、満額でも、9万円台なので、女性の平均よりも1万円ほど少ないわけですが、転職の多かった自分が、良くこれだけもらえるものだと、感心すらしています。

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平均を求めると不幸になる気がするのは、その平均とやらに、気持ちを振り回されるからです。

平均、とか、常識、ですね。

それなりの年齢になったら、結婚しないのはおかしい、とか、女は子供を産んでこそ幸せだ、みたいな。

まあ、昔に比べれば、そうしたことは言われなくなっていますが、今でも、多少は、そうした常識という名の押し付けを言ってくる輩はいるでしょうね。

平均、にしろ、常識、にしろ、それにとらわれて自分の不幸感覚が強くなるのなら、それは、自分の人生を生き切っていない証拠。 



自分の人生を、しっかり生きていれば、平均も常識もどこ吹く風、ですよ。