4年前の今日、父が亡くなったので、今日は父の命日になります。

そしてその2年後の、5月11日に母が亡くなりました。

僕の実母は僕が10代の時に亡くなっていますが、2年前に亡くなった母のほうは、父の再婚相手です。

ありがたいことに相性が良く、共に温泉と旅行と食べることが好きだったので、仲良く暮らすことができました。

さて、2012年3月に、僕は幸福の科学を退会したので、今から8年と2か月も前のことになりますね。 

僕は、けじめをつけたい性格なので、きっちりとした退会届を出して退会したのですが、両親の場合は、そうしたものは出しませんでした。この辺のいきさつは割愛しますが、当時の支部長から、両親の会員としての登録だけは残しておいてくれ、と、懇願されたことも、その理由の一つです。


当時、理事長に、まだ二十代の大門未来という人が就任していたように記憶していますが、教祖の大川隆法氏から、凄い過去世を与えられていました。曹操、大久保利通、などの偉人にとどまらず、どこの星かよくわかりませんが、蟹座のミスターXとかいう、とにかく偉いらしい宇宙人の過去世まで与えられていました。

当時、僕は退会する前後だったので、3年間の検証を終えており、まだ若い女性を理事長にすることは年配の男性幹部職員からの反発も強いだろうから、大川氏は、そうした男共が怯むような過去世を与えたのかな、と、この点はむしろ好意的に見ていました。

まあ、組織運営上の方便と言いますか、大門未来さんが理事長として仕事がしやすいようにとの配慮なのではないか、と、思ったのですね。

そういう風に推測できたことは、すでに僕の洗脳はほぼ解けていたことを意味します。霊言や、主の発言を真に受けている信者であれば、そのようなことは思いません。

僕は、3年間の検証で、多少なりとも、大川隆法という人の傾向性はわかっていました。

つまり、こういうときにはこういう反応をする、というある種のパターンがあることも、見えていました。まあ、この話をしだすと長くなるので割愛しますが、僕が3年の検証期間にしたことの一つが、大川隆法という人の初期からの発言を、時系列に並べて眺める、ということでした。

これを詳しく話すと、膨大な量になるのでごく一部にとどめますが、たとえば、初期のころの書籍や講演会での発言では、自分を九次元霊の一人として位置づけ、その上に、聖アントニウスなる存在がいることを、真説八正道、という書籍の中で、述べています。

さらに言うと、当初は、高橋信次さんを高く評価していました。陸上のリレーにたとえて、天上界は、二人のアンカーを立て続けに地上に送ってきた、みたいなことを言っていました。

高橋信次(エルランティー)と、大川隆法(エルカンターレ)という二人のアンカーを立て続けに地上に送るという必勝態勢なので、今回の天上界の計画は失敗しようがないのだ、とも、力説していました。

つまり、当初は、高橋信次さんをリレーのアンカーにたとえるほど、高く評価していたのです。

やがてその評価は、方便の時代は終わった、と評して、変貌していきますが、その頃に、僕は入会したのだと、記憶しています。

僕は、そうか、今までは方便だったのか、確かに草創期にはそうしたこともあり得るし、それもまた致し方ないことだと、すんなりと納得していました。

なので、初版本の太陽の法の書き換えにも、当時は全く抵抗がありませんでした。方便の時代は終わった、のだから、今こそ、遠慮なく真実を書くべきだ、と、思っていたのです。

そして、その新たに書き改められた太陽の法で、妻のきょう子さんが、実は文殊菩薩で、当時から主を支えていたことが、明らかになりました。

一般的に、文殊菩薩は男性だと思われていますが、男装した女性だったのだ、ということも明らかにされ、事実、映画太陽の法、の中でもそのように描かれていました。霊鷲山で、その文殊が立ち上がり、語るシーンは、今思い出しても感動的です。

