まず、前提として、自分が楽しくなければ、人生は無意味、だと、思っています。
ただ、注意点が一つだけあり、自分が楽しいことが他者にとっての迷惑になってはいけない、ということ。
ただ、この注意点にも例外があり、人が幸せそうにしているだけで不快になる人が、ごく少数ですがいますから、そうした人が勝手に不快になることの責任までは関知しません。
で、人生で無駄なものは、劣等感。
まあ、この劣等感も、若い頃に発奮材料として使う分にはいいのですが、もういい年になったら、たとえば、僕のようなシニアと言いますか、60を過ぎたら、劣等感で苦しむこと自体が未熟すぎます。
これは、本人の自業自得でしょう。
で、老後は、どうしても一人時間が長くなりますからねえ。
仕事に生きがいを感じていた人は、つらいかもしれません。
僕のような、仕事のあまりできなかった落ちこぼれは、老後こそが天国。
また、ずっと独り者だと、妻や子に先立たれる不孝というものも、そもそもありません。
人生で何がつらいって、愛する者に先立たれること。
これを仏教では、愛別離苦と言いますが、四苦八苦の一つ。
人生は、いつ何時、何があるか、わかったものではありません。
だからこそ余計、今、が、大事なんです。
それと、物欲には、際限がありません。
なので、ここを満たそうとすると、蟻地獄です。
だから、鴨長明や良寛さんのような生き方が、清々しいのですよ。
物欲の蟻地獄に落ちるよりも、モノを持たない、あるいは、最低限のものだけで、いかに幸せに生きるか、これが肝要。
モノが少なければ、掃除が楽だし、管理する気苦労も少ないのですよ。
今の時代は、ネット環境さえあれば、かなりの楽しみを無料でゲットできるんじゃあないでしょうかねえ。
まあ、ネット代というか、通信費は必要ですが、エンタメ費は、本当にそれだけでいいんじゃね、と、思いますよ。
あとは心を軽くして、ケセラセラと生きると、こうなっております。