もう、2年前に他界した母ですが、その母と暮らしていたころの家計は、今とは、全然違うものでした。

たとえば、食費などは、概算ですが、月に8万円ほどは使っていたと思います。

今日は刺身が食べたい、と母が言えば、ライフの刺身コーナーで、1000円前後で売っている刺身のパックをそのまま買ったりしていましたからね。

それ以外にも、総菜コーナーで、揚げ物やらサラダやらを買うことも多かったですね。

そうしたものは、ひと手間がかかっているために、その分の金額の上乗せがあり、高くなりますよね。

でも、そんなこと気にすることなく、目にするほしいものをポンポン買えたのは、当時は、母の遺族年金と母自身の年金の合計が16万円ほどあり、それで生活ができたからです。

何しろ年寄りの生活は、もう貯金などはしなくていいのですから、その16万円は使い切っていいわけですからね。

まあ、役所の単年度予算、みたいなものでしょうか。

で、スーパーマーケットでの買い物以外では、母は生協でものを頼むのを楽しみにしていました。

これも、おもに食料品が多いのですが、たまに日用雑貨品なども、頼んでいました。

こちらの出費も、月に2万円くらいはあったように記憶しています。

生協は、一つには、母のボケ防止というか、カタログで商品を選んでいるときは、それなりに頭を使ったりするのですよ。

ただ、ときどき、記入ミスがあり、生協の人と電話でやり取りしていましたね。こんなもの頼んでいないのに来たよ、みたいな。

そのうち、僕が、記入ミスがないかのチェックだけはするようになったのですが、欲しいものを買ってもらうことで、ストレスなく過ごせるようにはしていました。

やっぱりいくつになっても、買い物は、楽しいようでしたから。

で、その母も、2年前に亡くなってのちは、僕一人の生活なので、一気に緊縮財政になったわけですが、もともと、親の介護で、一緒に生活するようになる前は、倹しい生活をしていたわけで、それに戻っただけのこと。

つまり、人間は、収入に見合った生活をしていれば、困らないのだ、ということ。

僕が5月までアルバイトをしていた職場の同僚は、皆65歳以上で年金を2か月に1度40万円ほど貰っている人ばかりでしたが、それなりの暮らしをしていました。

まず、彼らの乗っている車が、値段を聞くと僕のスズキアルトの4倍から5倍の値段。

でも、車の使用目的は、それに乗ってどこかに行くこと。

その目的は、同じなわけです。

衣類もそうです。

衣類もピンキリですが、自分の生活に見合ったものを着ていればいいわけです。

つまり、正味使えるところの生活費に合わせて、自分の生活を変えていけばいいだけ。

そうすれば、全然困らない、わけです。

僕は、今は、食費は月に2万円ほどですが、栄養バランスも考えながら、自炊しています。

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そのため、8万円使っていたころと比べても、遜色のない生活をしています。

むしろ、材料を無駄なく使い切る暮らしで、エコにもいいと思っています。