さて、この調子で書いていると膨大な長さになってしまうので、結論に行きます。

そのようにして、大川隆法という人の書籍だけでなく映画やテープ、CD、DVDなどを、3年間にわたって検証し、彼の直説金口に焦点を当てただけでも、数えきれないほどの矛盾があることがわかりました。

さらに、その霊言に至っては、矛盾のオンパレード状態。

ちょうど、全国各地に支部精舎が建立されていたころ、改めて書き替えられた霊言全集を、高級仕様にして、一冊5000円か、10000円か、どちらかの金額だったように思いますが、それの購入を支部で強く推進していた時期がありました。

当初の霊言においては、各霊人に好きなように語らせていたが、改めて主の観点から、それらを正すために刊行された、というような説明を支部長から受けたように思います。

当時は、それで納得していたのですが、そうした霊言全集は、改めて検証してみると、都合の悪い部分は削除され、整合性が取れるように書き直したものであることもわかりました。

そうした霊言も、霊言の時代は終わったとされて、されなくなっていたのですが、幸福実現党を立党した後あたりからか、また、頻繁に、霊言が出されるようになりましたね。

これは、一つには、レムリアルネッサンスという、幸福の科学の分派が、アマーリア、とかいう人だったでしょうか、霊言を始めて、それに対抗する意味も、あったのかもしれません。

そしてその後は、芸能人や各界の有名人の霊言まで出され、しかも、まだ生きている人の守護霊霊言も頻繁に出されるようになりましたね。

そして特筆すべきは、守護霊霊言を取られた人で、誰一人として、感動して会員になったという人がいない点です。

それどころか、手塚治虫さんの娘さんは憤慨しているし、池上彰さんなどの知識層も、冷笑している状況。

そして、月刊「WiLL」の花田紀凱編集長からは、やめなさい、と、戒められる始末。




花田さんなどは、まだ、好意的に見ていてくれる部分もあるのが、救いです。

ただ、僕は、こうした事例をここで取り上げること自体に、かなりの抵抗感があります。

それと言うのも、寄る辺なき子さんの長い信仰生活を想うと、こうした例を出されること自体に、あなたが嫌悪感を感じたり、傷ついたりする恐れがあるからです。

あるいは、侮辱を受けているように、感じる可能性もあるから、です。

なぜなら、つい最近まで信仰していた主を軽々しく扱っているように感じるかもしれないから、です。

まだ、完全には退会していないわけですから、揺れ戻しもあるでしょうし、デリケートに扱わねばならない問題だと、思うからです。

僕は、必ずしも、寄る辺なき子さんの退会を促しているわけではなくて、今、理性が苦しんでいるその状態から、目を背けずに、ありのままの大川隆法という人を、見て、そして感じて、自分で方向性を決めてほしいと、思っています。

なので、いたずらに摩擦を起こすのではなく、休眠会員という立場をとるのが、得策ではないでしょうか。


そして、親しい法友がいれば、その人には、主を批判するのではなく、自分の理性が苦しんでいることを正直に話すのも、一つの方法かもしれません。

僕には幸い、Aさんという、人格的にも優れた法友がいたのが、救いでしたが、おそらく、信仰歴の長い寄る辺なき子さんであれば、そうした法友もおられるかと、推測します。

まずは距離を置き、ゆっくりすることが、肝要かと、思います。

音楽も慰めになるかもしれないと思い、中島みゆきの、時代、を、アップしてみました。




苦しい時に、僕のブログに声を発してくれただけでも、凄いことだと、思います。

たとえ今日は果てしもなく冷たい雨が降っていても、という歌詞のような、心境かもしれませんが、止まない雨はありません。

必ず、やがては薄日が差し、より良き方向へと、導かれていきます。

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僕も、寄る辺なき子さんのおかげで、思いがけず、8年前の退会時のことを振り返ることができました。

もうずいぶん前のことのように思っていましたが、こうして思い返してみると、昨日のことのようにも感じます。