昨日は雨の中、友人のIさんが東松山市から来てくれて、そのまま僕の町にある湖に行きました。

その湖のほとりの小高い山の中に東屋があって、そこで雨をしのぎながら対話しようと思ったのですが、思いのほか雨が降っていて、東屋へと向かう坂道の階段に沿って水が流れ落ちているので、急遽場所を変更。

湖に来る道の途中にある、総合運動公園へ。

広い敷地の芝生の中にある藤棚へ行ってみたのですが、藤棚というのは日よけにはいいが雨除けには今一つで、ベンチが濡れている状態。

では、体育館の中の椅子へ、と思ったのですが、玄関へと向かう途中、Iさんが、あそこは、と指し示した場所が、ちょうど凹んだ空間。

屋根もあり、空間的な広さもあり、ということで、そこに決定。

Iさんが車に積み込んであるミニ椅子とミニテーブルをそこにセッティングして、対話をしました。

Iさんは、自身がベーシストでもあり、ロックに造詣が深く、音楽の話をしばらくしていたのですが、このまま行くと音楽の話だけで何時間も、というのも、と思い、話題を変更。

その後、実に様々な話をしたのですが、僕は、改めて、今の自由な時間を生きている暮らしが正解だなあと思うと同時に、いつ死んでもいい覚悟を持っていたほうがいいという気持ちを、さらに強くしました。

今、61歳で、もう、シニアと呼んでも良い年齢ですし、先のことはわかりません。

なので、今だけを見つめていようと、思った次第。

Iさんのほうは、僕より10歳若い51歳で、まだ現役のビジネスマンでもあるので、まずは仕事に集中し、お互い、マネーリテラシーの話や、共に抱えている住宅ローンの話、そして、共に信じる対象は違えど、お互いの宗教観なども、話し合いました。

ときどき、前を若者のグループや家族連れが歩く中、対話は流れるに任せて、ときどき、雨にけぶる風景などにも目をやったりしていました。

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14時ごろに始めた対話も、気がつくと18時になっていて、腰を上げた次第。

空は、ずっと曇っていて、雨も降ったりやんだりでしたが、実りのある4時間でした。

 帰りは、Iさんがピンク・フロイドのファーストアルバム、夜明けの口笛吹き、をかけながら、この時には、ギルモアは、いなかったんですよね、などと発言。

ピンク・フロイドのファーストアルバムを聴いたのは、僕はこの時が初めてでした。