栄養を摂れ、とは、よく言われますが、それは、半分は正しいと思っています。
とにかく栄養を摂らなければ、エネルギーを得られませんからね。
ただ、ごく少数ですが、プラーナなどの、気だけで、生きている人もいるにはいます。
そういう人たちは、不食、と呼ばれています。

で、現にそういう人たちがいることも知っているし、それはそれで参考にもなるのですが、やはり人間は、栄養を摂るということ以外に、食べることは楽しみでもあるのですよ。
でも、食べ過ぎれば病気にもなる、と。
現代人は、栄養不足で病気になるよりも、栄養過多で病気になるほうが多いのではないでしょうか。
禅寺の坊さんが長生きするのは、粗食でシンプルな生活スタイルで、ストレスがないから、だと思うのですよ。
勿論、そうした質素な内省的な生活が向かない人には、これほどストレスな暮らしもないのでしょうが。
なので、ストレスなどは、人それぞれ。
カラオケが好きな人には、カラオケで歌うのがストレス解消でしょうが、嫌いな人には、カラオケに無理やり連れていかれて歌わされるのはストレス以外の何物でもないでしょうからね。
で、何が言いたいのかというと、もう現役で働いているのでなければ、まず、朝食は、要りません。
僕は、ある程度力も使う仕事を現役時代にしていたので、朝食は絶対食べなければならない、という義務感があったのですが、今から思えば、食べなくてもやれたと思います。
ましてや今は、リタイアの身。
朝食無しは、当たり前。
で、夕食も、19時には食べ終わりますから、胃が空っぽの状態が、だいたいですが16時間は続きます。
まあ、水やコーヒーなどは、飲みますが、ね。
で、どうもこの、胃を休める、ということが、大事だと、身体感覚でわかるようになりました。
だいたい現代人は、食べ過ぎなんです。
食べ過ぎて病気になるんですね。
で、食事の回数も少なくなると、体調もいいし、さらには、一回の食事のおいしさが違います。
そのうえ、家計にも優しい、と。
いいことずくめ、なのですよ。
つまり、老後の、しかもおひとり様の健康管理は引き算で考えたほうが良くね、と思うのですね。
ただ、僕も頑固な考えはなく、普通に朝食を食べることもあります。
だいたいそうしたときは体が要求しているので、そういうときは食べたほうがいいと思っています。
講演会の後に少しお話をさせていただきました。
不食をされているせいか、波動がとても穏やかな優しい人でした。
秋山さんは弁護士をされていますね。医者でもあります。若い頃は不食とは真逆な極真空手をされておられたようです。
昔から仙人は霞(カスミ)を食べて生きていると言われていましたね。
確かに現代人は食べ過ぎです。
「癌」という感じは品に山、そして部首が「やまいだれ」で構成されています。つまり食品を山のように食べれば癌という病気ななるということですね。
だだ、不食は誰もできることではないと感じています。
腹八分目を実践できれば良いと私は思っています。何事も「中庸」が大事と思います。
ちなみに、秋山さんは、私と顔立ちや体形、話し方までそっくりですよ!兄弟?!と思われるくらいです(笑)
一緒にいた人が「似てる!」と驚いていました。私は不食はしていませんが、胃腸が弱いせいかスリムな体形です。