借金をする理由というのは様々だと思うのですが、借金にも、良い借金と悪い借金があるように思うのですよ。

僕も、借金をしていますからねえ。

住宅ローンという名の、ね。

でも、この借金は、親の介護のためだったし、親の晩年の幸福に寄与した借金だったので、大正解。

ただ、世の中には、良くない借金というのも、あります。

今朝読んだ記事で、身につまされるものがあったので、紹介します。



    相談者

買い物症候群さん(仮名)
女性/会社員/45歳
埼玉県/持ち家(1戸建て)


家族構成

夫(会社員43歳)、子ども2人(長男18歳、次男12歳)


相談内容

来年長男が大学進学だというのに貯金が全くありません。しかも、夫に内緒の借金が400万円超あります。借金返済のための借金を繰り返すうちに、多額の借金を抱えてしまいました。それでもクレジットカード(リボ払い)での買い物がやめられない最低な自分を何とかしたいです。

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家計収支データ補足

(1)ボーナスの使いみち
住宅ローンのボーナス払い58万2000円が年2回、残りは全額、生活費の補てん

(2)保険料の内訳
・夫婦/ガン保険(入院1万円、診断給付金 100万円)=保険料3000円(給与天引)
・夫/定期保険(保険期間60歳、死亡保障3000万円、医療特約入院1万円)=保険料1万円(給与天引)
・妻/定期保険(死亡保障1000万円、医療特約入院1万円)=保険料4000円

(3)住宅ローンについて
借入額4000万円(夫2500万円、妻1500万円)、借入期間/24年、金利1.225%、現在のローン残高3300万円

(4)教育費の内訳と希望する進路
長男の授業料/1万円、次男の給食費/5000円、長男・次男の塾代/4万5000円
長男=私立文系、次男=国公立理系

(5)車両費(2台分)の内訳
ガソリン2万円、クルマのローン4万円

6)食費について
外食は平均2万円程度、夫婦と長男の昼食代も含む

(7)妻の抱える借金の内訳
購入品目は主に化粧品、洋服、家電製品、家具、雑貨等。借入金の内訳は以下のとおり。

1. フリーローン
借入額300万円、金利7.8%、返済期間7年、返済額/月3万973円/ボーナス9万4045円

2. カードリボ払い
借入額60万円、金利15%、返済額/月1万3500円、利用額が増えるため返済期間は不確定

3. 共済貸付
借入額80万円、金利2%、返済期間5年、返済額/月2万5520円

(8)借金をしてしまう理由
コンプレックスが強く自己改善を図ろうと自己啓発、美容や癒し、スピリチュアル関係の本を読むと書かれていることを実践せずにはいられない。

また、夫に対する不満も強く、時間やお金を遣うことを抑制されると日頃のストレスがMAXに達し気がつくと買い物に走っている。ネットショッピングが多い。気の合う友達もいないため、他に楽しみがない。



うーん、 これに対するFPのアドバイスは、以下の3点。

アドバイス1:治療をするくらいの気持ちで、人の助けを借りる
アドバイス2:奥様の収入を活かせれば道は開ける
アドバイス3:クレジットカードを手放す生活に


うーん、クレジットカードは、本来、上手く活用すれば、ポイントも付くし、お得なものなのですが、それはきちんと家計管理ができれば、という条件付き。

この奥さんからは、やはり、クレジットカードを取り上げないと、いけないでしょうねえ。

借金をしてしまう理由が、言い訳がましくつらつらと書いてありますが、これは過食症などと同じで、心の空洞を埋めるために買い物依存に走っているのですよ。

過食症も、おなかがすいて食べるのではなく、心の空洞を埋めるための代償行為ですからねえ。

つまり、根本的なことを言えば、心が満たされていないと、買い物依存が改善しても他のはけ口を探すでしょうから、いたちごっこ。

気がつくと買い物に走っている、なんて、どんだけ無意識状態で生きているのか、という証左。

鴨長明の方丈記でも読んで、心を静めてください、と、言いたいところですが、こういう人に限って、読書が好きでなかったりするのですよ。

読書、というのは、ある程度落ち着いた精神状態にないと、出来ませんからね。

まずは心を静めないと、いけませんね。

そんな状態で、スピリチュアルな本を読んでも、要らんもんを買わされて、また借金が増えるだけ。

お金の使い方も、精神状態のあらわれ、なのです。

そんなことをのたまう僕は、といえば、今日も、鴨長明よろしく、お金を使わずに、悠々自適に生きています。