今朝は目が覚めたのが5時半ごろ。

まったくのフルリタイア生活になってみると、目が覚めた時が起きるとき。

だいたい早ければ5時前後、遅いときが9時前後に、起きますね。

朝五時台に、階下に降りていき、コーヒーを淹れ、外を見ると、傘をさして歩いているネクタイ姿のサラリーマン。

ああ、自分もホテル勤務時代には、6時前から出勤して新宿まで通っていたなあ、と、介護離職前の日々を思い起こしていました。

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さて、今日はちょっと重い話を。

以下は、ニュース記事からの抜粋です。

 学校法人「森友学園」を巡る公文書改ざん問題で、自殺した近畿財務局元職員の妻が、国と当時の財務省理財局長・佐川宣寿氏に損害賠償を求めている裁判が、7月15日から始まります。法廷に立ち意見を述べる妻がMBSの取材に応じ、今の思いを語りました。  近畿財務局の職員だった赤木俊夫さん(当時54)。その妻の雅子さんは夫が自ら命を絶つに至るまでの『真実』を知りたいと思い続けています。  「夫が亡くなった理由を知りたい、改ざんの経緯を知りたいので、裁判をしてもらうことにしました。」(自殺した俊夫さんの妻 赤木雅子さん)  2017年、大阪府豊中市で小学校の開校を目指していた学校法人「森友学園」に対し、国有地が約8億円値引きされて売却されていたことが明らかになりました。2018年には、この売却に関する財務省の決裁文書14件で、安倍晋三首相の妻・昭恵氏の名前や事前の価格交渉をうかがわせる部分が削除されるなど、改ざんが行われたことが発覚。財務省は当時の理財局長だった佐川宣寿氏を懲戒処分にするなど計20人を処分しました。

 この改ざん作業を命じられたのが俊夫さんでした。改ざん後、夫の表情は次第に変化していったといいます。  「改ざんの日を境に徐々に口数も減って、食欲もない感じで、冷や汗を垂らしているような、徐々に徐々に人間が壊れていくなという感じを横にいてすごく受けました。」(自殺した俊夫さんの妻 赤木雅子さん)  身も心もすり減らし、追い詰められた俊夫さん。改ざん発覚から5日後、自ら命を絶ちました。  「その日は玄関まで私を見送ってくれて、『ありがとう』と言ってくれたんです。結局その日の夕方4時ぐらいのメールに返事がなかったので、急いで帰ったら、もう亡くなっていた。」(自殺した俊夫さんの妻 赤木雅子さん)  俊夫さんの死後、パソコンに残されていたのが、自殺する直前まで書いていた『手記』でした。

 【俊夫さんの手記の一部】  『元は、すべて、佐川理財局長の指示です。抵抗したとはいえ関わった者としての責任をどう取るのか、ずっと考えてきました。今の健康状態と体力ではこの方法をとるしかありませんでした。』  「(Q手記を通じて俊夫さんは何を訴えたかった?)事実を明らかにしてほしいと夫も思っていたと思うし、自分がまず(手記)できっかけを作りたかったんだと思います。」(赤木俊夫さんの妻 雅子さん)  そして今年3月、雅子さんは「夫の自殺は改ざんを強制されたことが原因」として、国と当時の理財局長・佐川氏に慰謝料など1億1000万円余りの賠償を求めて提訴しました。さらに、雅子さんは国に対し、第三者委員会による再調査を求めて約35万筆の署名を集め、今年6月に国に提出しました。  しかし、安倍首相らは再調査には応じていません。  「改めてご冥福をお祈り致します。財務省においては麻生大臣のもとで事実を徹底的に調査し、明らかにした。」(安倍晋三首相)  「再調査ということに関しては、今行うことは考えておりません。」(麻生太郎財務相)  再調査に応じない国に対し、引き続き調査を求めていくという雅子さん。7月15日から始まる裁判では、真実を知りたいとの思いで意見陳述に臨みます。

 「率直に言うと、2人(安倍首相と麻生財務相)は逃げているんじゃないかなと思います。自分たちも調査されると不都合なことがあるのかなと。夫が改ざんしたことは悪いことだと理解できているし、もっと嫌なことが明るみになるかもしれないんですけど、それは私も受け止めるので、ぜひ本当の事を(国と佐川氏には)話してほしいと思います。」(赤木俊夫さんの妻 雅子さん)

うーん、 読んでいて、胸が苦しくなりました。

僕もサラリーマン時代、いろいろな不条理を味わいましたが、自殺にまで追い込まれる人の心情を想うと、怒りで体が震えます。

さて、以前、黒川検事長についても記事を書いたことがありますが、

黒川さんの賭けマージャンと僕の意見


この黒川さんについても、以下のような関連記事を見つけました。

「大阪地検特捜部は当初、森友学園への強制捜査とセットで、近畿財務局を背任容疑でガサ入れすることを考えていた。ところが大阪地検の上層部が頑として首を縦に振らなかった。改ざんについても同様で、今年の年明けに改ざんの事実を把握した特捜部は当初、佐川立件の方向で本格的に捜査しようとしていた。ところが、これも上層部に潰された。それで頭にきた特捜部の検事が朝日新聞にリークしたというのが実際のところです」(前出・全国紙大阪地検担当記者)


