昨日、一昨日と、住宅ローンなどの返済のために、高齢になっても懸命に働く人について書きましたが、彼らが生真面目に働くのは、借りたお金を返すため。

それは、人として、至極まっとうな考えであり、まじめな人生でもあります。

しかし、世の中には、なんだかんだ言い訳を連ねて、なかなかお金を返そうとしない人がいるのも事実。

これが、ナニワ金融道に出てくるような、たとえば、吸血ファイナンスとか、なら、はよ返さんかい、このボケ、とか言って、追いつめられるのでしょうが、たとえば、友人や親戚などからの借金だと、甘えが出る場合がありますね。

昔から、友人同士では、絶対に金の貸し借りはしてはいけない、と、言われています。

本当にこれは、経験から出た、知恵の言葉、だと思います。

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僕の借金はと言えば、住宅ローンのみ。

これは、親の介護のための建て替えだったので、一ミリの後悔もありません。

ただ最近、コロナ禍でボーナスや給与の激減などで、住宅ローンの返済が滞る人が出ているとの話も聞きます。

僕は、幸い、去年の11月からアルバイトも再開したし、住宅ローン破綻の心配は、今のところないのですが、経済は生活の基本、との思いを新たにしています。

住宅ローンであろうが、友人知人から、あるいは親せきなどからの借金であろうが、借りたものは返すのが筋。

さらに言えば、借金返済を優先順位の上位に置いて、自分の買いたいものは後回しにする、のが、人としてのあるべき姿。

お金は空から降ってくるわけでは、ありません。

貸してくれたその人だって、汗水たらして稼いだ大切なお金を善意で貸してくれたのですからね。

一日も早く返そうと思うのが、普通の人間の感覚。



同情してたらつけあがる、と、さっさとしねえと友だちも消えてなくなるぞ、と、トータス松本も歌っていますね。


僕自身も、可能な限り、住宅ローンは繰り上げ返済したいと、思っています。

今のアルバイトが順調に続いてくれれば、それも、夢ではなくなりました。