 そして、この捜査潰しの首謀者と指摘されているのが、"法務省の官邸代理人"こと、黒川弘務・法務省事務次官だ。


「黒川氏は小泉政権下で法務大臣官房参事官を務めて以降、官房畑を歩み、自民党、清和会に非常に太いパイプをもっている。官房長になったのは民主党政権下の2011年なんですが、このときも民主党政権には非協力的で、自民党と通じていると言われていました。そして、第二次安倍政権ができると、露骨に官邸との距離を縮め、一体化と言っていいくらいの関係を築くようになった。とくに官房長官とは非常に親しく、頻繁に会っているところを目撃されています」(ベテラン司法担当記者)

 小渕優子・元経産相の事件が秘書の立件だけで終わったのも、日歯連事件がしりすぼみとなったのも、この黒川氏の暗躍の結果だと言われているが、なかでも象徴的だったのが、2016年1月に発覚した、建設会社の依頼で都市再生機構(UR)へ移転補償金の値上げを"口利き"した見返りに賄賂を受け取っていた甘利明・元経済再生担当相の口利きワイロ事件を潰した件だ。


 甘利事件では、特捜部が国会議員秘書初のあっせん利得法違反を立件すると意気込んで捜査をおこない、同年4月の段階では、東京地検内部でも立件することでコンセンサスがとれていた。だが、当時、法務省官房長だった黒川氏はこれを「権限に基づく影響力の行使がない」という理屈で突っ返し、現場が今度はあっせん収賄罪に切り替えて捜査しようとしたが、これも「あっせん利得法違反で告発されているんだから、勝手に容疑を変えるのは恣意的と映る」などと拒否。さらには秘書の立件すら潰してしまった。実際、甘利氏の不起訴の方針が決まった後、現場の検事の間では「黒川にやられた」という台詞が飛び交ったという。


 黒川氏はこの甘利事件を潰した論功行賞として、2016年9月に法務省事務方トップの事務次官に就任。以前から検察内部では「黒川がいるかぎり政界捜査はできない」という声が広がっていたが、この人事によってそれは決定的なものとなった。

 森友問題が勃発したあと、永田町では、黒川事務次官と官邸をめぐるある噂が駆け巡った。それは「黒川次官と菅官房長官の間で、法務省の悲願だった共謀罪の成立とバーターで、安倍首相、昭恵夫人の疑惑に蓋をして、籠池理事長の口封じ逮捕をおこなうという密約が交わされた」というものだった。

 前出の大阪地検担当記者も、森友問題での黒川事務次官の動きについてこう指摘する。

「共謀罪とのバーターについてはよくわかりませんが、この時期、黒川氏が官邸の意向を受けて、森友捜査をコントロールしようと、大阪地検にプレッシャーをかけていたのは間違いありません。地検幹部が毎日のように本省から連絡が入ってくる、とぼやいていましたから」

また、黒川事務次官は大阪地検幹部だけでなく、捜査の指揮を執った山本真千子・大阪地検特捜部長にも直接、働きかけをおこなっていたのではないかという情報もある。


 山本特捜部長については、当初、「かなり骨のある女性だから、上層部の圧力を跳ね返してでも立件するかもしれない」という期待が集まっていたが、結局、全員が不起訴処分という上層部のいいなりの決定を下してしまった。


「山本氏は今年3月に人事異動の予定だったのですが、不起訴を前提に任期が延長された。山本氏は法務省の人権擁護局で総務課長を務めていたこともあって、黒川氏とも知った仲ですから、なんらかの取引があったのではないかとも言われていますね」(在阪テレビ局司法担当記者)


 いずれにしても、"安倍官邸の代理人"の圧力で、森友捜査は歪められ、安倍政権の主張通りの結果に導かれてしまったのだ。司法までが言いなりになっている安倍政権の独裁体制には暗澹とさせられる。


うーん、僕は、ニュース記事を額面通りに受け止める人間ではありませんが、昨夜寝る前にたまたまテレビで、赤木さんの奥さんがインタビューを受けている画面を見たのですよ。

まあ、途中からでしたが、落ち着いた受け答えをしている彼女の覚悟といいますか、そのようなものを感じました。

今は霊界へと旅立ってしまった赤木俊夫さんが、彼女と共に戦っているような気がしてなりませんでした。

誠実な仕事をする人が報われる世の中であってほしいと、強く思います。